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生涯未婚女性が増えている
一昔前は結婚しないことがマイナスのように捉えられていましたが、今では独身貴族と呼ばれる人たちも多い世の中。男女ともに生涯未婚率が高くなっていて、一概に独身が良くないという風潮はなくなりつつあります。特に女性は「一生独身でもいい」と考える方が増えており、生涯未婚の方が多くなっているようです。
独身を貫くのには訳があった?独身女性のホンネ
独身が多い近年、生涯独身を貫くことも他人事ではなくなってきています。中には好きで独身ではない方もいますが、半数以上は独り身を満喫している様子。自分のために時間を使える、気疲れしないなど、結婚するよりもメリットを感じているからこそ独身を選んでいるようです。寂しさや周囲からの目は気になる人もいるようですが…。
独身でいることをどう思っている?
自分磨きや好きなことに時間を使える(女性/20代)
養育費や食費などの心配をしなくてすむ(女性/30代)
一人なので家族のあたたかみがなくて寂しいこともある(女性/30代)
独身でいることのメリット・デメリット
独身でいることにはメリット・デメリットの両方があります。人の数だけ生き方がある時代、生涯独身でいるメリット・デメリットを踏まえておくと人生の選択肢が広がるかもしれません。
メリット
独身でいることの大きなメリットは「縛られず自由に生活できること」でしょう。既婚者であれば子どもやパートナーに左右されることでも、一人ならマイペースに進められます。他人に振り回されたくない人に向いている生き方とも言えます。お金も時間も自由に使えますし、親戚付き合いもないので気楽に過ごせるのが魅力です。
デメリット
結婚しないことで周囲からの視線が厳しくなる、家族を持つ喜びがわからないといったデメリットがあります。周りを気にせず過ごせる人ならいいかもしれませんが、同情や批判的な目を向けられるのはこたえるもの。また、全てが自己責任で最終的には孤独死に備えなくてはいけないこともあり、プレッシャーに感じる方も多いようです。
周囲はどう思っているのか
生涯独身で生きることに対して周りはどう思っているのでしょうか?大変そうと捉えるか、一人のほうが気楽と考えるかは人それぞれですが、好きでおひとりさまをしていないのであれば、周りからの意見もチェックしておきましょう。
老後が一人だから大変そうだと感じる人も
元気に動けるときは良くても、老後は一人で過ごすから寂しいという方は、生涯独身でいるのが大変そうだと感じているようです。中にはお金の負担や周りからの目が痛くなるという声もあり、苦労しそうと思われているみたい。
結婚していないことがマイナスイメージに
結婚していないことがマイナスに働き、性格に問題があると異性に敬遠されることも。結婚することが幸せだと思う人からは同情の目を向けられ、自分の好きなことをしていても後ろめたく感じるようです。
生涯独身を決めたなら、やっておくべきこと
メリット・デメリットを踏まえたうえで「やっぱりおひとりさまで良い!」と決意を固めたなら、全力で独身生活を楽しみましょう。周りを気にしていると、マイペースに過ごせず気疲れが増えるだけです。生涯独身でいるときにやっておくべき2点をまとめているので、無理なく実践しつつ自由な時間を謳歌してください。
お金を貯める
独身でいるなら絶対にやるべきことがお金を貯めることです。総務省が出している『平成26年全国消費実態調査』では、単身女性の支出は月に16万強。平均寿命の87歳まで自力で生活するのであれば、20歳~87歳の間で1億3440万円必要です。収入によっては支出とトントン…なんてこともあるので、お金を貯めておくにこしたことはありません。
老後の計画を立てておく
一生独身でいる場合、老後は自動的に独り身です。そのため、早いうちから老後の計画を立てておくのが良いでしょう。自宅に住み続けるか介護施設に入るかどうか、大きな病気をするかでも変わってきますし、十分な貯金をして余裕のある生活ができるようにしておくと老後になってから苦労せずにすみます。もしものときに備えて、今のうちから貯蓄や生活について考えておくのがおすすめです。
やっぱり一人は寂しい!一生独身を回避するためにできること
もし生涯独身でいる気がなく、相手を見つけて結婚したいと考えているなら、早めに行動することが大切です。一生独身でいそうだと思われている女性の特徴を知り、自分にあてはまっていないか確認しておきましょう。もし心当たりがあるなら、早めに改善すると◎。マイナス面をなくして、男性から声をかけられるような女性を目指すのが一番です。
一生独身になりそうな女性の特徴って?
一生独身で過ごしそうと思われている女性には、いくつかの特徴があるようです。大まかにどんな特徴があるのか調べてみたので、チェックして今後に役立ててくださいね。
- プライベートよりも仕事を優先しがち
- 一人でも生きていける経済力がある
- 隙がない
- 一人で過ごすのが好き
- 相手に理想を求めすぎる
- 自己中心的な性格/相手に尽くしすぎる
- 心から結婚したいと思っていない
- 恋愛に対して受け身
- 素直になれない/相手を信用できない
- 不倫の経験がある
おひとりさまを脱出するための3ポイント
結婚相談所や街コンなど出会いの場に行ってみる
独身をやめて家族を持ちたいと考えているなら、とにかく街コンや婚活パーティー、結婚相談所など結婚のために行動を起こすべきです。まずは出会うことを優先しましょう。自分から積極的に動かなければ、相手も見つかりません。ある程度年齢を重ねているなら結婚相談所がおすすめですが、いきなり結婚相手を探すのは気が引ける、という方は街コンや婚活パーティーなどのライトなイベントから行ってみましょう。
プライドを捨ててとにかく行動する
付き合う人を選んでいては、結婚なんて夢のまた夢。職業や年齢などでフィルターをかけるのをやめて、いろいろな人と交流することがおひとりさま卒業への近道です。受け身の姿勢ではなく、自分からアクティブに動きましょう。行動することで出会いも多くなり、広い視野で物事を見られるようになります。また、多少の妥協も大切です。完璧な理想を追い求めるのではなく、絶対に譲れない条件だけを優先してください。
「結婚したい」という意識をしっかり持つ
独身生活にピリオドを打つためには、結婚したいという意識をしっかり持つことが重要になってきます。たとえば女性として見てもらうための自分磨き、チャンスをものにする積極性など、結婚のために全力で頑張る努力は欠かせません。自分なんか…と卑屈になるのではなく、前向きにコツコツと積み重ねていくのがベスト。おひとりさまを卒業するためには、絶対にあきらめないという姿勢が必要です。
独身でも既婚者でも、充実していれば問題ナシ!
生涯独身を貫く方、相手を見つけて独身を脱出したい方など選ぶ道は人によって違いますが、大事なのは自分が充実しているかどうか。どんな人生でも、自分が楽しくないと感じてしまうなら意味がありません。独身が楽しいならそのままでもOK。結婚して幸せな家庭を築きたいなら努力しましょう。なんにせよ後悔しないよう、自分が良いと思える人生を歩んでくださいね。