「人間に興味ない」から抜け出したい人向けのマル秘テクニック

街コンレポート_女性の周りにコスメなどのイラストが描いてある

「人の名前と顔が一致しないことの方が多い」「人に関心がもてない」など人間に興味がないことが生きづらさに直結してると分かっていても、すぐには直せないもの。自分の中にある心の壁を取り払いたい人のために、「人間に興味がない」から抜け出す方法を紹介します。

人間に興味がもてないのはどうして?

自分のことを考えるので手一杯

「人に興味がない」=「人が嫌い」に当てはまらない人も多いはず。人にはキャパシティが決まっているため、自分の生活環境や仕事などで考えることが一杯になると、他人に関心を寄せているヒマがないのです。他人と関わらない選択肢を選んでいるのは、今は自分を優先せざるを得ない状況になっている可能性があります。

人間関係が原因のトラブルがトラウマに

過去に人間関係でトラブルがあり、人間不信になってしまったパターン。自分のことで手一杯なタイプは、現状が忙しく「他人に興味がない」生活にならざるを得ないもの。ですが、過去のトラブルが引き金になっている人は「意図して他人と関わらない」選択肢を選んでいるのです。人間が人間に興味をもつには「好き」といったポジティブ感情が根っこにあってこそ。まずは、「人を好きになる」経験から積んでいく必要があります。

自分のことを知ってほしくない

「自分を明かせば他人と比較される」「人より劣っていると思われたくない」、そんな気持ちから自分から情報提供はしないし、他人にも求めない。そんなスタンスが続き、自然と人間に興味がもてなくなるパターンもあります。自分の気持ちや考え方を話して、否定されてしまわないための自己防衛本能と言えるでしょう。

「人間に興味がない」人は、他の人からどう思われている?

「人間に興味がない」人はあまり感じないかも知れませんが、「人間に興味がない」人は珍しいので他の人は「人間に興味が無い人」に興味があります。はたして、どのように思われているのでしょうか。

「人間に興味がない」ことを公言して関わり合いを排除したり、チームや組織への貢献をしないなど、歪んだ個性として打ち出している場合は「面倒な感じ」「信頼できない」「精神的に成長できていない」といったようなネガティブな反応をされてしまいます。「人間に興味がない」ことを理由にして、他人に負担を強いる姿はプラスにはとらえてくれないでしょう。

ですが「自分と人と距離感を置きたい」程度であれば「人間に興味がない」ことは大した問題とせずに、そういうタイプの人といったような対応をされます。

1人で生きているわけではなく、チームや組織に属しているならば興味がなくても協力する姿勢があるかどうかは大事なことと言えますね。

デメリットばかりじゃない!人間に興味がないことで得られるメリット

「人間に興味がない」は弱点ばかりではありません、見方を変えれば素敵な生き方ができている証にもなるのです。「人間に興味がない」性格のメリットを紹介します。

自分の中に軸がある

自分の中にブレない軸をもっている人が多いのが人間に興味がない人の特徴です。人が人と関わるのは、「好き」だけでなく、他人から「学び」を得ようとして「興味がわく」と生まれます。しかし、人間に興味がない人は自分の中にブレない軸があるため、無理して関わる必要がありません。他人から「自立した人」と見えることも。

自分の気持ちを大切にできる

「自分は自分・他人は他人」と境界線がハッキリしている・そもそも他人に興味がないので、いちいち目くじらを立てたりしない。まわりの思考に流されずいられるのもメリット。さまざまな考え方が飛び交う現代。正解や不正解に固執せず、自分の気持ちを大切に思考できるのは大切なことです。

人間関係のいざこざに巻き込まれにくい

人同士が深く関わるからこそ、プラスな感情だけでなくマイナスな感情も増大するもの。人間に興味のない人は、他者との関わりを必要最低限に留めるため、争いに巻き込まれるケースはほぼ稀。他人との関わりが薄いため、人の悪口や噂話を聞くこともなければ、自身の悪評価を聞くことがないので、ストレスが溜まりにくいメリットがあります。

人間に興味がなくなってしまう行動4選

人間に興味がある人間を目指すなら、「興味」が減少する行動はなるべく避けましょう。人間に興味がなくなってしまう行動を4つご紹介します。

一人行動が中心

周りに合わせて行動するのが苦痛、協調性が低いのを理解しているが故に一人行動しがちになってしまうタイプ。一人行動なら、周りのペースに合わせる必要もなく、全て決定権は自分にあります。マイペースが許される一人行動の心地良さに慣れてしまい、ますます人間に興味がなくなってしまうのです。

相手が自分に話しているのに違うことを考えている

人間に興味のない人は「特別誰が嫌い」はなく、目の前の人間に興味がもてないだけ。興味がないから他人を知ろうとしない、知ろうとしないから話にも興味がでないといった人間に興味がなくなる行動のループに陥るわけです。

