時代は変わっても…「次男」は狙い目物件？

「長男との婚活は避けたほうがいい」という価値観は、まだまだ根強く残っているもの。それに比べると、次男は婚活市場で何かと「お買い得」と言われます。そんな次男を狙って婚活するメリット・デメリットをまとめてみました。

やはり狙い目？婚活で次男を狙うメリット

「結婚するなら次男！」という価値観は、まだまだ健在ですよね。では、具体的にどんなメリットがあるのでしょうか。以下で、次男と結婚するメリットをいくつかご紹介します。

プレッシャーが少ない

都会はともかく、地方だと「長男の嫁」に対する期待がまだまだ大きいもの。盆や正月の度に義実家へ帰省してせわしなく働いたり、親戚づきあいでも上手く立ち回ることを求められたり…。要求されるものが多い長男の嫁に比べて、次男の嫁は気楽だといえます。

介護の負担が比較的少ない

義両親と同居したり介護をしたりする役目は、長男とそのお嫁さんが担っていることが多いですよね。その点、次男夫婦が介護や同居するケースは少なめ。もちろん、出来ることはしてあげるに越したことはありませんが、プレッシャーが比較的少ないのはありがたいことです。

将来の選択肢が多い

家督を継いだり、地元に残って義両親の面倒を見たりする長男。何かと将来の選択肢が狭められがちな長男に比べて、次男であれば比較的自由に将来が選択できます。

さらに下の兄弟がいた場合、面倒見がいい

彼に弟や妹がいた場合、下の兄弟の面倒を子供のころから見ていたはず。その結果、次男特有の自由奔放さだけでなく面倒見の良さを兼ね備えた男性になるのです。結婚後も家事や育児を他人事と捉えないので、頼もしいパートナーになってくれるはずですよ。

逆に、次男と結婚するデメリットって？

将来の選択肢が比較的多い、介護や同居のリスクが低いなどのメリットがある次男。しかし、当然ながら次男との結婚はいいことばかりではありません。

家やお墓などを購入する必要がある

長男が義理の両親と同居している場合、義両親の持ち家はそのまま長男が相続するでしょう。新居を建てる場合でも、親世代の土地を譲り受けたり援助を受けたりするケースもあります。両親からの相続や援助が手厚くなりがちな長男と比べると、次男はやはり厳しい状況に多々されがち。家だけでなくお墓も、自身の財力で建てることになります。

財産分与が少なくなる

財産分与の場面では、やはり次男より長男のほうが有利です。ケースバイケースなので一概にはいえませんが、義両親の財産の大部分は長男夫婦へ渡ることになるでしょう。長男夫婦が義両親と同居していたり、熱心に面倒を見ていた場合はなおさらです。

介護の心配が必ずなくなるとは限らない

そもそも、次男だからといって100%義両親との同居や介護の役目が免除されるわけではありません。長男夫婦と義両親の折り合いが良くなければ、当然その分の埋め合わせは次男夫婦が担うことになります。これもケースバイケースですが、「次男の嫁＝何もしがらみがない！」と捉えてしまのは早計です。

次男を狙う婚活で大切にしたいこと

個人差があるものの、次男の男性にはいくつかの共通する特徴があります。婚活や恋活で次男を狙うなら、以下のポイントを意識するのがおすすめですよ。

包容力のある女性になるべし

次男は自立心が強く、のびのびと育った男性が多いもの。細かいルールや几帳面すぎる決まり事に従うのは苦手です。そんな次男に好かれるのは、包容力があっておおらかな女性。ちょっと放任主義な女性であったほうが、「この人といると居心地いいな」と思ってもらえるかもしれませんよ。

チャレンジ精神のある女性になるべし

家のことに縛られがちな長男と違い、背負うものがあまりない次男。そんな次男はチャレンジ精神旺盛な人が多く、ルールに従順で保守的な女性にはあまり魅力を感じません。彼が新しいことを始めようとしていたら、できるだけ否定せずそっと見守ってあげましょう。できれば、「面白そうだね！」「私も一緒にやっていいかな？」と一緒に楽しむ姿勢を見せるとなおGoodです。

素直に甘えられる女性になるべし

お兄さんが優秀で、家族や友人から頼られる存在だった…という場合、次男は負けず嫌いな性格になりがち。「人から頼りにされたい！」という競争心を抱いているケースも少なくありません。そんな次男の男性には、甘え上手・頼り上手な一面をアピールしましょう。彼の頼られたい欲求が満たされて、好感度が上がること間違いなしです。