街コンに参加される方の中には「街コンって高くない?」という疑問を持つことがあると思います。そこで、このページでは街コンの相場や合コンとの料金の違いなどをリサーチ、解説いたします。どうして男性の参加料金が高いのか、合コンとどっちが良いのか、参考にしてみてください。
目次
街コンの相場ってどのくらい?
街コン参加費の全国平均は男性が6,474円、女性が2,981円となっています。
「男性の料金が高い」というイメージがありますが、実際の相場でも女性より男性の料金のほうが高くなっているようですね。
しかし、イベント別に見ると、男女差が小さかったり、男性のほうが安くなっていたりする場合もあります。自分が参加したい街コンイベントの相場をチェックしてみましょう。
イベント別・街コンの相場
イベントの内容によっても参加料金が大きく変わります。さまざまな街コン・趣味コンの相場を確認してみましょう。
イベント種類 | 男性料金 | 女性料金 |
映画コン | 5,000円~6,900円 | 1,000円~3,600円 |
オタクコン | 5,800円~9,800円 | 1,000円~3,200円 |
漫画コン | 7,600円~9,800円 | 1,200円~3,900円 |
ワインコン | 5,000円~8,600円 | 1,980円~6,200円 |
ハイステータスコン | 4,500円~7,500円 | 1,500円~4,000円 |
バドミントンコン | 5,500円 | 2,500円~3,500円 |
ボウリングコン | 4,300円~6,000円 | 2,000円~3,000円 |
ボルダリングコン | 5,500円~6,900円 | 3,000円~4,000円 |
ウォーキングコン | 4,000円~6,000円 | 1,400円~3,000円 |
ランニングコン | 2,500円~5,500円 | 1,000円~2,500円 |
ランチコン | 4,000円~7,500円 | 1,000円~4,000円 |
食事やドリンクがたくさん振る舞われるワインコン・ハイステータス婚はイベントの内容によって料金が大きく変わるようです。しかし参加する男性が公務員や年収が高い仕事など女性からの需要が高いステータスを持つ場合は、男女の参加料金の差が小さいと言えます。
また相場を見てみると、趣味コンと呼ばれる映画コンや漫画コンより、スポーツコンであるランニングコン、ウォーキングコンなどが比較的リーズナブルなことがわかります。ランニングコン・ウォーキングコンなどの街コンを開催する際には、他の街コンと比べて料理・ドリンク代が少ないからだと考えられます。
男性料金はどうして高い?女性料金はなぜ安い?
これまで街コンの全国の平均的な参加費や、イベント種類別の相場を見てきました。みなさんのイメージ通り、男性料金が高いということが明らかになりましたね。では、どうして一般的な街コンの相場は男性料金が高く、女性料金が安く設定されているのでしょうか?その理由は、男女の収入の差と女性の需要の高さという2点が考えられます。
女性と男性の収入の差が関係している!
女性の需要の高さに加えて、男女の収入の差も参加料金に影響しています。ここで、男女の年収を見てみましょう。
年代 | 男性 | 女性 |
25~29歳 | 394万円 | 301万円 |
30~34歳 | 485万円 | 312万円 |
35~39歳 | 580万円 | 303万円 |
40~44歳 | 635万円 | 292万円 |
参照元:II 1年を通じて勤務した給与所得者/国税庁
(https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2000/menu/03.htm)
20代の平均年収の男女差も大きいのですが、40代になるとその差は歴然。なんと40代女性の収入は同じ40代男性より343万円も低いのです。こんなに差があるなら、男性が多く支払うのが自然になってしまいますよね。
「同じサービスを受けているのに、料金に男女差があるのはズルい!」と思えるのは、年収の開きが少ない20代までだと考えましょう。
女性が集まるように参加しやすい料金にしている!
もし街コンを開催する際、男女の参加費が同じ料金設定で募集をかけたとするとどうでしょうか。
年収の開きがあるにも関わらず、同じだけの人数が参加するという想像はしにくいはず。間違いなく、男性の参加者よりも女性の参加者のほうが少なくなってしまうでしょう。
女性の人数が集まらないと通常は街コンは開催できません。女性の参加者を増やすために、女性の参加料金をリーズナブルにしているのです。女性の参加料金を安くした分が、男性の参加料金に加算されているから、男性の参加費が高くなってしまうとも言えるでしょう。
女性の参加費が高い街コンはどういう街コン?
