意中の相手を虜にする恋の駆け引きテクニック

よく聞く「押してダメなら引いてみろ」は有効?

恋愛において、ずっと自分にアプローチしてくる異性がいたら、だんだんと「好かれているから大丈夫」と安心する気持ちが出てきてしまい、恋愛のドキドキ感が薄れてしまうことがあります。

そんなときに有効なのが「引く」という行為。不安要素が混ざり合うことで、恋が盛り上がります。ただし、押してダメなら引くの駆け引きが有効なのは相手に恋愛感情が芽生えている場合のみ。

興味がない相手にされても鬱陶しいだけです。積極的なアプローチがあり、相手も少し気になっている段階だからこそ効くテクニックであることを心得ておきましょう。

実践!シーン別にしかける駆け引き

「押してダメなら引いてみろ」は少し抽象的でわかりにくい部分がありますよね?それゆえに失敗して逆に嫌われてしまうケースもあります。

ここでは今すぐ使える、やりとりでの意識するポイントを紹介。少し意識するだけで関係が進展するかもしれないテクニックをまとめました。

ただし覚えておいて欲しいのが、素直で等身大の自分が一番魅力的だということ。どうしても意中の相手が振り向いてくれないときや進展が見込めないときに活用してみてください。

メッセージ編

相手の暇な時間を把握

駆け引きの準備として、相手がメッセージを返信しやすい時間帯を把握しておくのが重要になります。

メッセージを受け取ったときの印象は受け取ったときの状況によって大きく変わるためです。好意のある相手からであっても、忙しいときには返信できないのでストレスを感じてしまいますよね。

時間帯がわかったら、初めのうちは相手が返信しやすい時間帯を狙ってどんどんメッセージを送っていきましょう。1~2週間送り続けて、1日だけわざと送らない日をつくります。きっと、いつもくるのにどうしたんだろう?と相手の気を引けるはずです。

文面の長さを合わせる

人は話のテンポが合う人に好印象を受ける傾向があります。メッセージの中でテンポ感を合わせるために有効なのが、文面の長さを合わせること。

短文でポンポンと返ってくる人には、同じようにポンポンと。少し長めに返してくれる人なら、自分も長めに。その方が親近感を覚えてくれます。

毎回合わせるのではなく、真剣な話をするときは長めに、ちょっとした不満や日々の出来事などは短文で返すなど、自分の気持ちに合わせて表現するのもおすすめです。

返信しない期間をつくる

駆け引きの「引き」にあたる部分です。ただし、まずは時間があるときには目一杯メッセージを送って好意を見せるのが重要。

その後、ちょっと忙しくなったタイミングで返信をお休みしてみましょう。いつもあったメッセージのやりとりがないことで、相手が寂しさを感じたら成功です。

わざと返信しないでいると、逆に悪印象を与えてしまう可能性もあるため加減が重要です。本当に忙しいときにやってみるくらいをおすすめします。

たまに長文を送る

いつもちょっとしたやりとりを送り合うことが多い場合、たまに長文のメッセージを送ってみましょう。毎回長文だと相手も負担に感じてしまいますが、たまに送ることで相手の印象に深く残ります。

相手の悩みに応えたり、自分の思いを伝えたり、そんなときは丁寧に長くまとめることで相手に真剣な心が伝わります。

たまに写真を送る

駆け引きの押しの要素として、写真を送るのが有効です。男性は目で恋をすると言われているほど、視覚からの情報を重視する傾向があります。

他の人には見せていない、彼のために特別に撮った写真を送ることで、特別感が増し、彼とより親密になれるチャンスをつくれますよ。

友達とどこかに出かけたときの写真や、美味しかったご飯の食べ物を送ってみましょう。

対面編

LINEとのギャップ

対面で相手の気を引くなら、いつものLINEなどでのやりとりと差をつけるのが大切。そのためにちょっとした事前準備も必要です。

メッセージのやりとりはできるだけシンプルにして、会ったときに好意を大きく表現するとギャップを見せられます。メッセージが簡素なことで、相手は「会って話したい」という気持ちが高まるはずです。

相手の目を見つめてから反らす

異性から見つめられたら誰だってドキッとする気持ちがあるはずです。じーっと見つめた後、相手が気づいたと思ったらふと視線をそらしてみましょう。今の視線はなんだったのだろうと興味を引けるはずですよ。

15cmまで接近してみる

男性は接触を好み、視覚情報を重視する傾向にあります。パーソナルスペースに入っての接近は、まさにそんな男性の本能をくすぐる行為。会話の流れでスマホの写真を見せ合ったりする際に、さりげなく近づいてみましょう。

ライバルの存在をチラつかせる

駆け引きの王道、ライバルの存在を意識させることで、嫉妬心をかきたて相手の興味をひく作戦です。ひとつ大切なことは、相手に最も好意を抱いていることを伝えておくこと。

自分に可能性がないと思うと諦めてしまう男性は多いので、ライバルはいるけどあなたといるときが一番落ち着く、楽しい、など好意をしっかり伝えるのを忘れずにしましょう。

ミステリアスな部分を持っておく

話していない部分を持っておくと、女性としての魅力が高まります。わかりやすく何もかも知り尽くしている状態だと、それ以上の興味がわかなくなってしまうためです。

裏表なく接するけど恋愛経験は語らない、趣味についてはよく話すけど私生活は秘めておく、など謎めいた部分を残しておくことで彼の気を引けます。

差がつく!心理学的な駆け引きテクニック

知っていると少し差をつけられるかもしれない、心理学にまつわる恋愛テクニックを紹介します。

ダブルバインド

相手に2つの選択肢を与え、自分の望むほうへと導いていくテクニックをダブルバインドと言います。

例えばデートに誘いたいとき、デートに行きませんか?と誘うのではなく、「イタリアンと和食ならどちらが好きですか?」「おすすめのお店を知っているんですが、今週の金曜日と土曜日ならどちらが都合が良いですか?」など、二つの選択肢を提示します。

最大のポイントは行かないという選択肢を用意しないこと。こうすることで、デートに来てくれる確率がグッと上がります。

イエスセット話法

小さなイエスを何度も得ることで、やがて大きなイエスへとつなげていく方法です。人間の、イエスと答えた後はイエスと答えやすくなってしまう特性を利用します。

3回~5回で最終的に頼みたいことを伝えるのがベスト。天気が良いですね、や、○○って美味しいですよね、など、最初の質問はあまり深く考えずイエスを得ることを第一に考えて質問をしていきます。

ミラーリング

人は共通点のある人に惹かれる傾向があります。思いが通じている人同士だと、無意識のうちに似たような行動をとっていることもあるほど。

呼吸や話のスピード、食べるときなどのちょっとしたしぐさなど相手の行動を真似してみてください。相手の気持ちに変化があらわれるはずです。

自分本位になるのはNG
あくまで彼の気を引くための最終兵器

多くの人は、駆け引きされていい気分はしません。自分の立場で考えてみたら、わざとメッセージの返信を遅らせて反応を楽しまれたら嫌ですよね。誰だって同じです。

ですので、駆け引きは最終兵器。どうしても相手の態度がどこかそっけない、自分にもっと興味を抱いて欲しい、他のライバルにどうにかして差をつけたい、そんなときに発動します。

決して、楽しむために駆け引きをしないでください。自分本位な駆け引きは、せっかく自分に好意を抱いてくれた人の気持ちを傷つけてしまう可能性があります。

ストレートにアプローチを続けて、少し疲れたなというタイミングで引いてみるぐらいが調度良いはずですよ。

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