好きな彼をつい束縛してしまう、束縛が原因で別れを切り出された。
そんな女性もいると思います。
少しならともかく過ぎた束縛をされるのが好きな男性はそういないもの。付き合い出した当初は好意が優先されていても、束縛が強すぎる相手とは良好な関係を長く続けていくのは難しいものです。
相手を束縛することを辞めたいのになかなか辞められないのはどうしてでしょう?
そもそも、どうして人は束縛をしてしまうのでしょうか?
ここでは、好きな彼を束縛してしまう原因から束縛を辞めるための方法まで丁寧にご紹介します。
自分の束縛グセを自覚していて辞めたいと望んでいる方、ぜひ一度目を通してみてください。
目次
束縛をしてしまう理由
女性が彼氏を束縛をしてしまう理由は、大きく3つに分かれます。
一つ目は自分に自信がないから。
自分に自信がないから、彼から愛情を受けても信頼しきれなかったり、愛されているのか不安になったり…。
彼に愛される資格がないと思いこんでいる反面、価値の無い自分に繋ぎ止めようと必死です。そんな心理が、彼を束縛してしまいます。
二つ目は彼氏に依存しているから。
依存が強いあまりに一分一秒でも時間があれば彼と一緒に居たがったり、彼の友達に嫉妬して友達と遊びに行くのを止めたりしてしまうのです。
彼氏の負担や重荷になっても自分が側にいれればそれで良いという、自己中心的な考えに支配されていると言えます。
最後の三つめは自分が傷つくのをとても恐れているから。
過去に恋人からひどく裏切られた経験があるなどで自分が傷つくことに強い恐れを抱いている方は、自分が傷つけられないように彼の行動を制限することが少なくありません。
行動制限で彼氏が傷つけられていることよりも、自分にとって居心地が良い空間をつくることが優先してしまっています。
束縛を辞めるための方法8つ
できることなら束縛を辞めたい…だけどどうしたらいいのか分からない。
そんな方に向けて、束縛を辞めるために、また完全にやめれなくても少しでも緩めるために、試してもらいたいことを8つご紹介します。
自分に自信をつける
自分への自信のなさから不安になって束縛してしまう方は、自分に自信をつけるのが一番です。自信をつけるには、毎日小さい目標をつくることがおすすめ。小さいことでも成功体験を重ねていくことで、自然と自分に自信が持てるようになります。
成長が感じられるような自分磨きをするのもいいでしょう。ジムに通って身体を鍛える、メイクやファッションに力を入れるなど、自分を磨くことで、1週間前の自分より今の自分を好きになれると思いますよ。
自分磨きは記録を取りながらやるのがおすすめ。ウエストが2cm引き締まった、2週間前よりメイクが上手になっている、副菜のレパートリーが増えた、など数字や写真で記録が残れば自己の成長が実感しやすいです。
自信がないと、ありもしない不安に悩まされてしまい、不安が束縛を呼びます。
けれど、自分に自信がついてくると「彼氏が他の女性に惹かれてしまわないか」「彼氏が自分から離れてしまわないか」などネガティブな想像から遠ざかっていくでしょう。自信を持って、「色々な女性がいる中から、私は彼から選ばれたんだから!」「あんな素敵な彼が私を大事にしてくれるのは、私も素敵な人間といえるのかも!」と余裕を持って構えるぐらいがいいのです。
彼以外にのめり込めるものを見つける
彼氏に依存していて頭は常に彼のことでいっぱい。そのうちに彼の行動が気になり束縛してしまう場合は、彼以外にのめり込める趣味や楽しみをつくるようにしましょう。
趣味に時間をかけることで、自然と彼のことを考える時間を減らせます。彼のことを考える時間が減れば、必要以上の不安や心配に苛まれることはなく束縛をやめやすくなります。
また、あなたが趣味に時間を割くようになれば、彼も自由な時間が増えるので束縛感がなくなるでしょう。
彼以外の人間関係を充実させる
彼以外の人間関係を充実させるのも、束縛を辞めるのには有効です。
休日はいつも彼と過ごしている、彼以外に特に会う人がいない…なんて状況になっていませんか? 彼以外の人間関係が希薄だと、その分彼への依存が集中してしまいます。
一度自分の人間関係について考えてみましょう。友達と会ったり、SNSで共通の趣味を持つ知人と交流したりして人間関係を広げていきます。
そうすると狭くなっていた視野が広がり、興味や関心を彼以外のことにも分散できるのです。
彼氏の立場になって考える
一度、束縛される彼の立場になって考えてみましょう。束縛されて自分の自由を制限されてしまうことはかなりの苦痛です。束縛が好きな気持ちからきているものであっても、束縛されるほうは息苦しさを感じていたり面倒だなと思っていたりします。
自分の気持ちばっかりを優先していませんか?
自分の想いばかり押し付けるようなことはせずに、彼の気持ちをしっかり
考えられるようになれば、過ぎた束縛は辞められるはずです。
彼氏を自分だけのものだと思わない
独占欲の強さから束縛してしまう女性もいますが、彼はあなただけのものではありません。そもそも、あなただけでなく誰のものでもないのです。
自分だけのものと思っていると、つい自分の思うように行動させようと束縛してしまうので、「彼は自分だけのもの」という思い込みは捨てるようにしてください。
彼氏と束縛について話し合う
束縛をしてしまうことをやめたい、と悩んでいるならば「束縛」について彼と話しをしてみるのも良い方法です。話し合いといっても「束縛することを許可する」「飲み会のときは30分に1回は連絡をする」「位置情報を24時間共有する」といったような束縛ルールを決めるのではなく、あなたが「束縛」をしてしまう理由や抱える不安、悩みを聞いてもらいましょう。
あなたのことをこれからも大切にしたいと想っている彼氏ならば、親身になって話を聞きあなたの不安を解消させてくれるでしょう。束縛ばかりで面倒だな、と彼氏が感じているのであれば、この話し合いを通じて束縛することに理解をしてもらったり、束縛を緩めたり、相性が悪いので別れる良いきっかけになります。
SNSをなるべく見ないようにする
彼がSNSをやっていても、なるべくチェックを控えるようにしましょう。
例えば彼がどこかのお店に行った投稿を見れば「知らないお店だな」「誰かと行ったのかな」と思ってしまい、やきもきしたり詮索したりしてしまうもの。見た末に彼を縛るような言葉をかけてしまうぐらいなら、極端な話ですがそもそもSNSを見なければいいのです。
知らなければ一人で勝手に想像をして不安になることはありません。もしどこかのお店に行った投稿を見て気になってしまうのなら、「写真のお店良さそうだね。今度連れて行ってよ!」と明るい調子でアピールしてみましょう。
彼と楽しい時間を過ごす
彼と二人でたくさん楽しい時間を過ごせるように努力してみてください。
充実した時間を重ねていって「二人だからこんなに楽しい時間を持てる」と考えることで、あなたと彼は特別な関係だと実感できることでしょう。特別な関係だと思えるような時間をたくさん過ごしていけば、自分への自信にもなります。
彼と自分とのつながりを信じられるようになれば、自然と彼を縛ることもなくなってくるでしょう。
束縛から彼も自分も解放してあげよう
束縛はされる側だけでなく、する側も苦しんでいます。過ぎた束縛で幸せになる人は一人もいないのです。
束縛を辞めたいと思う気持ちが少しでもあるのなら、束縛を辞めるための方法を一個ずつでもいいので実践に移してみましょう。束縛を辞めて楽になったあなたのほうが、今よりずっと幸せな恋愛をすることができるはずです。
辛いだけの束縛とは縁を切って彼との時間を一秒でも多く楽しみましょう。