感情を隠そうとする

感情や表情を出さなさすぎはNG。人から悪い印象をもたれないために、感情の出し方や表情づくりを意識することは大切です。ただ、あまりにも注意しすぎると、感情や表情を出すのに苦手意識を深めてしまい「表情に出さない」を選択する可能性があります。そうすると今度は「あの人何を考えているのか分からない…」となり、人を遠ざけてしまう結果に。空気を読んだ感情表現をするのは素敵なことですが、肩の力をぬくことも大切です。

自分から誘わない

人間に興味がない人は、他人からの干渉を嫌い基本的に一人行動を好みます。仕事が終われば、サクッと帰宅したい・休みは一人でのんびり過ごしたい。他人に割く時間が惜しく感じてしまいます。さらに「他人から干渉されるのを嫌う」も合わさって、社交的な付き合いを避けるので、人間への関心がどんどんなくなってしまいます。

人に興味をもつために「心掛けるもの」

「好きで『人間に興味がない』を選んだわけではない!」そんな方のために、人に興味をもつためのヒントを紹介します。

人間関係で得たものは「学び」に変換する

人が人に関心をもつのは「興味」を通して「学び」を得ようとするから。そう先ほど説明しました。人間に興味がない人は、他人から「学び」を得ようとしないのが特徴。良く言えば「信念がある」のでしょうが、人が一人で得られるインプット量には限界があります。ですから、他人との関わり全てに「学び」を見出すことから始めてみましょう。人と関わることで「楽しい」「悲しい」「苦しい」を知っていきます。「人にどう言われたら『嬉しい』んだな」や「じゃあ今度は自分が誰かに同じことをしよう」など、人として成長できます。

大切にしたい人を見つける

人間に興味のない人は、干渉されるのを嫌うもの。いきなり「関わる人全てを大切にしろ」というのは、酷なものです。まずは、自分の中に「この人だけは大切にしたい」を見つけていきましょう。その大切な人は、「恋人」でも「家族」や「友人」でもOK。人が人と関わるうえで大切な人がいるのはとても重要なこと。大切な人のために他の人と関わったり、人と繋がる意味を見出せます。すぐに思いつかなくても大丈夫。「自分にとって大切な人は誰なんだろう」を考えるのも、人間に興味をもつために必要な思考になります。

趣味を見つける

趣味や好きなものといった共通話題から、相手が好きなものや苦手なものの話になったり、そうやってコミュニケーションが広がっていきます。現在、無趣味の方は、自分が興味をもっているもの、好きなものを探すところからスタートしましょう。趣味という共通点があるなら、自分の趣味に対する気持ちを話しやすいだけでなく、共感してもらえる喜びを実感できます。

仕事や健康、美容に興味をもつ

それでも趣味を見つけるのが難しいときもあるでしょう。その時は、誰しもが一つは抱えているであろう美容や健康の悩み、仕事の悩みに目を向けるのもありです。仕事なら「どんな仕事なの?」「どんな時期が大変なの?」と深堀りしやすく、コミュニケーションを深めやすいです。美容や健康に関する話題は、自分にも使える情報であることが多いうえ、共感しやすいものばかり。他者で得た美容や健康情報をさらに違う人に提供すれば、さらにコミュニケーションが深まります。

聞き上手を目指してみる

他人に自分の話をするのが苦手なら聞き役に徹しているのも有効な手段。その際に大切なのは、相手が話しているときは他のことに集中しない・話の合間に頷いて聞く側の態度を徹底しましょう。自分の話を腰を折らずに聞いてくれるだけでも、相手に安心感を与えられ、自然と他人との距離が縮まってくるはずです。

笑顔で挨拶する

自分から相手に興味をもってコミュニケーションを取るのも大切ですが、ずっと他人のためにアンテナを張り続けるのは難しいものです。引き続き、自分から行くスタンスは忘れずに「他人からも自分に興味をもってもらう」方法があります。それは「笑顔で挨拶をすること」です。笑顔と挨拶は人に好印象を与えて、話しかけやすい雰囲気をつくれるので、他人からのアクションが欲しいときは実践をオススメします。

「ありがとう」の気持ちを忘れない

感謝の心をもって接していくのも、人に興味をもつうえで大切な行為。現在あなたが人間に興味がなくても、決して一人で生きてきたわけではありません。今あなたが食べているもの、着ているもの、ここまで自分が育ってこれたのも人との縁があったから。感謝の心を意識すれば、今までどれだけ人と関わってきたか自覚し、興味が生まれてくるでしょう。人間に興味がない自覚があるなら、まずは自分の周りだけでも感謝の気持ちをもって接してみてください。

無理は禁物、できることからスタートしましょう

ここまで、人間に興味がないメカニズムや興味をもつ方法を考えてきました。人は人と関わって成長していくものですが、適度な無関心も自立心を育てるために大事なことを忘れずに、無理のない範囲で自分にできることを試してみてください。

コメントを残す


The reCAPTCHA verification period has expired. Please reload the page.