言い訳ってどんなときにしてしまうのでしょうか。また、言い訳する男性はどんな心理状態で使っているのでしょうか。また言い訳ばかりしてしまう方へ、言い訳ばかりの人生から抜け出す方法を知りたくないですか?「言い訳」についていろいろな側面から検証してみました。
言い訳はもうたくさん!
思わず大声で叫んでしまいました(笑)。
言い訳ばかりの煮え切らない態度に、イライラマックスな人はきっといます、ええ絶対に!
男性だけじゃなく女性にも多い話ですよ~。
目次
言い訳フレーズ集
私が実際にパートナーから言い訳されたときに考えたことを思い返してみました。言い訳フレーズ集です!
今忙しいから
何が忙しいのか具体的な部分はわかりません。どうやら仕事のことらしいのですが「今忙しいから」と言われてしまうと応じるほかありません。後から聞いてもわからない単語を並べて説明してくれるので、ぼんやりとしか理解できない…。
要は「仕事でミスってその修正に追われていた」ということのようですが「今忙しいから」と度々一言で片づけられると本当かなと疑ってしまったり。その時は本当に忙しかったのかもと思い直し、心の柔軟剤でイライラを柔らか~く…口には出さないでおきました。
その日はまだ予定がわからない
そうですね、未来のことなんて不確実過ぎてわからないです、誰だって。
そうじゃなくて、わからない未来を一緒につくりたいとは思わないのかい?って話です。急な要件が入ったらリスケすればいいのにと私は思ってしまいます。思い返してもショックです。
疲れてる
私もよ。(本当に疲れている方、トゲトゲしていてごめんなさい。)
俺の事信じられないの?
出た!信じられない私が悪いみたいな言い方。
普段から信頼するに足る言動があればこんな質問していませーん。
・・・(無言)
「黙って済むなら警察はいらないんだよ!」と言いたくなります。沈黙は変な方向にどんどん話が進んでしまうので、ほんとにやめてほしいー!
などなど・・・昔のことを思い出して書いてたらイライラも再燃してしまいましたが、私もいい大人になったので過去のことは「平成の名曲」といたしましょう。今になってパートナーの気持ち、初めてわかるんです痛いほど。(by Station 名曲です…)
その言い訳の真意は?
知っておくと便利な言い訳の本当の意味、隠された裏メッセージを調べてみました。
今忙しいから
本当に「今」忙しいなら、時間ができたときに連絡をくれるでしょう。そのまま1日2日放置状態だとしたら「今忙しい」の「今」は「今」だけを指していません。四六時中忙しいと言ってるんです。
現実的に考えて、本当に四六時中忙しいなんてことはありません。その間食事やら休憩やら、適度なフリータイムは少なからず存在しているはずです。万が一にもパートナーが社畜なら話は別ですが…。
要はパートナーは「今」忙しいを四六時中忙しいことにしておきたいってことでしょう。暗に「あなたのために割く時間はない」と言ってるのと同じなんです。
その日はまだ予定がわからない
これは非常にシンプルで、パートナーのことを最優先に考えていない証拠と言えるでしょう。別件で予定が入りそうな気配があるけど本当に入るかわからない、でもあなたのことを最優先に考えているなら「その次の週はどう?」と代替案を出してくれるはずです。
ただ、これが夫婦や同棲している2人なら解釈が変わってきます。代替案を出さなかったとしても、毎日顔を合わせていますし、臨機応変にも動けるので、あなたのことを最優先に考えていないわけではありません。
疲れてる
隙の無い言い訳ですね。ちょっと疲れたぐらいなら見た目でわからないし、その真意は返ってきたリアクションで判断するしかありません。
たとえば、疲れているパートナーをお世話してパートナーの疲労が回復したり、感謝されるなら問題なし。「疲れてる」は真実と判断できます。「本当に疲れているから一人にして」と返ってきたなら、電話なら声の感じ、直接会って話していれば表情など、どちらも嘘か真か雰囲気で察することができるでしょう。その反対に「いやいや大丈夫」と頑なに拒むような場合は、別のことをしたいだけの可能性があります。
俺の事信じられないの?
「信じられないあなたが悪い」張りの発言は、自己弁護によるものです。自分が悪いと認めたくないので、話の論点をすり替えて終わらせようとしている可能性が大。終わらせたいのは会話か、2人の関係か・・・。長い目で見て今後の付き合い方を考えた方がいいかもしれません。
・・・(無言)
言い訳教の総本山に奉納されている無言の言葉。これ以上の会話が続けられない決定打からは、怒らせたくない、認めたくない、責任取りたくない、面倒くさいことに顔をツッコみたくないといった、逃げの香りがプンプンします。それでも追求し続けると、その場からいなくなる可能性が非常に高い状態です。
同じこと、、やってました…(泣)。
本当にそのままでいいの?
どんな言い訳があるか、言い訳に隠された真意などを探ってきました。言い訳する側の気持ちや事情も察することはできますが、言い訳ばかりの人生でいいのでしょうか?言い訳ばかりの人生は本当に自分らしい人生と言えますか?
