新型コロナウイルス感染症対策として、毎日つけて外出するマスク。インフルエンザ予防や花粉症の方にとっても必需品です。シンプルなものからデザイン性の高いマスクまでさまざまなタイプが販売されていて、最近ではくり返し使える布製マスクでおしゃれを楽しむ人が増えてきました。
ここでは、お洒落マスクが相手に与える印象や柄マスク、布マスクの賢い選び方をまとめています。
楽しんだもの勝ち!自分に合ったお洒落マスクを見つけて、マスク生活をハッピーに過ごしましょう。
目次
マスクの色で相手への印象が変わる?
お洒落マスクを選ぶ上で重要なのがマスクの色です。話すときに最もよく見える顔周りは、身につけるマスクの色だけでも顔の印象を大きく左右します。お洒落マスク初心者は、まずはマスクの色使い意識してみてはいかがでしょうか。このとき、色が与える効果を知っておくと選びやすくなりますよ。
原色に近い濃い色か、パステルカラーかによっても印象は変化します。ビビッドなカラーなら、はつらつとした元気なイメージ、パステルカラーなどの淡い色は、やさしい印象を持たれるでしょう。色によって与えるイメージをまとめたので参考にしてみてください。
マスクの色が与えるイメージ
ピンク
女性的で柔らかいイメージを与えるピンク。パステルカラーのピンクなら、より柔らかい印象を与えます。肌の血色を良く見せてくれるコーラルピンクや桜色もおすすめ。やさしい雰囲気になりたい方におすすめです。
ブルー
さわやかで落ち着いた印象のあるブルーのマスク。コットンのマスクは清潔感のあるイメージを持たせてくれます。デニム生地ならカジュアルに、深みのある藍染めタイプは大人っぽく見えるでしょう。
選ぶ素材によってイメージを変えやすく、コーディネートと組み合わせてさまざまな雰囲気を演出できます。
イエロー
太陽や光といったパワーを感じられるイエローは、希望を感じさせる色です。にぎやかな雰囲気を連想させ、元気のある印象を与えます。顔周りを明るく見せたい方におすすめです。
イエローは肌にもなじみやすく、血色も良く見せてくれます。レモンやひまわりなどの柄ものでイエローを取り入れると、はつらつとしたイメージに見えるでしょう。
ブラック
落ち着きがあり、高級感や力強い印象を与えるブラック。スタイリッシュでかっちりとしたイメージになります。肌色を選ばないため人気のブラックですが、女性らしさよりも男性らしいイメージを与えてしまうため、着こなすには少し難しいと感じるかもしれません。
真っ黒なマスクだと主張が強くなり過ぎてしまうので、ギンガムチェックやドットなど、柄ものでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
肌なじみの良い色を選ぼう
まずはパーソナルカラーをチェック
自分の肌の色「パーソナルカラー」を知っておくと、より肌なじみの良い色のマスクを見つけやすくなります。パーソナルカラーとは、その人の生まれ持った髪や瞳、肌と雰囲気が調和する色のこと。
一般的に、肌が黄みよりの「イエローベース」、青みよりの「ブルーベース」のどちらかに分類されます。自分にぴったりのお洒落マスクを見つけるために、パーソナルカラーに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。簡単な診断で分かるので、ぜひチェックしてみてください。
血管の色は?
腕の裏側の、皮ふがうすく血管が透けているところを見てください。血管が緑みがかって見える人はイエローベース、青みがかって見える人はブルーベースです。
白目の色は?
鏡で白目の部分の色をチェックしてみましょう。白目がややアイボリーっぽく見える方はイエローベース、水色っぽく見える方はブルーベースです。
アクセサリーやメイクの色は?
