「帰省したくない」と思ってしまった…その理由は?

街コンレポート_合掌造りの屋根に雪が積もっている

長期休暇のシーズンになると、「帰省したくないな…」とブルーになってしまう方は少なからずいるのではないでしょうか?そんな「帰省ブルー」あるあるや、帰省を促されたときの角の立たない断り方をまとめてみました。

「帰省したくない」そう思ってしまう理由は

未婚や既婚といったステータス、実家との関係…。「帰省したくない」という理由は人によってさまざま。地元から足を遠ざけてしまう主な理由を、ピックアップしています。

そもそも実家が遠すぎる!!

帰省ラッシュの新幹線に飛び乗ったり、車でごった返す高速道路に何時間も閉じ込められたり、地元との距離がありすぎると帰省に大きなエネルギーを使います。交通費もけして安くありませんし、戻るときは戻るときでUターンラッシュに巻き込まれてしまいます。毎年これを繰り返していると、帰省ブルーになってしまうのも仕方ないのかもしれません。ただ、「親が帰ってこいとうるさいし、地元自体は好きだから帰省はするけど…」という意見もちらほら見かけました。

地元が田舎すぎてイヤ

大学進学や就職をきっかけに上京し、都会の充実さに慣れると「地元は何もないし、帰ってもすることがない」と思ってしまうのではないでしょうか。ショッピングや映画、食べ歩きなどの趣味を謳歌している人にとって、愛着ある地元も物足りなくなってしまうもの。なかには「地元へ帰ったとき、親や地元の友達と会話が噛み合わなくなってるのが切ない」という声もありました。

地元の人間関係が煩わしい

SNSなどでは、「いまだに学生時代の関係性を引きずっている友達・同級生に会いたくない」「田舎の話題は周りの噂話ばかりでイヤ」という辛辣な声も。地方の人間関係は良くも悪くも密なので、そういった人間関係が煩わしいと感じてしまう人は帰省が面倒になるのかもしれませんね。

交通費がかかりすぎる!

「地元が遠い」という話題とリンクしますが、帰省の度にかかる交通費も悩みのタネになっているようです。電車や新幹線、人によっては飛行機で帰省することになるわけですが、これらにかかる費用はけして安くありません。実際、「カツカツな時期と帰省シーズンが被るのは勘弁して~!」とお悩みの人の声もいくつかあがっていました。

親からのプレッシャーがつらい

未婚であれば「結婚しないの?」「いい人いないの?」と質問攻めに合い、既婚だと「子どもは?」と聞かれ、子どもを連れてきたら「二人目は?三人目は?」とまた質問攻め…。

極端なたとえですが、帰省する度に親からプレッシャーをかけられて辟易している人は多いようです。心配してくれているのはありがたいことですが、親は親、子どもは子ども。世代も価値観も違うのに、親世代の常識ばかりを押しつけられるのは遠慮したいところですよね。

親戚の集まりが憂鬱

お盆やお正月の親戚の集まりがストレスだと感じている人もいるようです。「結婚のことをしつこく聞かれたり、同年代のいとこ達と何かと比べられたりして居心地が悪い」という意見が多くみられました。親が相手なら気軽に言い返せますが、親戚が相手だとまた対応に四苦八苦してしまいますよね。

帰省を「楽しいもの」にするコツ

「帰省が憂鬱でも、何となくやり過ごすのは体裁が悪い」と思っているのであれば、発想の転換で帰省を楽しいものにしちゃいましょう!

帰省から戻った後の楽しい予定を作る

「Uターンしたら美味しいものをお取り寄せする!」「実家から帰ったら美容院へ行く!」など、帰省から戻った後に楽しい予定を作りましょう。楽しい予定なら、プランニングの段階から気分が上がること間違いなし。その予定をモチベーションに、憂鬱な帰省を乗り切りましょう。

精一杯の親孝行だと割り切ってみる

憂鬱な帰省も「あまり会えない親に顔を見せる機会」だと割り切れれば、少し楽になるはずです。むしろ、少し顔を見せて安心させるだけで親孝行になると考えれば安いものではないでしょうか?

早めに切り上げる方法を考える

お泊りをせず、顔だけ見せたら早めに切り上げるという手もあり。「仕事が忙しいから」「今年は予定が多くて、あまりゆっくりできない」と理由を添えて、のんびりできない姿勢をみせましょう。よほどしつこい相手でない限り、大目に見てくれるはずです。

地元の友達と久しぶりに会ってみる

地元の友達との仲が続いているのであれば、声をかけてお茶などに誘ってみましょう。実家や親戚づきあいで息苦しくなっても、旧友とのおしゃべりで気が紛れるかもしれません。

それでも帰省したくない…と思ったら

「今回の帰省はどうしてもパスしたい」と思ったときに使えるフレーズ集をまとめてみました。

仕事が忙しいから

定番の理由ですね。「今年は仕事が忙しいから、帰れそうにない」と伝えましょう。一言「時間ができたらそのうちそっちに行くから」と付け加えると◎。「仕事が理由なら…」ということで大目に見てくれるかもしれません。帰省シーズンが近づいてきたタイミングで、仕事が忙しいというアピールをしておくとなお効果的です。

ゆっくり休みたいから

「仕事や用事が立て込んでて、ここ最近はほとんどゆっくりできてないんだ。こっちで休んでるね」と伝えておきましょう。ここでも「次にまた時間作って行くから」と付け加えると、余計な心配をかけずに済みます。

体調が悪いから

体調の悪さを理由に、帰省を控えるのも手です。「うつったら大変だから」と気遣う姿勢を見せつつ、帰省しない旨を伝えましょう。

チケットが取れなかった

毎年激しい混み合いを見せる帰省ラッシュ。飛行機や新幹線のチケットが取れないということも十分にありえます。「航空券が取れなかった」「新幹線が満席になっちゃって…」という言い訳は十分信憑性があるでしょう。

費用がかさむから

人数分の交通費や高速代…一度の帰省にかかる費用はけして安くありません。正直に「今月はかなりカツカツで、節約しないと厳しい。また今度行くから今回はパスしたい」と伝えましょう。経済的なことは他人が口出ししにくいですし、向こうも納得してくれるはずです。

遠距離の移動がキツいから

こちらも、理由を正直に話すパターン。「帰りたいのは山々だけど、長時間の移動がキツいし、仕事でも疲れてるから…」と話してみましょう。「落ち着いたら次はこっちに遊びに来てよ!」と明るく話題を変えるのもおすすめです。

結婚式の予定が重なってしまった

「こっちの友人の結婚式があるから」「職場の人の結婚式に出ることになって忙しい」という理由で断る方法。慶事ですので、向こうも「その予定を蹴って帰ってこい!」とは言いだしにくいはずです。このとき大切なのが、家族と共通の知り合いを話題に出さないこと。後になって嘘がバレてしまう可能性があります。

出張・旅行の予定があるから

「出張の予定があって帰れない」「旅行の予定をもう組んでしまった」という旨を伝える方法です。このとき大切なのが、「出張・旅行の予定は決定事項である」としっかり伝えることです。今から予定変更したらキャンセル料が全額かかるから…と添えるとなお効果的です。

まとめ

家庭の事情や経済事情など、「帰省したくない」という気持ちの背景にはさまざまな理由があります。無理せず、自分の気持ちを最優先にして帰省シーズンを過ごしましょう。もちろん、実家や地元の友人への何気ない気遣いの一言をかけることも大切です。

コメントを残す


The reCAPTCHA verification period has expired. Please reload the page.