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ドキドキしながら数えよう! 男性の好意がわかる「8.2秒の法則」
「8.2秒の法則」とは、男性が好意を示した女性に対して、目線を合わせている平均時間が8.2秒だったことから名付けられた法則だ。興味を持たなかった女性に対しては、目線を合わせている平均時間はおよそ半分の4.5秒だったという。
つまり、男性が8.2秒以上あなたを見つめたら、その人はあなたに好意を持っているということ。初対面で8.2秒以上見つめられたら、一目ぼれされている可能性大かもしれない。さらに、特定の格好やメイクの時だけ目線を合わせてくるといった場合は、男性はそのファッションやメイクがお気に入りだとも言える。しかし、目線が欲しいからといって奇抜な格好をして気を引こうとしては、本末転倒なので気をつけよう。
恋なんて簡単!?美味しい食事を素敵なお店で楽しむだけ!
恋愛とは心理戦のようなもの。そんな深層心理を探究した心理学の中でも、まさに恋愛に打ってつけといえるのが「ランチョン・テクニック」。このテクニック、恋愛だけでなく、ビジネスの現場、はては政治の世界でも多用されているのだとか。
みなさん、美味しい食事や素敵な雰囲気のお店で食事を楽しむと、幸せな気持ちになりませんか? 実はこの時、その幸せや満足感が、無意識のうちに一緒にいる相手への好感になってしまうのです。政治家がよく料亭などで会食をするのもその典型! 「気取ったデートなんて趣味じゃない」とか言ってはいけません。異性に人気の男女は、自然にランチョン・テクニックを利用していることが多いですよ!
相手に気持ちを伝える勇気がない?そんな時こそ「ウィンザー効果」の出番です
気になるあの人に好意を伝えたい! …けど、どうやったらうまく伝えられるの? そんな悩みを抱える恋愛オクテな人たちにこそ知って欲しいのが、好意を効果的に伝えるのに役立つ心理学「ウィンザー効果」。
小説「伯爵夫人はスパイ」の中で、ウィンザー伯爵夫人の「第三者の誉め言葉が、どんな時にも一番効果があるのよ」という言葉が由来となった「ウィンザー効果」。もちろん直接気持ちを伝えることも大切だけど、褒め言葉は、人伝で聞いた方が嬉しさが増すのだとか。これを使わない手はない! さっそく周りの友人から、自分が好感を持っていることをさりげなく伝えてもらおう。協力してくれた友人への感謝は“直接”伝えてね。
狙った相手を振り向かせる!禁断のテクニック「カリギュラ効果」
人は禁止されると、無性にその行為をしてみたくなるもの。これを心理学では「カリギュラ効果」と呼びます。1980年のアメリカ・イタリア合作の映画「カリギュラ」。ローマ帝国の皇帝カリグラをモデルにしたこの映画は、あまりにも過激すぎる内容のため、一部地域で公開禁止に。その結果かえって世間の話題を呼んだことにちなんでいるとか。
「不倫じゃないと燃えない」という困った心理も、まさに「カリギュラ効果」が働いているもの。また、よく聞く「結婚したらモテだした」というのも同じく「カリギュラ効果」。この効果を恋愛に応用して、「付き合うことはできないんだけど、好きかもしれない」と伝えたり、デートに誘われたら「その日は都合がつかない」と一度断り、相手の欲求が高まったところで誘いを受けるといいでしょう。もちろん失敗すると、ただの“かまってちゃん”になってしまうのでくれぐれも慎重に。
障害があるほど恋愛感情が盛り上がる!?「ロミオとジュリエット効果」
「ロミオとジュリエット効果」とは、アメリカの心理学者リチャード・ドリスコールが発表した心理現象。1600年前後に発表されたシェイクスピアの戯曲、「ロミオとジュリエット」になぞられて命名された。
ドリスコールは、恋愛中の男女140組の“熱愛度”と“障害度”の相関関係を調べたところ、障害度が上がるほど、熱愛度も上がることが確認されたという。つまり、付き合うことに周囲の人達が反対していると、逆にその障害を乗り越えようとする気持ちが盛り上がるということだ。これは遠距離恋愛なども同様。恋に障害のあるカップルは「ロミオとジュリエット効果」で乗り切ろう。ただし、障害を乗り越えると効果も切れてしまうので注意が必要。
相手に選ばせる恋愛テクニック「ダブルバインド」
「ダブルバインド」とは、アメリカの研究者グレゴリー・ベイトソンによって提唱された理論。相手に2つ以上の選択肢を送り、相手がそのどちらかに応答しなくてはならない状況を作り出すことを意味する。
例えば、「今度の休みどこか行かない?」と質問するよりも、「今週か来週の休み、どこか行こうよ」と2つの選択肢を与えると、相手は断りにくくなるということ。相手に選択肢を与えるため、強制されたという印象にならず、自ら選んだという感覚が強く残るみたい。
また「ダブルバインド」は、相手に要求を飲ませるだけではなく、会話がスピーディになる効果も。
「ダブル」という言葉があるが、選択肢は2つじゃなくても大丈夫。あまり多すぎない選択肢で質問しよう。
わざと断らせることでデートをゲット!?「ドア・イン・ザ・フェイス」
「ドア・イン・ザ・フェイス」とは、ビジネス上のテクニックとして有名なもの。今回はこれを恋愛テクニックに応用してみよう。
方法は簡単。最初は断られる前提で無謀なお願いをする。ここで断られてもショックを受けることはない。なんと、次にレベルを下げて要求すると、相手は思わず受け入れてしまうのだ。
例えば気になるあの人に、「来月の休み、旅行に行こうよ」と誘うと、もちろん相手は断るはず。そこが勝負のタイミング! すかさず「じゃあ映画観に行こうよ」と誘えばいいだけ。人は誘いを断るのに、多少なりとも罪悪感を感じるもの。一度断った後に、相手が譲歩した上でもう一度提案されると、「向こうも条件を下げてくれたし、応えないと」といった気持ちになるのだとか。もちろん、最初の誘いでOKをもらえるミラクルもあるかもしれないぞ。
あなたの運命の人(赤い糸)=似た者同士!?
