本当の愛って何?見返りを求めない恋愛とは

こんなに尽くしてるのに、彼は私を大切にしてくれない、愛されてる気がしないと感じる女性。もしかすると見返りを求めているからかもしれません。

コミュニケーションは一方通行では成り立ちません。恋愛も片方だけが愛情を注ぎ続けるのは不自然な話。満たされない感覚が募ると、見返りとして何かを求めたくなるのは自然なことですが、そんなつながり方はイヤです。

ここでは、見返りを求めてしまう恋愛について知ることで、あなたらしい恋愛のプラスαになるような情報を調査しました。

恋愛でつい求めてしまう見返りとは

いつだって会いたい

「デートの回数や時間がだんだんと減ってきた。私に費やす時間を大切にしてほしい!」と考えてしまうシチュエーション、とっても寂しいことですね。でも、会える頻度って状況によって変わってきます。学生時代なら毎日会って当たり前でしょうが、社会人ではそうもいきません。会う回数で愛情を図るのは見返りを求めている状態。「会えない時間が愛を育てる」という名セリフもありますよ。

「自分からばかり誘ってる。彼からも誘って欲しい」と思うのは、愛が一方通行になっている可能性があります。回数は少なくても、時間が短くても会えるだけでいいと思うなら、それは見返りではなく愛を求めているのかも。少し立ち止まって2人の関係を見直すチャンスかもしれません。

プレゼントの質やランクが大切

「プレゼントのお返しがない」「あげたものよりランクが下回った感じのものだった」とぼやく声が時々聞こえてきますが、これこそ見返りを求めている状態。

金額で愛情を判断するのは愛着障害の典型的なパターンです。愛着障害を抱える人は自己肯定感や重要感が低いので、他者からの評価で自分を判断します。もらえるプレゼントの質が低いと「ああ自分の価値ってこんなもの」と判断するので、高価なものをもらうことで自己重要感を補填しようとするのです。

また平等意識が強い人も、プレゼントの質にこだわりがち。プレゼントしたものと同等のものを返す、貰ったものと同等の品をプレゼントするのがルールです。金額や質で自分の価値を図ることとは少し違いますね。

私のことすべてを受け入れてほしい

この考え方自体が子どものものであることを知っておく必要があります。親は自分が何をしても味方でいてくれる、そんな自信を持ちたくて子どもは一所懸命に親を試します。ある程度受け入れられて、ある程度拒絶されて、子どもは大人になっていきます。拒絶された経験が多い人ほど、受け入れてくれそうな相手に過度に求めがち。愛されなかった・満たされなかった思いを相手に埋めてもらおうとしているのです。

見返りを求めない恋愛は「母性愛」

相手から何の見返りが無くても愛し続けることができる、それはある意味母性愛です。もともと自発的に母性愛で関わる人は、個人の考えなので問題ありませんが、彼といると母親のような言動をしてしまうのは考えものです。いつの間にか彼はあなたの子どもになり、「俺のことが好きなら当たり前だろう」と、あなたにすべてを受容するよう求めてきます。

私だって甘えたいのに甘えられない、そんな関係は長くは続きません。もはや恋愛ではなく親子のような関係になってしまいます。恋人なのだから親子でいる必要はまったく無し。今の付き合い方がイヤなら、すぐにその関係性を見直していきましょう。

対等な関係性を築こう

「彼に浮気されるかも…、別れようって言われるかも…」と怯えながら付き合ってるなら、2人は対等ではありません。必要以上に気を使い、許してはいけないポイントもスルーしてしまいます。目の前の彼は過去の彼氏ではありません。終わった恋愛を引きずらずに、目の前の人を信頼しましょう。

信頼できる相手かどうかは、じっくり観察する必要があります。盲目的に相手を信じるのは難しいもの。それこそ母親スタンスになってしまいます。

自分のことを大切にしよう

彼に合わせて自分のスケジュールを立てるのではなく、自分の計画も立てながら調整するぐらいがちょうど良いです。もちろん、会いたい気持ちを優先して自分の予定を調整するのはあり。会えたときの喜びはひとしおでしょう。

ただし、睡眠や体力を削ってまで無理するのはアウト。夜中や「今すぐ来て」と、自分が可愛がりたいときだけ会おうとする彼氏はまさに子ども。母親やペットじゃないのだから、自分のことを大切にしましょう。

見返り上等!恋愛を楽しもう!

見返りを求めない愛は母性愛のような無償の愛です。あなたがいくら裏切られても彼の味方でいる自信があるなら、そんな恋愛も成立するでしょう。

そもそも恋愛って満たされない何かを埋めるために始まります。「1人は寂しいな、彼の声を聞くと元気になれる。一緒にいたい」「私を振った彼を見返したい!素敵な彼氏を作ってやる」と理由はさまざま。始まりはどうであれ、あなたが彼を大好きで、彼もあなたを大好きならそれでいいんです。最初は見返りを求めていても、付き合いが長くなり互いの存在を幸せに感じるようになったら、一緒にいるだけでOK。これが本当の意味で見返りを求めない恋愛と言えるでしょう。「一緒にいる」という最大の見返りを得ているので、それ以上必要ないのです。

そんな無理のない関係性を目標にすることが、見返りを求めない恋愛に近づく第一歩かもしれません。

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