近年はミュージカルが注目されていますね。
ミュージカルがお好きな方なら、「デートでミュージカル観劇に行こうかな…」と思う方もいると思います。
そんな方に向けて、こちらではデートにミュージカル観劇を選ぶメリットやデメリット、観劇時の服装など解説していきます。
目次
デートに観劇を選ぶメリットは?
デートで観劇に行くメリットは様々です。
以下でご紹介しますので、さっそく一つずつ見ていきましょう。
1.公共の場でのふるまいが分かる
ミュージカル観劇は公共の場であり、マナーをきちんと守る必要があります。
そんな場ですから、相手のマナーの定義が明らかになるのです。
「せっかくのミュージカルだからマナーに気を付けて楽しもう」と自分は思っていても、相手は携帯の電源をオフにしなかったり、上映中に携帯をいじっていたりしたら嫌ですよね。
公共の場でのふるまいには、その人の価値観が表れます。
長いこと付き合っていきたいなら、自分と相手の価値観に大きなずれがないか確かめておきたいですね。
ミュージカル観劇は、相手のマナーに対する定義や価値観を知るのに良いチャンスでしょう。
2.特別感のあるデートになる
普段あまり観劇の機会がないカップルなら、ミュージカル観劇に行くというだけで特別な雰囲気になるでしょう。
華やかなミュージカルなら、クリスマスなど特別な日のデートにもおすすめ。
いつもと少し違ったデートを楽しみたいという方にも向いています。
3.感性の合う/合わないが分かる
面白いと思うもの、つまらないものと思うものなどはその人の感性によって違います。
感性の合う/合わないは長く付き合っていくうえで大切ですよね。
ミュージカル観劇を通して、お互いの感性を知ることが可能です。
総合芸術と呼ばれるミュージカルは、演奏、歌、芝居、ダンスなどポイントが多数あります。
公演後に感想を話し合うと、お互いの感性がよく分かると思います。
素敵だと感じたところが同じなら、相手とは感性の相性が良いと言えるでしょう。
4.新たな刺激や知識を得られる
ミュージカルはおよそ2時間の間に、訓練を積んできた演者たちの芝居や歌、ダンスなどがぎゅっと詰め込まれています。
「何か刺激が欲しい」「新しい知識を得たい」
そんな好奇心旺盛な二人にも、ミュージカル観劇はピッタリです。
デートに観劇を選ぶデメリットは?
デートで観劇に行くメリットが色々ある一方で、いくつかのデメリットもあります。
デートで観劇を検討している方は、一度確認しておきましょう。
1.上演日が近いとチケットが入手しづらい
ミュージカルのチケットの発売がスタートするのは上演日の半年ほど前から。
そのため、上演日が近くなるほどチケットが手に入りにくくなります。
急に思い立っても、チケットが全く手に入らない可能性も。
当日券や売れ残っているチケットの購入はできますが、良い席はあまり期待できないでしょう。
2.ミュージカルが合わない人もいる
話している途中に歌とダンスがスタートするのがミュージカルならではなのですが、これに慣れていない方もいます。
「なんか苦手だな…」という方もいますので、ミュージカル観劇を計画する前に相手の好みはしっかり確認しておきましょう。
3.チケット代がお高め
ミュージカルのチケットは平均8,000円程度。
S席など高い席は1万円を超える場合もあります。
経済力のないカップルだと厳しく、めったに行けるものではありません。
お金に余裕のあるカップル以外は、特別な日ぐらいにしか楽しめないでしょう。
また、急に体調を崩したら対応が難しいです。
ミュージカルのチケットは日付指定のため、公演日が近づけば近づくほど他の人にも譲りにくくなります。
なかなかの高額なので、行けなくなったことで相手と気まずい雰囲気になる場合も。
季節の変わり目など体調を崩しやすい時期は、デートでのミュージカル観劇は避けておいたほうが無難です。
デートにおすすめの劇団&劇場3選
劇団四季
ミュージカルビギナーの方にもおすすめなのが、有名なミュージカルを多数上演する劇団四季。
観劇マナーやその日の流れが丁寧に説明されているので、初めて観劇に行く方も安心です。
基本的に数ヶ月にわたって公演されている作品が多いので、公演によっては当日でも割と良い席を取りやすいですよ。
帝国劇場
「レ・ミゼラブル」や「ビューティフル」など、ブロードウェイで様々な賞を手に入れたミュージカルを上演しています。
城田優や小池徹平などテレビにも出演する芸能人が出演する作品も多いのも特徴。
また、日比谷駅や有楽町駅からアクセスもしやすい位置にあり、アフターファイブのデートにもピッタリです。
東急シアターオーブ
海外の劇団や役者が日本に来て公演する来日公演を、高い確率で公演しています。
本場で活躍しているミュージカル俳優達のエンターテイメントに、異国情緒を感じられるでしょう。
地上11階の劇場ロビーからは綺麗な夜景をのぞめる、ロマンティックな劇場です。
レストランなども入っている渋谷ヒカリエ内にあるため、観劇した後に食事やお酒を楽しめるのも魅力と言えます。
観劇する時の服装を選ぶポイント
デートで観劇に行くとなったら、どんな服装を選べばいいのか悩む方もいらっしゃいます。
観劇では基本的にドレスコードはありませんが、他のお客様に迷惑にならないようにするためのマナーはあるので、デートの前にチェックしておきましょう。
ゴージャスなアクセサリーは避ける
光が反射してしまうような、キラキラするアクセサリーや服は控えたほうがいいです。
華やかなコーデをしたいならアクセサリーはシンプルにして、服やアイテムの色で華やかさを出しましょう。
音が出ない素材を選ぶ
ウインドブレーカーなど身動きでシャカシャカと音の出てしまう素材は、避けたほうが無難です。
周りの方の迷惑ですし、自分自身も周りが気になって身じろぎもできません。
服装を選ぶ際には、音が出やすい素材でないか一度確認しておきましょう。
シワが目立ちにくい素材は安心
長時間席に座っている観劇では、休憩中や終演後に立ったら服のしわが目立つなんてことも珍しくありません。
ポリエステルなどシワになりにくい柔らかい素材の服を着ていけば、観劇後もシワにならずにキレイに保てます。
柄のある洋服だとよりシワが目立ちにくいので、観劇後にディナーの予定があっても安心ですね。
長時間でも苦しくない服装がおすすめ
ピタッと体を締め付けるような服やウエストを締めすぎる服は観劇には不向きです。
長時間ずっと座っている観劇は、ある程度着なれている服装で行くのが吉。
座席に深く座っても苦しくなりにくい、着心地のよいデザインやゆとりのあるサイズの服がベターです。
パンツスタイルなら、太ももを締め付けないワイドなものが良いです。
ただオーバーサイズすぎると、だらしない印象になってしまうのでほどほどにするよう気を付けてくださいね。
まとめ
観劇のデートは特別感があり、日常から離れた、夢のようなひと時を二人で一緒に楽しむことができます。
ただ、メリットもある一方でデメリットもいくつかあるので、両者をふまえてデートの予定を立てるようにしてくださいね。
また、チケットは上演日が近づくと入手しにくくなるので、余裕を持って計画しておきたいもの。
おすすめの劇場や服装選びのポイントもふまえて、二人のデートを楽しいものにしましょう。