「結婚相手の条件」大切なものと妥協していいものは？条件の見直し方もご紹介

将来をともにする結婚相手を見極めるのは簡単でないもの。
厳しい条件をつけているとせっかくの縁を逃してしまうかもしれませんし、だからといって全くこだわらないというわけにもいきません。
こちらでは、結婚と恋愛の違いをふまえたうえで、結婚相手の条件の中でも大切な条件・妥協してもいい条件をじっくりご紹介していきます。
結婚相手の条件に悩める女性は、ぜひ一度目を通してみてください。

結婚と恋愛は似ているようで違う

ひと時のときめきに心動かされる恋愛と、将来ずっと暮らしをともにする結婚は全くの別物。
そのため、恋愛の条件と結婚の条件を勘違いしてしまうと幸せな結婚からは遠ざかってしまいます。
結婚相手の条件について考える前に、一般的な結婚と恋愛の違いを押さえておきましょう。

結婚はときめきでなく安定

一時のときめきや楽しさが恋愛の魅力ですが、二人で暮らしをともにする結婚ではそれが変わってきます。
一時的な気持ちの高まる相手と、生活を長くともにできる相手とは大なり小なり異なるものです。
結婚においては、これからの生活を長いこと共にしていくために「価値観」や「居心地の良さ」に重きをおく傾向があります。

「価値婚」と「居心地の良さ」はどちらも条件として満たしていることは望ましいですが、どちらか一方は満たしていなくても「結婚」は継続できるでしょう。しかし、どちらも満たしていないと、おそらく幸せな結婚生活は難しいと思われます。

結婚は二人だけでなく家族も関わる

二人だけの関係である恋愛と違い、結婚はお互いの家族や親戚も巻き込むもの。
「二人が良ければOK」というのは難しく、お互いの家族との相性や家族から認めてもらえるかどうかは無視しずらいポイントです。

家族や親族、兄弟からの祝福も欲しいと思うのは間違いではありません。けれども、家族と結婚するわけではないので、二人だけで幸せになることも十分可能です。

結婚は他人でなく家族になる

相手への想いがどれだけあっても、恋人は家族ではありません。
しかし、結婚は婚姻届けを提出していれば法律上で家族になれます。

ただ、家族になれば責任も生じてきますし、二人の子供が生まれれば子供のこともちゃんと考えなければなりません。
恋人同士のように、簡単に縁を切ってしまえる関係ではないのです。

結婚相手の条件で大切なもの・妥協していいもの

結婚相手の条件は挙げようとすれば、どんどん挙げられるものです。
しかし、欠点の全くない完璧な人間なんてそうそういません。

条件全部を満たす相手と出会うのを待っていたら、巡り合うこと無く婚期を逃してしまうという悲劇を招くなんてことも…。
自分の条件を見直すためにも、結婚相手の条件の中でも大切なものと妥協していいものに分けて見ていきます。

結婚相手の条件で大切にしたいものは？

1.　価値観が似ているか

人の価値観は成長していく中で築き上げられたもので、その価値観を大人になってから変えるのは容易ではありません。

「優しさ」を例に出すと、何でもやってもらえることを優しく思う人もいる一方で、余計な手を出さずに見守ってくれることを優しさに感じる人もいます。
お互いの価値観の違いを受けいれられる場合は良いですが、受けいれられないとストレスが重なって心が離れてしまうケースも。

価値観が全く同じとは言わなくても、似ている人を相手に選びたいものですね。

2.　金銭感覚に大きなズレがないか

結婚するうえで避けて通れないのがお金の問題。
何にお金を使い、何を節約するのかといった金銭感覚は一緒に「生活」を始めるうえでの最重要ポイントです。
年収が高くても金遣いが荒い男性は貯金ができないですし、反対に年収は平均並みでも倹約家なら意外に貯金ができます。
お金の問題はシビアなことなので、金銭感覚にズレがあるといさかいも増えてきます。
結婚相手を選ぶ時には自分と相手の金銭感覚にズレが無いか、ちゃんとチェックしておくのがおすすめです。

3.　お互いに歩み寄れるか

夫婦といっても元は別々の人間なので、生活の仕方やお互いの「普通」が違ってもおかしくありません。
強く想い合っていた恋人同士でも、結婚して生活を始めてから気づくことや相手に対する要望が出てくるものです。
そういった時に、相手に思うところや「こうしてほしい」ということを話し合えない関係性だと関係を長く続けるのは困難です。
その点、腹を割って話し合えてお互いに歩み寄りや譲歩ができる二人なら、二人の間で違うところがあっても関係は長く続けられるでしょう。

結婚相手の条件で妥協してもいいものは？

1.　次男以降がいい

「長男の嫁は大変そう」という理由で長男を結婚相手に避ける人もいますが、ここにこだわりすぎると婚活に苦戦する可能性も。
少子化の叫ばれるなか次男以降でフリーの男性となると、これだけで選択肢が狭まります。
また、相手が次男であっても、相手側の長男とその家族の仲が険悪だったり縁を切っていたりしたら、次男が代わって長男の役目を果たすことになる可能性が高いです。
その反対で、相手が長男でも、親子間の独立の考えが強いなどで意外と苦労しないパターンもあります。
長男の嫁が大変かは相手の家庭次第なところも大きいので、そもそも条件としてあげずに結婚相手の選択肢を広げるほうが得策かもしれません。

POINT

長男・次男を気にするよりも、義両親や兄弟姉妹とお相手の距離感は把握しておくほうが大切です。
実家に入り浸っているのか、疎遠なのか、父親のことをどう思っているか、母親との関係はどうか、兄弟とは上手くやっているのかは、重要です。
また、親族との関係性や血縁者のエピソードに違和感がある場合、注意しながらお付き合いをすすめておくとトラブル回避になります。

2.　同じ趣味

確かに趣味が同じの方が夫婦で共有できる楽しさは増えますね。
でも、趣味の違いが原因で結婚生活が破綻なんてパターンはほとんど聞きませんし、夫婦で違う趣味を楽しむのも個人的には良いと思います。

絶対に受けいれられないような趣味を持つ相手はやめたほうがいいかもしれませんが、趣味が合う／合わないことを気にしないほうがいいでしょう。

趣味が違うほうがかえって自分の世界が広がることもあるので、趣味の違う人をすぐに結婚相手の選択肢から外すのはもったいないですよ！

POINT

あなたに特定の趣味がある場合は、その趣味に対して理解を示してくれるかを条件にしてください。
もしお相手が趣味に理解が無い場合、あなたは「趣味一つも満足にできない……」というストレスを抱えて毎日を生きることになります。
これが趣味だけならまだ耐えることはできるかも知れませんが、日常生活に関することにまで理解がない男性の場合は、離婚まったなしでしょう。

3.顔や服装のセンスなど外見

欲を言えば見た目の良い相手がいいですが、恋愛と違って結婚では長期的な視野が大切。
価値観などに比べれば、全然妥協して問題ない部分です。生理的に無理だと思う相手でなければ、結婚の視野から外さないほうが良いですよ。
また、見た目はある程度なら変えられるものです。
特にファッションセンスは、服にこだわりのない男性なら妻がプロデュースすればいいだけなので大した問題ではありません。

POINT

そもそも服に興味がない男性は、サイズがあっていない服や古いデザインの服を着ていることがあります。あなたがコーディネートしてあげるだけで見違えることも。
問題なのは、外見に興味がないを通り越し、外見を飾ることに価値を感じていない場合です。
一緒に過ごす「相手のために」外見を飾れない男性は、相手のことを思いやることができない人間といえるでしょう。