女性が参加費を多めに払っても参加したくなるような街コンの場合は、男性参加費も若干安くなる傾向があります。男性参加者の参加条件に一定の収入があるイベントや、公務員や士業といった職業限定の街コン、通称「ハイステータスイベント」には女性も集まりやすくなっています。
このようなイベントの場合、参加する女性の本気度も高めになりますので、遊びではない真剣な出会いを求める男性にも向いているイベントとも言えるでしょう。
通常の合コンと比べると…?
「街コンってただの3時間の飲み放題に食べ物がついた食事会でしょ。それにしては高くない?」と思う方もいるでしょう。実際に、居酒屋で合コンする際にかかる料金などをリサーチしてみました。
飲食代は合コンのほうがお得
チェーン居酒屋の3時間飲み放題+食べ物にかかる料金は一般的に3,000円~4,500円ほどです。
合コンの平均参加料金は3,912円。男女別に見ると、男性は4,854円、女性は2,971円という結果でした。合コンの料金はほとんど居酒屋の3時間飲み放題+食べ物にかかる料金と同じです。
一方、街コン参加料金の全国相場は男性が6,474円、女性が2,981円。女性の料金は居酒屋・合コンの料金とほとんど変わりませんが、男性は2,000円ほど高めになっています。男性にとっていつもの飲み会より2,000円も高いと考えると、合コンのほうがお得に感じられるかもしれません。
合コンと違ってたくさんの女性と出逢える
では、高い金を支払って街コンに行く意義はどこにあるのでしょうか?街コンの最大の存在意義は『出会いの数』。居酒屋との差額は、多くの異性と出会う価値への出費なのです。
個人で開く合コンではいくら人数が多くとも5対5がほとんど。単純に考えると、合コン平均参加料金3,912円で5人の女性と出会うことができるのです。
一方、街コンは小規模のものもありますが、土日の開催だと100名(50対50)ほどの規模のイベントも。街コンでは全員とじっくり話せるわけではありませんが、出会いを求めている異性の数は多くなります。
『出会いの数』つまりチャンスの多さで考えると、街コンのほうがお得と言えるでしょう。
合コン街コンどっちが良いのか
食事の料金を安く済ませたい方は合コン、チャンスを多く得たい方は街コンがおすすめです。
さらに、街コンの主催者はイベントに合った適切な人材を、適切な人数比で集め、イベント中も参加者に配慮してくれます。「少し料金をプラスしても良いから誰かにサポートしてもらいたい」という方にも向いていると言えるでしょう。
↓↓↓こちらの記事では、街コンと合コンの違いを徹底分析しました↓↓↓
街コンと合コンの違いは?
安けりゃ良いってもんじゃない!参加料金が安い時の注意点
商品やサービスの料金が安いと嬉しいものですよね。でも価格だけに釣られて参加してしまうと痛い目を見ることもあります。それは街コンでも同じです。参加料金が安かった街コンに参加して悲しい思いをしないように注意点をご紹介します。
主催者を確認
どの街コンでも主催者を確認して欲しいのですが、特に参加料金が高い場合は要チェック。主催者が信用できる会社なのかなど調べる必要があります。調べずに行くと「運営の対応がひどかった」「女性が出会う気のないサクラばかりだった」ということも。事前に主催者の口コミをチェックするとトラブルを回避できますよ。
場所・イベントの詳細を確認!
料金が安い街コンでは「会議室で開催された」「食べ物が出ず、飲み物もソフトドリンクだけ」というケースもあるそうです。開催場所やイベントの内容の詳細が出ていない場合は、まだ決まっていなかったり、参加が確定した参加者のみに教えている場合もありますので、確認してみると良いでしょう。
会議室で行う街コンは、本当に会議をしているような雰囲気に。気分が萎えてしまいますよね。雰囲気の無い場所で開催されたり、ドリンクや食べ物がなかったりすると出会いを楽しみづらいはずです。良い出会いをしたい方は安さだけでなく、詳細まで確認することをおすすめします。
女性の参加費もチェック
女性の参加費が500円~1,000円以下と極端に安価な場合は、参加者が直前にキャンセルするというトラブルがあるのでご注意ください。キャンセル料は、申し込み締め切り日やイベント日の何日前にキャンセルするかで変わってきますが、最大でも100%になります。
例えば女性の参加費が500円だとすると、イベント当日にキャンセルしても、500円のキャンセル料しか出ません。そのため、「当日に他の予定が入った!キャンセル料500円くらいなら支払ってしまおう」ということが起きるのです。女性の参加費は見落としがちなので、男性は自分の参加費だけでなく、女性の参加費やキャンセル料もチェックしておくと良いでしょう。
[…] 参考:まちコンレポート […]