テレビで時折見るストーカーによる事件。別れを告げてから嫌がらせ行為をするようになった・付き合ってもないのに付きまとわれるなど、ストーカー被害は怖いものです。街コンでも、少ないながらストーカーに付きまとわれるケースもあるそうです。
このページでは、街コンで出会ってしまったストーカーの体験談や対策法をご紹介します。
目次
街コンで出会ってしまったストーカーたち
いい人と出会うために参加する街コン。さまざまな性格の方が参加しているので、変な人と出会うことも考えられます。ここでは街コンでストーカーに出会ってしまった人の体験談を見てみましょう。
街コンで聞いた予定を元に現れたストーカー男
男性との何気ない会話で「明日映画を見に行くんだ」とお喋りをしていました。翌日映画館に行くと、街コンで会った男性が…!1人で映画を楽しむつもりだったのですが「1人なら一緒に見ようよ」としつこく誘われ面倒くさかったです。街コンの時にどこの映画館に見に行くのか、何の映画を見るのかを会話の流れで教えてしまったのが悪かったのだと思います。そんなことがあってから、街コンで何かの話をする時は、いつ見に行くのか・どこに見に行くのかなどを濁して話すようになりました。(女性/20代)
誘いを断っていたら最寄り駅に現れた!
街コンでアタックしてくれた男性がいたのですが、どうしても好きになれない、いわゆる生理的に無理なタイプの男性でした。猛烈なアタックに耐えきれず、仕方なく連絡先を交換することに。街コンが終わったあとには、デートのお誘いがたくさんきました。丁寧にすべてお断りしていたのですが…ある日最寄り駅にその男性が現れたのです!会話を素早く終わらせたいあまりに、最寄り駅などを教えてしまっていたようです。自分を見てアピールなのか、執拗なまでの追い回しぶりに恐怖のあまり涙が止まりませんでした。(女性/30代)
ネットを使って個人情報を暴露された…
ネット上で名前や勤務先などが公表される被害を受けました。街コンで出会った男性が犯人です。街コンで会話した際に個人情報を隈なく探られていたようで、こんなことになるとは思っていなかった私は深く考えずに自分のことを話してしまっていました。ブログでは「この人を探しています!」と書かれていて、本当に怖かったです。個人情報を無断で集めてネット上にあげて、どうするつもりなのでしょうか?最終的には親や警察に相談して、事を収めました。(女性/30代)
街コンでストーカーにあわないためには?
さまざまな方がいる街コンでストーカーにあわないための対策として「ストーカーになる可能性がありそうな人に近づかない」「ストーカーに情報を渡さない」などがあげられます。これらの対策は、街コンだけでなくどんな出会いの場でも使えます。怖い思いをしないように対策をしておきましょう。
こんな人には要注意!?ストーカー予備軍
異性になれていない・恋愛経験が少ない人
異性になれていない方や恋愛経験が少ない方は気づかないうちにストーカー行為をしていることがあります。このタイプの方は交友関係が狭いことが多いため、恋人との世界に依存しがちです。そのため、恋人がいなくなることを極端に恐れ、恋人に執着しストーカー行為に発展してしまうのです。
見栄っ張り・人を褒められない人
ストーカーは、相手の気持ちを考えることができない自己中心的な方や、自分を特別な存在だと考える自己愛が強い方が多いと言われています。そのため、見栄を張ったり、他人を馬鹿にする態度をとったりするのが特徴です。もし、街コンで知ったかぶりをして見栄を張る方や、他の人が褒められているのに対して良い顔をしない方が居れば要注意。ストーカー予備軍かもしれません。
結婚に焦りを感じている人
年を重ねると出会いの場が少なくなり、結婚できる可能性が下がっていくと言われています。そんな世論に不安になり、異常に結婚を焦ってしまう人はストーカー予備軍。
街コンや婚活パーティで出会った異性に対して「この人と結ばれなくては二度と結婚できないのでは?」「もうこの人しかいない!」となってしまい、粘着してしまう可能性があるのです。結婚が最終目的の街コンですが、あまりにも結婚を焦っている印象を受ける方とは距離を置いた方が良いでしょう。