言い訳してしまう人生から抜け出して、もっと自由になりたい!!そう思われる方に向けて、以降に「言い訳人生の抜けだし方」をしたためました。
言い訳人生から抜け出したい方へ
言い訳するのは「怖いから」
誰だって怒られるのは怖いしイヤなので、怒られずに済む言い訳を瞬時に探してしまうものです。仕事だけではなくプライベートまでも責められるなんてうんざりしてしまうから、パートナーには適当な言い訳でやり過ごそうとしてしまうのです。
少し職場でのシチュエーションに置き換えて考察してみましょう。
寝坊して遅刻した
寝坊して遅刻したときの言い訳、何かうまい言い訳ないかなと検索すると「電車やバスが遅延だった」「急に体調が」「目覚まし時計が止まっていた」などなど…。
ですが、どうにも疲れが取れなくて寝過ごしてしまうのは社会人の誰もが通る道です。一緒に仕事をしている人なら「疲れてたもんな~」と思わず共感してしまうかもしれません。
そして、寝坊という「気が抜けている」と判断されてしまう行動は怒られて当然ですよね。怒られることを覚悟して上司に正直に報告すると「お、こいつは正直に話すやつだな」「嘘をつかないな」と上司の評価、信頼度が下がるより上がることの方が多いんですよ。大事なのは寝坊した後の仕事の取り組み方です。さすがに何度も寝坊が続くと信用を失いますけどね。
言い訳しないと怒られる!?
いくら頭で理解していても「怒られる=怖いこと」という図式は消えにくいものです。もし怒鳴られたら…と考えたら、怖いと思う気持ちが勝ってしまうかもしれません。また、物理的な怖さだけではなく、突然怒られたことでパニックになる場合もありますよね。そのせいでその場しのぎなことを言ってしまったり…。そんなことを考えてしまうと言い訳したくなる気持ち理解できなくもありません。
怒られる=存在否定 ではないことを知ろう
遅刻して怒られている部下、怒っている上司。第三者からすると「遅刻」した事実を怒られていると受け取れます。ところが、怒られている側は被害妄想に陥りやすくなっています。下記のような指摘も別の意味に受け取ってしまって…。
・気が緩んでるから寝坊するんだ!
・その気の緩みが仕事にも影響している!
上司としてはただ「気が緩んでいては仕事にも影響するぞ、気をつけなさい」と注意しているに過ぎません。これが「怒られている」という意識の強い人は「自分の生き方が怠惰だ」と否定されているような気持になります。「怒られる」「怒られている」事実が勝ってしまい、せっかく叱られながらもアドバイスをもらっているのに真意が汲み取れていません。第三者であればわかることも、怒られている最中では受け取れなかったりします。
怒られることがわかっている時は、まず自分の非をきちんと認めて、怒られる準備をしましょう!そして「寝坊で遅刻したことを怒られている」のであって性格を全否定しているわけではないことを念頭に置いてください。
つまり、怒られているのは行動であって人格ではないということです。性格を変えるのは難しいですが、行動であれば心がけ次第で変えられますよね。あくまでも怒られているのは「行動」の部分、この「行動」を何とかしようと思えれば、意識はかなり前向きになるのではないでしょうか。前向きな取り組みと行動で寝坊や遅刻を無くすことができるでしょう。
嫌な上司・嫌なヤツもいる
残念ながら中には尾ひれをひっつけて、全人格を否定するような言葉を投げつけてくる人がいるかもしれません。それはただの八つ当たりです。怒りたいから、怒鳴りたいから、あらゆる理由を粗探しして否定してきます。
相手が上司であったり、自身の立場上グッと我慢して言えないこともあるかもしれません。そんなときは積極的にストレスを発散してください。
おすすめのストレス発散方法はバッティングセンターやボウリング、パンチングマシーン。ベタと思われるかもしれませんが、球を打つ、ピンを倒す、ダイレクトにぶちかます!身体を使ってストレスを発散すると、溜まっていたお疲れ物質(ノルアドレナリンやコルチゾールなど)が身体から排出されてスッキリしますよ。
同僚と飲みながら愚痴るというのも手ではありますが、いつ何時その話題が上司に漏れないとも限りません。いらない災いを招いてしまうので、こんなストレスは1人で発散するに限ります。
言い訳人生から抜け出すと穏やかな世界が広がっている
大げさに思うかもしれませんが、怒られたくなくて言い訳をしているだけなら「怒られる」という怖さが薄れることで、こんなに状況が変化しますよ。
人格を否定されてはいないと理解できる
自分自身を否定されていないという感覚は、自己肯定感が低い人にとってはとても安心できるものです。ここにいてもいいんだ、私でもいいんだ、と前向きにとらえることができます。その感覚が安定感につながり「怒られる」と怯えながら仕事していた自分がいつのまにかリラックスしていることを感じられるかもしれません。
リラックスできると思考の幅が広がる
リラックスはとてもクリエイティブな思考ができる状態です。今までなら考えつかなかったことを思いついたり、聞き流してしまってた誰かのアドバイスを受け取りやすくなったり。そうなると仕事に良い影響が出るのは必至です。自然と怒られる回数が減っていきます。
仕事に余裕ができるとプライベートにも余裕ができる
忙しい忙しいと自分に呪文をかけて、プライベートにエネルギーを注ぐのをやめていた人も、仕事の余裕が出た分プライベートに意識を向けやすくなります。すると、大好きなパートナーを大切に扱うことができ、これならもうリア充まっしぐらですね!「言い訳ばっかり!」と怒っていたパートナーもあなたの変化に安心できて、お互いを思いやれるベストな2人になれるでしょう。
最後に
言い訳を使う理由はいくつかあって、ここに挙げたような悪いことばかりではありません。中には「余計な心配をさせたくない」という思やりからくるものもあるでしょう。ですが、パートナーが「言い訳」と感じる「言い訳」はその大半が自己防衛本能からくるものではないかと私は思います。
言うなれば「防衛本能」が働いている状態は、常に戦闘態勢にあるといっても過言ではありません。言い訳ばかりの日常は争いのさなかを生きているようなもの。たかが言い訳、されど言い訳なのです。
そんな争いの世界から抜け出して自分らしさを取り戻すためには、言い訳グセを直すというのはあなたの人生を充実したものに変える良い手段になるかもしれません。
やだね‼︎誰が改善するか‼︎