まだまだ増える料理男子！女子にモテる料理男子の生態

ひと昔前に比べ、「料理が趣味です！」と公言する男子が増えてきました。共働きの家庭が当たり前になってきたこのご時世、料理は性別問わずに必須のスキルです。今回は気になる料理男子の生態や、モテる・モテない料理男子の決定的な違いをまとめてみました。

料理男子のタイプは、大きく分けて3種類

一言で料理男子といっても、そのタイプは一枚岩ではありません。ざっくり分けると、料理男子は次の3パターンに分けられます。

想像以上に料理にハマってしまったタイプ

料理は奥の深い世界。理想のおいしさを追求したり、思い通りの料理が作れたりすると、「もっと上手くなりたい！」「もっとこだわってみたい！」とハマってしまうものです。凝り性の男性ほどこの傾向が強く、どんどんのめりこむうちに気が付くと料理の腕が上がっていた…なんて人が多くみられます。

食材や料理道具に対するこだわりも強いのが特徴です。パスタもフェデリーニからリングィーネ、ペンネと数種類を取り揃えたり、厚切り肉を焼くならスキレットや溶岩プレートを購入し、刺し身を引くために柳刃包丁を手に入れる、包丁を研ぐために砥石も複数購入したり、低温調理器を導入してみたり、電気炊飯器で炊くより美味しいと聞くと土鍋でご飯を炊いてみたりと料理研究に余念がありません。

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健康重視の主婦タイプ

健康や節約のため自炊を始めて、料理の腕をコツコツ磨いてきたタイプがこちら。不況や厳しい情勢でも何とか賢く生き抜くタイプで、恋人としてはもちろん結婚相手としても頼れそうです。買い物、準備、後片付けも難なくこなし、当たり前のように汁物、小鉢と食卓に並べてきます。俗にいうお弁当男子と呼ばれるのがこのタイプですね。

料理はしたことないけど興味はある予備軍タイプ

「料理は出来ないけど、してみたいと思ってる」というタイプです。Youtube で料理動画や調理動画を見たことがきっかけ、自炊の必要性を感じたなどで興味こそあるものの、どんな料理から始めていいのかわからないという男性は意外に多いもの。やる気がある時にうまく育てることができれば、理想の料理男子になることができそうですが、料理の酸いも甘いも知る前に飽きてしまうかも。

料理男子人気、強し！アンケートからわかった結果

共働きの家庭が増え、女性が社会進出する機会も増えてきた昨今。それと比例するように、料理男子人気が高まりを見せています。

あるアンケートでは、「結婚するなら料理男子と料理できない男子、どちらがいいですか？」という調査を実施。その結果、60.4%の女性が「料理男子と結婚したい！」と回答していますよ。実際に回答した方の声は、以下のとおり。

料理ができるほうが安心だから

やはり、仕事で忙しい女性にとって料理ができる男性は魅力的なもよう。「私の帰りが遅くなっても、彼が料理できるなら安心」という声が多く聞かれました。

自分は料理が得意じゃないから

「自分がほとんど料理をしないので、代わりにやってほしい！」というちゃっかりした意見も見かけました。男性は仕事、女性は家事というロールモデルは今や過去のもの。各々が得意なことを活かして暮らすほうが、よほど衝突は少ないはずです。

一緒に料理したいから

「彼と一緒にキッチンへ立って料理をしたい！」という声もあがっていました。料理という共同作業を日常的に行なうことで、さらに絆が深まりそうですよね。得意料理を教え合ったり、二人で作った料理を一緒に食べたりして、料理男子だからこそ取れるコミュニケーションを楽しみたい人が多いようです。

いくら料理上手でもこれはナシ！モテない料理男子の傾向

美味しい料理を毎日作ってくれて、優しく料理を教えてくれて…という料理男子は、まさに理想！しかし、当然ながら全員が全員そんな料理男子なわけではありません。なかには、女性を疲弊させるような「地雷」料理男子も。そんな料理男子の傾向を把握して、くれぐれも引っかからないようにしましょう。

自分より料理の腕が下の女性を馬鹿にする

「女のくせに料理もできないの？」「料理しない○○さんにはわからないだろうけど～」というように、料理の腕をダシに女性へマウントをとってくるタイプの男性です。可愛い「いじり」ならまだ許せても、あまりに頻繁でネチっこいマウンティングだと本気で腹が立ってしまうもの。「なら全部あなたがやれば？」と興ざめする女性は多いはずです。

やたらと高い食材や道具にこだわる

食材や調理器具にこだわることは大切ですが、それが行き過ぎたり、使いこなせてない料理男子はNG。誕生日や記念日といった、ここぞというときに料理道具を使いこなして高級食材で手料理を振る舞ってこその料理男子です。

相手の料理にダメ出しする

相手が一生懸命作ってくれた料理に対して、「あれがダメ、これもダメ」とダメ出しする料理男子は、間違いなく地雷です。アドバイスのつもりで言っていても、「ならあなたが自分で作ればいいでしょ！」と女性に思わせるような言い方をするのはNGですよね。

やたらと知識をひけらかす

聞いてもいないのにやたらと料理に関する知識をひけらかしてきたり、「いかに自分が手間ひまをかけたか」を得意げに語ってきたりする料理男子です。知識があるのは素晴らしいことですが、大切なのは料理の味。「知識自慢はお呼びじゃない！」という女性が圧倒的多数のはずです。

作るだけ作って後片付けをしない

たしかに料理は上手。盛り付けも綺麗だし、味もGood。けれど、作ったのはオレだから後片付けはよろしく、とお皿も下げずに片付けを一切しない姿には幻滅しますよね。感謝の気持ちで片付けはするけれど、ちょっとは手伝ってくれてもいいのに…と不満が溜まってしまいます。それだったら作って貰いたくないな、一緒に食べたくないな、一人で食べたいな、と気持ちも離れていきます。

理想の料理男子をゲットせよ！

たこ焼きパーティーやバーベキューのように、食事と男女の出会いがセットになっているイベントもたくさんあります。「素敵な料理男子に出会いたい！」という方におすすめなのが料理コン。その名のとおり、男女グループで料理を楽しみながら交流するイベントです。レクチャー役の先生がいるので、料理スキルに自信がない…という人にもおすすめ。

何より、皆でワイワイしながらひとつの料理を作って食べるのは楽しい体験です。料理という共同作業をしていくうち、「この人、手際が良くて頼りになるな」「この人、不器用だけど一生懸命で素敵だな」と思ってもらえるチャンスもたくさんあります。

料理を作って美味しい食事を一緒にするだけで自然と距離が縮まって、料理男子と思わぬお付き合いに発展するかもしれませんよ。