総合マーケティング支援を行なうネオマーケティングが実施した調査結果によると、女性陣から人気なのは性格が「優しい」、見た目だと「清潔感がある」男性。フリーターでもバリキャリでも、優しくて清潔感のある男性を女性は好きなんだなという結果がうかがえました。参照元:ネオマーケティング(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000124.000003149.html)
優しさや清潔感というものは、もはや好ましい男性のテンプレのようなもの。女性は優しくしてもらいたい生き物なのかもしれません。ここでは、女性がどんなときに男性から優しさを感じたのか、女性の意見から男性に求められる優しさの正体に迫っていきたいと思います。
目次
男性に感じる優しさとは
女性が男性に優しさを感じるときはどんなときか、カッブル・夫婦の女性の意見を集めてみました。
荷物を持ってくれる
「ドリンク類や特売品を買って重くなってしまったときに、レジを離れると率先して荷物を持ってくれます。私に軽いものだけ持てるように、2Lのお茶とか重たいものはぜんぶ持ってくれます」
「二人でショッピングに行って私の買い物だけしかないのに、さりげなく持ってくれます。手ぶらでお店を回れるのでありがたいんですが、自分のものしかないので悪い気も…次は持つね!」
私に都合を合わせてくれる
「『休日はどうするの?』と私のスケジュールを確認してくれます。私が会社のイベントや私用でいないなら、自分も外出しようって感じですね。私のスケジュールが空いてるなら、『どっか行こうか』と計画を立ててくれます」
「率先して予定を立ててくれるのでこっちから「次いつ会う?」「週末空いてるの?」と聞かなくても会えるのがうれしいです。彼も会いたいと思ってくれているんだと愛情を感じます。」
怒鳴ったりしない
「怒ってるときは多少声が大きくなるけど、基本的には声を荒げない人です。私がだらだらと過ごしていても『掃除くらいしろよ!』みたいな言い方はしないのでケンカになりません。」
「あきらかに私が悪いなと自分でも自覚のあるときでも、怒ったり怒鳴ったりしない彼なのですごいなと思います。逆に私はヒステリックになって彼にあたってしまうときがあるので、彼の優しさを見習って改心します…!」
悪いところは悪いと指摘してくれる
「『甘やかすとつけあがるから』なんて憎まれ口を言いながら、私がワガママを押し通そうとしたときに制止してくれます。『俺以外の人にもそんなこと言えるの?』と。そのままでは私がダメな人間になるって感じるようですよ。私とどう関われば良いのか、真剣に考えてくれているように感じます。」
私の話をちゃんと聞いてくれる
「普段の話は流されたりしますが、ここぞというときはしっかり聞いてくれます。悩み事や心配事、1人で抱えるにはちょっとしんどいときに、彼に話を聞いてもらえることが助けになっています。遅い時間まで聞いてくれることもあって、ほんと、優しくて頼りになります。」
「今までの彼は付き合いが長くなると愚痴を言うとあからさまに嫌な顔が返ってきて、そうした話題は話さないようにしていました。今の彼とももう2年ほど経ちますがお互い何でも話せて、ちゃんと聞いてくれるので相性いいんだなと感じます。」
親を大切にしている・してくれる
「彼が長男で下に弟と妹の5人家族なんですが、両親や弟、妹への接し方が優しくて見ていて安心します。もし結婚することになっても彼なら私の家族も大切にしてくれると思います。」
「結婚して気づいたんですが、わりと実家に顔を出して様子を見てくれていました。私は実家に寄り付かないタイプなので新鮮でした。父の日や母の日、誕生日といったイベントにも、プレゼントをもって実家に行ったり。私から言うわけでもなくやってくれるので本当に優しい人だなーって思います。」
私だけに優しい
「彼は女性には優しく接しているそうですが、私から見るとやっぱり私に特別優しいって思います。急な仕事で残業になったとき『これは俺がやるから』と言って、さっと書類を持って行ってくれて。ほかの人なら持っていくのは1件だけだけど、私のときは2~3件持って行くんです。早く終わった方が手伝って、残りを2人で片づけるってシチュエーションに、いつもキュンってしちゃいます。」
優しさと紙一重…!?
「彼のこんなところが優しい!」と教えてくれた女性の中にこんな意見もいただきました。優しさの種類にはいろいろありますが「真のやさしさ」とは言えないかも!?ご紹介します。
ウソに騙されてくれる
「浮気がバレそうになり「友達と一緒だった」って言うとあまりにも素直に信じてくれるので、罪悪感でいっぱいに…。結局浮気が原因で別れたけれど、浮気のことを正直伝えたら『そこで騙されてやるのが男』って言われました。彼の優しさだったのか、私のことを本当に好きだったのか、今でも正直わかりません。」
イベントを盛大に祝ってくれる
「誕生日はお店を貸切。リムジンで送迎と大きな花束は当たり前。正直こっぱずかしいと思うときもあるけど、私とのイベントを大切にしてくれて、今では素敵だなって思います。」
私を否定しないで受け入れてくれる
「どんなに怒って怒鳴っても、うんうんと聞いてくれて。仕事で疲れた~って言ったら『辞めてもいいよ~』と。そんなわけにはいかないじゃん!って思うから、また明日から頑張るんですけどね。そこで怒られたら『こんなに頑張ってるのに~!』って逆ギレしちゃいそうなので、私のコントロール法を熟知してるって感じです。」
それって優しさ?それとも…
受け取り方によっては優しさなのでしょうが、ウソに騙されたふりして付き合い続けるほど彼女が魅力的なのか、イベントは盛大に祝ってくれるけど普段はどうなんだろう?とか、相づちしか打たないで「辞めてもいい」って、彼女が頑張っていることをどう捉えているのか、優しさの捉え方は千差万別ですが、それは本当の優しさと呼べるのでしょうか?
