好きな人に思いを伝えたい…けれど、直接告白するのは恥ずかしい。そんな時「電話」は役立つアイテムですね。直接会って伝える恥ずかしさがなく、声のトーンでLINEよりは真剣みが伝わりやすいなど、メリットはさまざま。そんな電話での告白で成功率を上げるためには、どうしたらいいのでしょうか?それに電話での告白はアリなの?など疑問がわくことでしょう。ここでは、電話告白の成功率を上げるための下準備や、電話で告白するメリット・デメリットを紹介します。
目次
そもそも電話での告白はアリなの?
結論から言いますと、電話で告白するのと直接告白するのでは、後者の方が成功率は高いです。理由は「好き」と伝えてくれた人の表情・雰囲気を直接見られるから。恥ずかしそうにしながらも一生懸命に告白してくれる姿・いつも以上に真剣な表情、そんな頑張っている姿を見て「OKしようかな」と気持ちを動かされる人は多いとか。とはいえ、電話告白がダメかと言えば、そんなことはありません。直接だと緊張のせいで言いたいことの半分も言えない場合もあります。電話ならば、表情を介さない方法なので、リラックスして言いたいことも言えるでしょう。ただし、電話で告白するときは、事前準備が必要不可欠です。
電話での告白が向いている人
緊張すると顔が赤くなってしまう
緊張すると顔が真っ赤になってしまい、余計に恥ずかしくなって告白どころじゃなくなる可能性があります。男性にとっては、そんな姿も可愛らしく映るかもしれませんが、本人が大変だと思うなら、無理して直接告白する必要はないでしょう。電話での告白に切り替えて、少し落ち着いて想いを伝えるのがベストです。
電話をすること自体が好きな人
女性の中には、そもそも電話をすること自体が好き!なんて方もいるでしょう。その時は、電話が自分の得意分野なので、有効手段と言えます。電話で告白するときは、相手の都合に考慮して、シチュエーション・どんな風に告白するか作戦を立てていけば、成功率が上がるかもしれません。
成功率を上げるコツについて
話の切り出し方を考える
電話で告白するときは、どんなタイミングで告白を切り出すのかを事前に考えておきましょう。相手は、自分が告白されるなんて思ってもいないはず。話題によっては、告白の流れにもっていくのは大変になるかもしれません。事前にどういった話をするのか、それによって相手はどんなリアクションをするのか、シミュレーションしていきましょう。話題をすべてうまく運ぶのは難しくても、突拍子もない告白を防げます。
電話に出てすぐ告白するのはNG
早く自分の気持ちを伝えたい乙女心も理解できますが、いきなり告白を切り出すのはNGです。相手は、告白されることを想定していないので、電話に出た直後に告白されても思考が追い付かないでしょう。告白する方の緊張感は大きなものですが、告白される方だって同じくらい緊張します。相手の状況を汲んでから、告白するのがベストです。
雑談から始めて相手の雰囲気を探る
雑談から始める理由は2つあります。いきなり告白をしても相手を戸惑わせてしまうだけなので、雑談というクッションを挟む役割。もう一つは、相手の様子を探るためです。電話に出てくれたとはいえ必ず相手の状態が良好とはかぎりません。もしかしたら、疲れているのかもしれませんし、嫌なことがあって凹んでいる可能性もあります。ある程度、楽しい雑談で和やかな空気をつくってから「ちょっとお話があるんだ」と真剣な声色で、雰囲気づくりしていきましょう。
告白時は真面目な声のトーンを意識する
電話中は声のトーンで相手の雰囲気を察しています。そのため、明るすぎるトーンで告白すると、「ノリなのかな?」と受け取られる可能性があります。まずは、楽しい雑談から真面目な話に切り替えるときの声色を変えることは大切です。告白モードに切り替える前に「今から真面目なお話していい?」と伝えましょう。
声量・聞きやすさに注意する
電話で告白する際は、「聞きやすいスピードで」「声のボリュームも上げる」ことが肝になってきます。特に告白となると、緊張で話すスピードが早まり、相手が聞き取れないことも。直接会わずに告白できる電話での告白ですが、直接会わないからこそ、いつも以上に声のトーンや声量を意識する必要があります。
電話で告白するためにしておいた方がいいこと
デートは事前にしておく
デートや食事など、そういったコミュニケーションもないまま、告白の成功は難しいところ。相手と信頼関係を築くためにも、自分に脈があるのか確かめるためにも、最低でも2回くらいはデートしておくことをおすすめします。回数はあくまでも目安で、相手と一緒にいて親しくなれたなと実感できるぐらいが良いタイミングです。
相手に気があることをアピール
日ごろから、相手に「もしかして自分のこと好きなのかな?」と察せられるくらいには、好意的なアプローチは必要になります。全く気がない状態の相手から告白されるのと、気があるかもしれない相手からの告白なら、後者の方が検討してくれる可能性があるからです。LINEだったり、普段の交流だったり、相手が特別であることをさりげなくアピールしておきましょう。
電話で告白するメリットとは?