ゴールド系のアクセサリーやアイシャドウが肌になじむと感じる方はイエローベース、シルバー系のアクセサリーやアイシャドウがしっくりくるならブルーベースです。
イエローベースの人が似あう色
イエローベースの方は、あたたかみを感じる印象の色がおすすめ。オレンジやブラウン、ベージュなどすべての色にイエローを少し含んだ色が似あいます。ピンクならコーラル系を選ぶと良いでしょう。
ブルーならターコイズっぽい色を選ぶと華やかに。グリーンも青みがかった色ではなく、黄みよりの色を選びましょう。
ブルーベースの人が似あう色
さわやかで涼しいブルーや少しグレイッシュな雰囲気のカラー、淡いソフトな色合いが似合います。寒色系のパキっとした色もおすすめ。
ピンクなら、青みがかった色であれば幅広くOKです。ヴィヴィッドカラーから桜色のような落ち着いた色まで、青みピンクが似あうでしょう。うすいグレーなどの落ち着いた色合いのマスクもおすすめです。
柄マスクでイメージを憶えてもらおう
花柄や和柄モチーフ、ポップなイラスト入りなど、柄マスクも顔周りの印象を明るくみせてくれます。また、印象に残る柄マスクをつけていると、初対面の方にも柄のイメージで憶えてもらいやすくなる効果も。
ただし、ビジネスシーンではあまり個性的過ぎる柄や派手な柄はおすすめできません。TPOに合わせて使いこなしましょう。淡い色使いのチェックやストライプ、ドットといった定番の模様を選ぶとビジネスシーンでも悪目立ちせず、清潔感のある印象になります。
お洒落マスクの選び方
柄ものを洋服に合わせるのが苦手な方は、マスクの生地を変えてみるだけでも着こなし上手に見えます。自分に合う色が決まったら、マスクの生地や素材にも注目しましょう。
素材選びが大切
市販の使い捨てマスクは不織布を使ったものが一般的ですが、お洒落マスクにはさまざまな素材が使われています。ひと口に「布製」といっても、選ぶ素材によって与えるイメージが左右されるため、洋服を選ぶように布マスクも素材や生地で選ぶのがおすすめです。
お洒落な素材をコーディネートに合わせて、印象をさらにアップさせましょう。
リネン
さらっとしたリネン素材なら、周りに涼しい印象を与えます。蒸れにくいので夏の暑い日にもおすすめです。質感も落ち着いていて、ナチュラル可愛いイメージに。TPOを選ばず使えるのも魅力です。
レース
小池都知事の手作りマスクから「可愛い!」と人気になったのがレースを使ったマスク。コットンレースは清潔で女性らしい印象を与えます。生成りやリネン素材を使った淡いカラーリングのレースを選ぶと、顔周りをやさしいイメージにしてくれるでしょう。ワンポイントでレースがあしらわれたマスクも、女性らしい雰囲気になります。
デニム
デニム素材のマスクはカジュアルな雰囲気を楽しみたい方におすすめです。デニムに合わせやすいのはもちろん、洗いやすく色落ちも楽しめると人気。定番のインディゴカラーだけでなく、さまざまなカラーリングのデニムマスクが販売されています。
コットン
定番のコットンマスクも、ワッフル素材やコットンリブなど、生地の質感のちがいでグンとこなれた印象になります。落ち着きある大人の雰囲気で、おしゃれ上級者に見えるでしょう。どんな洋服やアイテムにも合わせやすく、肌ざわりも良いのでヘビロテしやすいと人気です。
お手入れしやすいマスクを
布製マスクは自分で洗えるのが魅力ですが、洗濯機にそのまま投入できるタイプと、丁寧に手洗いしなくてはならないものがあります。その日の洗濯物と一緒に洗濯機でまとめて洗える、お手入れしやすいマスクのほうがおすすめです。
購入前には洗濯できる回数もしっかりチェック。何度洗っても型くずれしにくい、長持ちするものを選びましょう。
顔にフィットしているか
マスクがしっかりと顔にフィットして、飛沫防止の機能を果たしているかもチェックしましょう。大き過ぎるマスクを選んでしまうと、隙間からウイルスや花粉が入り込んでしまいます。
逆に小さ過ぎると息苦しく感じてしまい、長時間のマスク着用が苦痛に感じることも。顔の大きさに合わせて紐の調節ができるマスクや、アジャスター機能がついているマスクがおすすめです。
お洒落マスクでおしゃれ上手に
柄だけでなく、マスクの色や素材にこだわるだけでも顔の印象を変えてくれるお洒落マスク。顔周りを明るく華やかにするだけで、マスクをしていても自然と笑顔になれそうです。
おしゃれ上手に見えるファッションアイテムとしても一役買ってくれると考えると、マスク選びが楽しくなりそうですね!
お洒落マスクで、毎日を明るい気持ちで過ごせますように。