うわべだけの優しさ
うわべだけの優しさと思われる事例をピックアップ。その人の心理状態を考察してみます。
嫌われたくないからNOとは言わない
相手を拒絶したらきっと嫌われるという大前提があるので、基本的に安請け合い傾向があります。残業や休日出勤を頼まれたら無理しちゃう、人の意見には反論しないのが基本スタイル。
NOと言えないってパターンは致命傷です。別の女性に言い寄られたら、断れずに流されてしまう可能性だってあります。そうなってしまったら、本当の意味であなたに優しいとは言えません。
優しさ以外のアピールポイントがないと思っている
自己肯定感が低いとか自信が持てない人は、誰でもできる技で自分らしさを作ります。優しさって便利なもので、受け身でいたらまず優しい人だなって認定されます。「自分の主張を押し出さずに、私の気持ちを大切にしてくれるんだな~」って感じですね。
あまりにも受け身過ぎたら「もしかして優柔不断?」って疑われ始めます。自己肯定感の高い人ならぐいぐい引っ張る優しさも表現できますが、自己肯定感が低い人は能動的に動けません。それは優しさというより防衛本能と言えるでしょう。
自分というものをもっていない
依存傾向の強い人は、たとえ自分の事でも責任がとれないため他人に決めてもらいたがります。
例えば旅行先を決めるとき。自分が選んだ旅行先で彼女が楽しめなかったら?と考えると、嫌な思いさせてしまったら嫌われる!と思って選択・決断できないんです。彼女からすると、次の旅行先は違うところにすればいいぐらいの感覚かもしれないですが。
そうやって彼から決断する機会を奪っていくと、より一層依存傾向が強くなります。もし結婚しようものなら、住宅ローンを組むのもあなたの役割になってしまいますよ!
優しくすれば女はオチると思っている
これは失礼な話です。優しくしたらほだされて、自分の都合よい状況に持ち込みやすくなるって算段ですね。
ただ、こんなズルい男が出てくるのもある意味仕方ないかもしれません。だって女性は優しい男性が好きだから。だから女性を利用したりだまそうとしたりする男性は、真っ先に優しい人を演じるんです。世の中が「キザな男が好き」となれば、女性をだましたい男は全員キザになるでしょう。女性の傾向を熟知しているから利用されてしまう、優しさにはなんの罪もないのに。って書きながら、女性も同じことしてるな~と。どっちにしろ、利用するために優しくするのはあかんのです。
うわべだけの優しさには騙されない!
優しさって、それが本当のものなのか、それともウソなのか判別しにくいものです。それならいっそのこと優しさにくっついてくる態度や彼の生き方で判断するしかありません!
ちゃんとNOと言える
ちゃんと相手のことを考えて、ときには厳しいことも言える人が伝えてくれる優しさは、きっと本物でしょう。そんな厳しい言葉すら優しさのひとつです。自分がどう思われようと、相手のためになるなら、という覚悟も感じられます。
いつも穏やかである
情緒が安定している男性は自分に自信があると言えます。多少のことでは揺らがない安定感に守られる優しさには、ホームベースのような安心感すら感じられます。
損得勘定で判断しない
困っている人を見捨てない、助けることに何のメリットもなくても動ける人は本当の意味で優しいです。「ここで優しくしてるのを見たら彼女が自分を見直してくれるぞ」なんてこと考えもしていません。おじいちゃんおばあちゃんに優しくするのは基本中の基本で「将来は自分達も助けてもらえるさ」とカッコいいこと言ったりします。
もったいないからと節約するのは遊びのお金くらいで、ここぞという時は大金も使えます。家族のトラブルを見て見ないふりをせず「家族なんだから」と関わっていく強さも持っています。
さりげない行動がすでに優しい
社交的かどうかにも関係するので一概には言えませんが、レディーファーストな対応は優しい男性の象徴だけど、なかには損得勘定で女性を立てる人もいます。そんなわかりやすいアクションを鵜呑みにするのは少し考えものです。
言葉ではうまく褒めることができないけど、そっと荷物を持ってくれる、歩くスピードを遅くしてくれる、目を見て話してくれるといったさり気ない気遣いがあるのなら、その人はあなたを騙そうとしているわけではないはずです。そんなパートナーからは、本当の優しさが感じられるでしょう。
さっそく観察してみると、いつも気にも留めていなかった男性が急浮上してくる可能性があります。人からの紹介や街コンといった場でも、真にイイ男か判断できるかもしれませんよ!