結婚式は人生の大イベントのひとつ。新郎新婦はもちろん、親族やゲストの皆が心から楽しめる式にしたいですよね。人生最大のイベントと言える結婚式を成功させるための準備はハードスケジュールになってしまうことも。
結婚式が1日1日と近づくのが嬉しい反面、準備とプレッシャーに追われるために、「とにかくしんどい…」と電池切れになってしまう人もいます。
結婚式を控えてしんどくなってしまった方の声や、そのつらさを和らげるポイントをまとめてみました。
目次
意外と多い「結婚式の準備がしんどい」と感じる人たち
キラキラと華やかな反面、多くのお金や時間も必要な結婚式。会場を押さえることから始まり、日程決めから料理、招待状の準備、席の調整、衣装合わせなどなど、とにかくやることはたくさんあります。
「皆この準備を乗り越えてきたのに、つらいなんて思う私はダメな人なの……!?」と落ち込む必要はありません。結婚式の準備で疲れてしまう人は、けして少なくないのです。
滞りなく準備は進んでいるのに……
「挙式目前なのに、ここにきて全部面倒になってしまった」という体験談がありました。これは、挙式まで1ヶ月を切ったある花嫁さんの声です。
準備自体は問題なく進んでいて、パートナーもやるべきことはきちんとしてくれているそう。何より自分がやりたくてやっているので、後悔はしていないと語っています。にもかかわらず、電池切れになったように、すべてのことが面倒だと感じるようになったそう。慣れないことの積み重ねに追われていると、突然こうなってしまうのも無理はありません。
ついイライラして、新郎に当たってしまう
「ただでさえ仕事も忙しいのに、休日は結婚式の準備に追われてゆっくり休めない…」そんな声もいくつかあがっていました。
「自分だけでなく彼も普段の仕事で忙しそうで、もう少し手伝ってほしいとは言いづらい」とも。
優しくていい彼なのに、全て自分が決めなければいけないこの状況に、ついついイラついて当たってしまうと語っていました。仕事やほかの用事もあって忙しいのは分かりますが、タスクの偏りがあまりにも酷いとこの花嫁さんのようにイライラを募らせてしまう可能性大です。
他の不安が重なってしまって……
結婚は、場合によっては引っ越しや転職が必要になることもあります。くわえて、一緒にいる時間が長くなるにつれパートナーとの価値観の違いが見えてきます。これらの要因がプラスな方向へ働けばいいのですが、マイナスなほうに働くと大きなストレスになります。
そのストレスが原因で、結婚式の準備にもなかなか身が入らなかった、という花嫁さんの声を見かけました。
「しんどい」を解消するポイント
せっかくの結婚式、準備の段階から楽しみたいですよね。結婚式前の「しんどい…」を解消する処方箋を、以下で紹介します。
既婚者に話を聞いてもらう
既婚者の友人や知人に、不安なことやつらいことを話してみましょう。とくに、挙式したばかりの新米花嫁さんだとよりGood。「自分はこうしてつらさを紛らわせた」「こう考えて乗り切った」という、生きたアドバイスをもらえますよ。
何より、つらさを誰かに話すだけで気が楽になりますよね。
外注を上手に活用する
ペーパーアイテムやウェルカムボード、フォトムービーなど、結婚式を盛り上げるアイテムはたくさん。手先が器用でモノづくりが得意な花嫁さんは、ついつい「私が手作りする!」とアイテムの作成を一人で抱え込みがちです。しかし、全てを手作りするとなるとかなりのハードスケジュールになってしまいますよね。
キャパオーバーになる前に、費用がかかっても外注を上手に活用しましょう。お金を払ったプロの仕事は、結婚式のクオリティを上げるのに一役買ってくれるのは間違いなしです。
どうしても手作りしてゲストを迎えたい!という場合は、これというアイテムを決めるのがおすすめ。こだわりのアイテムは、限られた数だからこそ特別感が増すのです。
他人とは比較しない
結婚式は他人と比べるものではありません。しかし、SNSでキラキラしたプレ花嫁さんや豪華な結婚式の様子を見てついつい自分と比較してしまう…なんてことは誰にでもあります。
出来るだけSNSを見ず、「自分は自分、よそはよそ」という気持ちを強く持ちましょう。何より、SNSでアップされているようなキラキラ結婚式はごく一部の人がやっていたり、宣伝のためにキラキラが誇張されていたりするようなもの多くあります。
「皆がやってるから私もやらなきゃ!」という強迫観念にかられて、キャパシティを超えて無理する必要はありません。
新郎を味方につける
結婚式の準備では、何かと義両親とやり取りする機会があります。協力的な義両親ならいいのですが、そんな義両親ばかりではないのもまた現実。
結婚式の内容に何かと口出ししてきたり、こちらのやることなすことにダメ出ししてくるようであれば、結婚式の準備がストレスになります。
そんなときのためにも、新郎とは結婚式についての意見を合わせておくことが重要です。結婚式を独りよがりにしないためにも、新郎をしっかり味方につけておきましょう。
男性は察することが苦手な生き物。なるべくはっきりと、「義両親のこういうところがちょっと苦手」「できれば私たちの意思を尊重するよう言ってほしい」と伝えましょう。
「しんどい」を乗り越えて「やっぱり楽しい!」に
結婚式は、華やかで豪華であるほど準備期間は長く時間がかかるもの。「最初は楽しかったのに、どんどんしんどくなってきた…」なんてことは当然あります。
しかし、そのしんどい気持ちも結婚式当日にきっと報われるはず。
しんどいと感じた準備期間を忘れるくらいの、最高の結婚式があなたを待っています! 彼氏と協力して乗り切りましょう。