夫婦の絆をさらに深められるイベントといえば新婚旅行です。挙式後のバタバタが少し落ち着いたら、2人で行先を決めたりプランを立てたり…。ここでは新婚旅行の準備で意識しておきたいポイントや、旅行へ行くタイミングなどをまとめていきます。
目次
新婚旅行、先輩夫婦はいつ行ってる?
新婚旅行のタイミングは夫婦によってさまざまです。ただ、挙式直後は体力的にも金銭的にもハードで厳しい…と感じている先輩夫婦は多いようです。ネットで見かける意見だと、挙式から1ヶ月~3ヶ月未満で新婚旅行へ行く…という人が多数派のようですね。
気になる行先は海外or国内どちらがいい?
新婚旅行の行先といえば、ハワイやグアム、ヨーロッパ各国などの海外を思い浮かべる人が多いはずです。映画で観るような非日常的な光景を二人で巡るのは、とてもロマンチック。二人にとっても特別な思い出になること間違いなしです。しかし、国内にもハネムーンにぴったりな場所はたくさん。言葉の壁もなく、費用もリーズナブルに済みます。
海外と国内、どちらにも違った魅力があります。予算や語学力、2人が旅先で楽しみたいことなどよく話し合って、行先を決めていきましょう。
リサーチ・予約のベストタイミングは?
行先にもよりますが、出発の4~5ヶ月前からリサーチを開始しましょう。3ヶ月前にはホテルや航空券、その他交通の手配を済ませておくのがベストです。気が早く感じられるかもしれませんが、挙式直前は結婚式の準備に追われるので早いほうが安心できますよ。特にハワイやグアムなど、いつでも人気のハネムーン先を選んでいるのならなおさらです。
ズバリ、人気の海外新婚旅行先は?
イタリア
洗練されたグルメやファッション、優雅で壮大な歴史的建造物巡りを楽しめるイタリア。地域ごとにさまざまな文化を持つ国なので、どのエリアへ行くかで違った楽しみ方ができそうです。
ハワイ
ハネムーンの定番といえば、やっぱりハワイです。ハワイといえば、温暖で過ごしやすい気候と美しいビーチリゾートが最大の魅力。日本文化の片鱗もみられるので、エリアによっては語学力をさほど必要としないところもあり安心感があります。
スペイン
「情熱の国」スペインも人気。ロマンチックな世界遺産巡りやスポーツ観戦など、アグレッシブなハネムーンにしたい新婚夫婦にぴったりな行先です。闘牛やフラメンコ鑑賞など、映画のワンシーンのようにドラマチックなアクティビティも楽しめますよ。
ハネムーンにオススメ! 国内旅行先はココで決まり
2人でゆっくりと旅を楽しむのであれば、国内旅行も海外に負けず劣らず素敵な思い出になります。
国内屈指のビーチリゾート 沖縄
美しい海をはじめとした自然に癒されたり、独特の食文化を堪能したり、沖縄の楽しみ方はいろいろ。
沖縄本島だけでなく離島も周るハネムーンは、生涯忘れられない思い出になることでしょう。離島のなかでも新婚旅行先として定番の宮古島は、満足度が高いと有名です。日本トップクラスの美しさを誇るコバルトブルーの海を訪れてみてはいかがでしょうか。
また、沖縄本島から1~2時間でアクセスできる慶良間諸島もおすすめ。国立公園に指定された美しい海は「ケラマブルー」と呼ばれ、国内外の観光客から愛されています。夏は海水浴やシュノーケル、冬はホエールウォッチングなど季節ごとに楽しめるアクティビティが違うので、ハネムーンのシーズンではどんなイベントが楽しめるのか下調べを忘れずに。
沖縄は、日本や中国、アメリカなどさまざまな国の文化が入り混じったエリアでもあります。旅の道中では、日本であって日本ではないような、エキゾチックなムードもたっぷり堪能できるはずです。
手つかずの美しい自然と独自の文化に触れる沖縄旅行は、結婚記念日に再び訪れたくなること間違いなしですね。
ノスタルジックなハネムーンなら 熱海温泉