ストーカーされないための対策
興味のない人はきっぱり断る
興味がない、結婚できる気がしない相手に無駄に優しくしないことが重要です。優しい方は好みでない相手にも笑顔を見せたり、話を聞いてあげたりします。ストーカーは自己中心的な方が多いので「もしかしたら自分のことが好きなのかも?」と勘違いしてしまいます。興味のない方にはあまり愛想を良くせず、気がないことをアピールしましょう。心が痛むかもしれませんが、その行為が身を守ることになるのです。
住んでいる場所・職場を教えない
ストーカー行為で最も怖いのは、住所や職場を知られることです。家や最寄り駅で待ち伏せされてしまい、避けるのが困難になってしまいます。またSNSでも家の付近や職場の情報をアップするのも危険行為。直接話していなくても、住所・職場を特定され、ストーカー行為に繋がってしまいます。
一緒に行く友達は厳選する
「街コンで知り合ったある男性が、一緒に街コンに行った友達から私の電話番号やLINEを聞き出していた」ということが稀にあるそうです。友達は善意のつもりで連絡先を交換しているのですが、しつこく連絡をされるというストーカー行為につながるのは困ります。友達と一緒に出会いの場に行く時は、連絡先を勝手に教えないような人と行きましょう。
もしストーカー被害にあってしまったら?
ストーカー被害にあっている場合は、1人で対処せずに友人や主催者、警察に助けてもらいましょう。また、その場を取り繕うために連絡先を交換してしまった場合はすぐにブロックをしないこと・被害を細かく記録することなどがあげられます。自分の身を守るために、適切に対処していきましょう。
1人で対処しない
一番大切なことはストーカーに対して1人で対応しないこと。街コンの最中や出会いの場でしつこく付きまとわれる場合には、友人や頼りになる男性、主催者にヘルプを求めましょう。主催者側は、女性の参加者を減らすわけにはいかないため、適切に対応してくれます。イベント終了後でも運営は対応してくれるので「ストーカーだ」と思ったらすぐに連絡しましょう。
警察に相談するのも大切です。警察署への相談は記録に残されるので、証拠づくりにもつながります。届け出を出せばストーカー相手に警告をしてくれるという援助を受けられるので、是非活用してください。
怖くても無視しない
「街コンで出会った男性がストーカーに豹変した!怖かったので、すぐにLINEはブロック、電話も無視している」
ストーカーにあった時に取ってしまいがちなこの対応、実は大変危険なのです。ストーカーにあってしまった場合は、いきなり連絡を絶つことはやめましょう。
連絡ができなくなったことで脈がないとわかってくれるのは、一般的な方だけです。自己中心的な考えをするストーカーには効きません。それどころか、相手を逆上させるきっかけになってしまいます。「もう無理」と思ったら、その旨をはっきりと相手に伝えることが大切です。
また、LINEをブロックしてしまうと、ストーカーの行動を把握できなくなってしまいます。脅すような恐怖の連絡が来るのは物凄く怖いものですが、何の連絡もなく不意打ちで待ち伏せされるよりは幾分かマシなはずです。
被害の証拠を抑える
警察署へ届け出を出すためには証拠が必要なので、できるだけストーカーされている証拠を押さえて残しておくことが大切です。証拠は多い方が良いので、ストーカー被害の証拠は細かく記録して残しておきましょう。
- ストーカー被害の記録をメモする(いつ・どこで・誰と・何をしたのか)
- LINE・メールのスクリーンショットをとっておく(可能であればプリントアウトもしておく)
- 相手からの贈り物を取っておく
- つきまといされている様子を動画か録音で記録
- 電話の場合は録音機で通話内容を保存
記録が客観的であるほど有効になるため、ストーカー被害にあった際、同行者がいた場合はその人の名前をメモしておくと良いでしょう。
↓↓↓街コンに参加する際に、上で述べたこと以外に気を付けるべきことも、こちらの記事にまとめてみました。併せてご覧ください↓↓↓
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