20代とは違って仕事が軌道に乗り、将来について真剣に考えはじめる30代。恋愛を楽しむ30代は意外といるけど、その世代ならではの悩みや気になることってありませんか?
「30代カップルのデートって?」「LINEや連絡はどのくらいの頻度?」「結婚について考えてる?」上手に仕事をこなしても、恋愛では悩みだらけ。付き合い始めのカップルの場合だと、恋愛初心者と思われてしまうのが嫌で、悩みを相談できない人も多いようです。ここでは、デートの頻度やカップルの恋愛観など、30代ならではの疑問をリサーチ。30代カップルが恋愛を楽しむためのポイントをご紹介します。
目次
彼氏との連絡や会う頻度ってどのくらい?
30代の恋愛でとくに気になるのが連絡やデートで会う頻度。この年になると、仕事やプライベートの付き合いなど、恋愛以外にもやるべきことが増えるので、頻繁にデートができないという状況も珍しくありません。
男女それぞれの声から連絡の回数や会う頻度を調べてみました。
30代カップルの声
付き合いたては会いたいという気持ちが強く、会えるなら毎日でも会っていました。連絡も毎日取り合っていましたよ。付き合って数年経ちましたが、今ではLINEはあまりしないし、電話も用がある時だけです。
(女性/30代)
LINEのやり取りは多くて一日に2回ほどです。彼とは毎週末に会えているので、寂しいと思ったりはしないかな。文字のやり取りが苦手なので、このくらいのペースが私たちに合っている気がします。
(女性/30代)
LINEのやり取りは「おはよう」くらいであまり続きませんが、電話は週一の時もあれば毎日の時も。会う回数は週に一度くらいなので、直接会うより電話でお喋りする時間の方が多いですね。彼のペースに合わせていくうちに、このくらいの頻度に落ち着きました。
(女性/30代)
最初の頃は週末の土日で会っていましたが、しだいに週一で会うように。お互いに仕事もあるし、自分の時間を確保できる頻度がちょうど良いと思います。
(男性/30代)
お互いに仕事があるので、会う回数は月に2~4回くらいですね。デート回数が少ないので出費が抑えられている分、将来のことを考えて貯金ができるので、これくらいのペースがベストだと思いました。その代わり、LINEや電話での毎日のコミュニケーションは欠かせないですね。
(男性/30代)
30代カップルに多いのが、週1回のデート回数。会う頻度はそれほど多くなく、仕事を中心に生活のサイクルができ上がっている社会人ならではのペースと言えるでしょう。会う回数が少ない分、LINEや電話でまめに連絡を取り合うカップルが多く見られました。
会う頻度は少なくていいの?
会う頻度が週1回だと少ない、と考えてしまうかも。けれど、少ないからといって、相手があなたに飽きてしまったわけではありません。相手もあなたも社会人。どうしても生活の中心は仕事になり、恋愛に費やす時間がないのは当たり前です。
「カップルだから」「逢いたいから」と無理に時間を作るとライフスタイルに歪みが生じて、相手もあなたも苦しいだけ。恋愛に縛られるより、自分の時間を大切にしながら二人にとってベストなペースを探しましょう。
付き合いたてのカップルで、どうしても不安…という方は、相手を自分のペースに巻き込んでしまう前に、言葉や態度で愛情を確かめましょう。相手の気持ちを知るだけで、意外と不安は消えるものです。
連絡は多いほうがいい?
会えないなら連絡の回数を増やすべきか……答えはNOです。
もちろんLINEや電話でのやり取りを大切にするカップルもいますが、ここで重要なのは「相手の負担になっていないか」ということ。1日にたった一度でも、お互いが思い合っていれば連絡の回数は関係ありません。
それでも相手が気になる方は「おはよう」や「おやすみ」といった挨拶に、気遣いのある言葉を1つ足すことがオススメ。返信を催促しないLINEやメールの内容であれば、相手もプレッシャーを感じることなく、良い関係を保てるでしょう。
30代になると20代とは違う恋愛観を持つように
体力、時間にも余裕がある20代と比べると、30代の体力はピークを過ぎてしまっていますし、仕事は忙しいのでゆとりはありません。唯一20代に勝るのは、お金と心のゆとりくらいでしょうか。
それゆえに、恋愛に落ち着きと癒しを求める30代と、恋愛を楽しみたい20代では大きな差があります。相手に振り回されても「可愛いな」と笑って楽しめる20代と、恋愛に安らぎを求める30代。遊園地やデートスポットでもはしゃぐより雰囲気を楽しんだり、食事やドライブなど落ち着いた大人のデートを好む傾向に変化します。
30代は、社会的な責任が大きくなる世代。付き合い方や恋愛観は20代とは違ったものであることを心に留めておきましょう。
30代カップルの上手な付き合い方とは
会う回数は少ないし、連絡も頻繁に取るわけじゃない。飽きたわけじゃないけどなんとなく彼との関係が不安という方に、30代カップルが上手に恋愛を楽しめる方法をご紹介します。
恋愛の過程を大切にしよう
お金をかけたデートだけではなく、何気ない会話やちょっとした思い出が大切です。
落ち着いた恋愛を求める傾向の30代は、相手に寄り添った無理のない関係が長続きの秘訣。自分中心の恋愛ではなく、相手の趣味や性格、考え方を尊重できるように意識すると良いですね。
会う頻度や連絡の回数だけでは、相手の気持ちは図れません。しかし、相手を思いやる気持ちがなければ良い恋愛ができるとは言えないのです。
将来(結婚)について話し合う
30代となれば、結婚や将来のことをついつい考えてしまいがち。彼に結婚願望はあるのか、この先はどうなるのか気になる人もいるでしょう。
自分の将来を大きく左右する30代カップルの結婚観。周囲の目が気になり始め、このままで良いのかと焦ってしまうことも。気づいていないふりをしている間に、二人の関係を揺るがす大きな問題に発展してしまいます。
相手と結婚観を共有するのは、30代の恋愛において重要なポイントです。カップルのままで終わるのか、その先はしっかり考えているのか、彼の気持ちを知ることで、あなたの将来像も描きやすくなるでしょう。
彼氏に愛想を尽かされる失敗って?
彼と良い関係を築くためには、上手くいく方法だけでなく失敗も知ることが大切です。さまざまな経験を積んできた30代だからと言って、すべてが順調にいくわけではありません。ここでは、彼氏に愛想を尽かされる前に気づきたいポイントをご紹介します。
相手の負担にならないように
付き合う上で負担になるのは、連絡の回数やデートの頻度だけではありません。あなたと彼のなかで価値観が合っているかも重要なポイント。お金の使い方、食事のマナーなど行動や発言の一つひとつを相手は見ています。
デートで大きな出費ばかりしていませんか? 仕事の愚痴を会話の種にしていませんか? 相手との将来を意識することが多い30代カップルにとって、価値観の違いが大きな負担となってしまうのです。
通じ合っていると過信しないで
言葉にしなくても通じ合えると思っていると、気づけば彼の気持ちが離れてしまっていることも。恋愛にかかわらず、相手と良い関係を保つには、気持ちを言葉にして伝えることが重要です。
相手の気持ちが分からないとお互い不安になってしまうもの。良いことも悪いことも、あなたの素直な気持ちを彼に伝える努力をしましょう。
まとめ
恋愛の悩みは尽きないもの。世代やそれぞれの恋愛経験によって、いろいろな悩みがあります。今回ご紹介したポイントを意識しながら、二人に合った自然体な付き合い方を目指してくださいね。