あの人は高スペックすぎて、自分と釣り合わない…。身長が合わないから釣り合わない…。実はこれ、別名「釣り合い仮説」とも呼ばれる、アメリカの心理学者バーシャイドが提唱した心理学「マッチング仮説」なるものから生まれているって知ってました?
人は、自分よりも魅力的な相手には拒否されてしまうことを恐れるのが自然。そして、残念ながら自分よりも魅力的でない相手は拒否しやすいので、自然と似た者同士がカップルになるのだとか。
よく耳にする、美人が「私モテないから」と口にするのも、マッチングする相手が少なくなるのでよくあることなのかも。マッチングは外見だけでなく、趣味やユーモアなども含まれるので、外見以外でマッチングできるように意識してみましょう。
ただ、身長差の大きいカップルほど別れやすいという、残念な調査結果もあるみたい。
ピンクのハートが気になる相手を引き寄せる!恋のおまじない
「気になるあの人を振り向かせたい」「告白を成功させたい」という現在片思い中の皆さん、時にはおまじないの力を借りるのもアリかもしれません。簡単に出来る、相手を振り向かせるためのおまじないを教えちゃいます!
用意するのはピンクの折り紙とペンだけ。まず折り紙をハート型に切り抜き、裏に自分と、意中の相手の名前を書きます。それを毎日持ち歩くものの中に大事に入れておきましょう。そして出かける前やお休み前に「彼(彼女)に想いが届きますように」と願いを込めるのです。
想いを何かに込めると、心も頭もスッキリするもの。さらに毎日続けていると、ちょっとだけ自分に自信が持てるようになります。そんなあなたは、きっと前よりも少しだけ魅力的になっていることでしょう。
黄昏ながら告白すると成功率急上昇!?
夕方になると何だかぼーっとしてしまい、仕事でもミスを連発してしまう。これは人間の持つ活動能力が、夕方頃に低下してしまう時間帯のため。これを応用して、相手の気が緩んでいる夕方に商談をぶつけるビジネステクニックもあるぐらいです。
心理学ではこのことを「黄昏効果」と呼ぶとか。なんだか儚さが漂うネーミングですが、この効果、恋愛でも活用できるのです。「相手の本音が知りたい」「デートに誘いたい」そんな時は夕方に声をかけると、成功確率がグンと高まります。商談でも恋愛でも、黄昏効果を積極的に使っていきましょう。
ただし、これを夕方に職場から読んでいるというあなたは、活動能力低下で集中力が切れているようなので、上司から怒られないよう注意してくださいね。
恋だの愛だの言ってるけど、最終的にはアガペーでしょ!
本当のところ、恋と愛の違いって何なんでしょう? いざ口にしようと思うと、考えてしまうものですよね。ここでは男女間の恋愛感情である、恋と愛、そしてアガペーについて紹介していきましょう。
まずは、恋とはエロスです。性的欲求と自己愛たっぷりの「情熱的な恋愛」、それがエロス。恋の始まりは、エロスでいいんです。
次に愛とは、ラブのこと。男女の関係はエロスで始まり、その後信頼が深まり、情報や生活自体を共有することで、利他的な気持ちが高まりラブへと移行していきます。
そしてアガペー。自己愛や利他的な気持ちうんぬんなど超越した、自己犠牲に近い献身的な愛、それが博愛(アガペー)です。博愛の気持ちを持てるようになりたいものですな。
「愛してる」の変わりに、「アガペー!」とは言わないようにね。
如何でしたか。
これを読んで実践できればあなたも恋愛マスターになれるかも・・・!