直接告白するよりリラックスできる
直接告白すると、恥ずかしすぎて目線をどこにやったらいいのか、どんな態度を取ればいいのかわからなくなりますよね。ほかにも「今日の髪型変じゃないかな」「この服で良かったかな」と気になることはたくさんです。その点、電話なら相手の目を見る必要も、周りの状況確認の必要も、自分の表情も気にならなくなります。いざ、相手を前にすると言葉が飛んでしまう人も、電話でなら緊張感をやわらげられるので、自分の思いをしっかり伝えられるはずです。
会話に集中してもらいやすい
電話で告白のメリットは緊張感をやわらげるだけではありません。声だけのコミュニケーションなので、相手もあなたの話にしっかり耳を傾けてくれるでしょう。また、緊張感は相手にも伝わるもの。これが直接だと、あなたの緊張感が相手にも伝わり、相手も必要以上に緊張してしまうかもしれません。そうなれば、相手も何を言ったら良いのかわからず、失敗に繋がる可能性があります。
相手も返答しやすい
直接会って告白されると、相手も一緒に緊張してしまい、うまく思考できない場合もあります。本当は考える時間が欲しいのに、その本音が伝えづらくなってしまうことも。電話であれば、相手も落ち着いて答えを考える準備ができるのです。それならば、勢いあまってOKしてしまって、後々こじれてしまうリスクも減るでしょう。
電話で告白するデメリットとは?
表情が見えないので、冗談と受け取られてしまう可能性がある
人が真剣さを知るときは、声や表情・しぐさを見るのですが、電話は声のみのコミュニケーションです。あなたが「好きだよ」と本気で伝えたとしても、相手からは表情が見えません。そのため「冗談で言っているのかも?」と「ああ、友達として好きってことかな?」など気づかれない場合もあります。普段話しているときよりも声のトーンを落としたり「真面目なお話してもいい?」などと、自分で雰囲気づくりを行うことが重要です。
沈黙が続いたときの間がツラく感じることも
電話での告白で気まずいのは、沈黙の時間です。黙っている間、相手がどんな表情をしているのか一切わかりません。相手は、ただ返答を考えているだけでも、告白した本人の中では「もしかして怒った?」「振るときの言葉を考えている?」など、ネガティブな結末ばかり考えてしまいます。かと言って、相手に返答を催促するのはNG。今度は相手が責められている気持ちになってしまい、ますます答えを出しにくくなってしまうのです。
顔が見えないのでどんな反応をしているのかわからない
電話では、声量や声のトーンで雰囲気を察するしかありません。告白という、普段とは違うシチュエーションなら、相手のリアクションは余計に気になるもの。相手に表情やしぐさを見られなくて済むというメリットはあるものの、今度は相手の表情や反応がわからず、モヤモヤも倍になってしまいます。
電話をかけるときに気をつけるべきポイント
なぜ電話で告白したのか理由を言おう
男性女性問わず「告白されるなら直接されたい」と思う人が多数です。全員がそうとはかぎりませんが、電話で告白した理由が欲しいもの。「直接言うのは、恥ずかしかったから…」「でも自分の言葉で伝えたかったんだ」と、理由も一緒につけましょう。もしかしたら、告白の切り出し方によって、成功率が上がる可能性があります。
相手に返事を急かさない
告白された後は思考がまとまらず、その場で回答するのが難しい場合もあります。そんな状況で「じゃあ明日で良いよ」「いつになったら返事くれるの?」と催促するのはNG。自分が時間をかけて告白の準備をしたように、相手にも返答の準備をさせましょう。とはいえ、そのままうやむやになっても困る場合は「次会ったときに教えて」「仕事がひと段落したら教えて」など、返答をもらいやすくするための期間を設けて伝えるのがベストです。
落ち着いた場所を選んで電話する
電話で告白するときに気をつけたいのは、電話をかけるときの周囲の環境です。あまりに周りがザワザワしていると、お互いの会話が聞こえづらくなります。しかも、電話で告白するときは周りに知られずこっそり行いたいものですよね。家だとリラックスできる反面、親兄弟と一緒の方は家族に聞かれる可能性があります。相手にこちらの声が聞こえる環境か、誰か聞いていないかとそわそわしない時間帯か、落ち着いて告白するために周囲の環境に気を配りましょう。
電話する前に相手の事情を確認する
たとえ電話に出てくれたとしても相手が必ず落ち着いた状況にあるとはかぎりません。移動中かもしれませんし、たまたま休憩中だったなど、告白を聞くどころではない場合もあります。そんな状況を回避するには、LINEや直接会ったときに電話をして問題ないか相談をしましょう。LINEで「今電話しても大丈夫?」と一言入れたり、事前に時間などの相談をしておけば、相手もその時間に合わせて予定を空けてくれるでしょう。
まとめ
直接の方がイイ、メールがイイなど色んな意見がありますが、あなたが言葉を尽くせる方法を選択するのが一番です。電話での告白だって立派な告白ですよ。直接会って告白するのが難しい方は、ぜひ電話での選択も視野に入れてみてください。メリット・デメリットをしっかり把握してから臨むことが「電話告白」成功への近道です!成功を祈っています!!
明日告白します!