昭和時代に新婚旅行先として人気だった熱海はゆったりと旅をするのに最適です。かつて熱海が人気になったのはアクセスしやすいこと。車が無くても新幹線で訪れることができ、町全体もぎゅっと詰まっているのでタクシーで移動するのもGood。温泉街で旅行そのものを楽しみながらも、電車で1時間ほどの距離になる箱根や鎌倉を訪れるのも思い出になるでしょう。
忘れものはない?持ち物チェックリスト
せっかくの新婚旅行、忘れものがあって現地で大慌て…なんてことになるのは避けたいもの。行先やシーズンによって必要なものは変わってきますが、以下では特に必要なものに絞ってチェックリストを作ってみました。
貴重品
現金とスマホ、クレジットカードや航空券は必ず用意しましょう。行先が海外であれば、パスポートとそのコピー、国際免許証のチェックも忘れずに!保険に入っている場合は海外旅行保険証も必要です。
衣類
日数分の着替えや下着にくわえて、防寒着の用意もしておきましょう。特に海外では冷房が効いている施設が多く、「リゾートエリアだから」と油断していると思わぬ寒さに驚くことも。すぐに着脱できる薄手のカーディガンなどがあると安心です。また、海外のホテルではパジャマを備え付けていないところも多いので、パジャマやルームウェアを持っていくこともおすすめします。
雑貨
スマホやタブレット、カメラの充電器はしっかり持っていきましょう。行先が海外であれば変圧器も忘れずに。ほかには予備の財布やバッグなどを用意しておくと、突然のトラブルにも対処しやすくなります。
これらの荷物をベースに、行先やシーズンによって必要なものをリストアップしていきましょう。ビーチリゾートであれば水着やサングラスに日焼け止め、水中カメラ、厳しい寒さが予想されるのであれば手袋やマフラー、ストールなどが必要になります。
恐怖の「成田離婚」を避けるポイント
新婚旅行は楽しい反面、慣れない旅先で疲れやモヤモヤが溜まってしまうのも事実です。準備中や旅先での喧嘩がこじれてしまい、最悪の場合は「成田離婚」に発展することも…!そんな恐怖の成田離婚を避けるためのポイントを紹介します。
予定を詰め込み過ぎない
新婚旅行は、計画を立てる段階から気持ちが高ぶってしまいがち。「ここに行きたい!」「あれをやってみたい!」と楽しんで計画を立てるのはもちろんいいことですが、予定を詰め込み過ぎるのはおすすめしません。慣れない土地で時間通りに動こうとすると、想像以上にエネルギーを使います。そうなるとお互いにイライラが溜まって喧嘩へ発展してしまうことも。「旅にはハプニングが付き物」という大らかさを忘れずに、新婚旅行を楽しみましょう。
下調べやブッキング作業は二人一緒に!
どちらか片方ばかりが、現地の下調べや各種手配を進めるのはいただけません。片方は「どうして私(僕)ばっかりこんなに忙しくしなきゃいけないの?」と不満を抱いてしまうかもしれませんし、もう片方は「何でもかんでも一方的に決めないでよ!」と考えてしまうかもしれません。タスクが偏ったり、一方の意見だけが反映されたりしないよう、下調べや各種のブッキング作業は必ず二人で協力して進めましょう!
休憩やクールダウンの時間は多めに
旅行中は「時間を有効に使わなきゃ!」と思い、つい慌ててしまうもの。気持ちはわかりますが、時間に追われて行動するのは新婚旅行が楽しめず本末転倒です。疲れやストレスが溜まって喧嘩に発展することも十分考えられるので、旅行中はこまめに休憩を取ったり、クールダウンの時間を確保したりしましょう。
予算は事前に決めておくこと
金銭感覚の不一致は、結婚生活に大きな悪影響を及ぼします。新婚旅行先でお互いの金銭感覚の違いが露呈して、気まずくなってしまった…ということも十分にあり得ます。旅行ではどの程度の予算をかけるか、どのアクティビティに一番お金を使いたいかなどを事前に話し合っておくことが大切です。
まとめ
楽しい新婚旅行にするためには、事前準備と話し合いが大切です。ガイドブックやパンフレットを片手に、二人一緒に新婚旅行の準備をするのもいい思い出になるはずですよ。