結婚したら、独身時代との生活スタイルがガラリと変わるものです。なかには結婚話が進んでいるけれど「結婚後の趣味との向き合い方」について悩んでいる方もいるのではないでしょうか? ここでは、結婚後も上手に趣味と向き合うためのポイントを紹介します。
目次
結婚後、趣味との向き合い方はどう変化した?
趣味を満喫する人にとって、結婚生活と趣味の両立は大きな課題です。ネットの声を集めてみると、結婚後の趣味との向き合い方は大きく3つに分かれているにようです。「変わらず楽しんでいる派」「趣味をやめた派」「一時休止派」、それぞれの声を紹介します。
変わらず楽しんでいる派
意外と多かったのが、「結婚後も変わらず趣味を楽しんでいる」という声。スポーツやアウトドア、サブカル系などさまざまなジャンルの趣味を楽しむ人が、結婚後も趣味を楽しんでいるようです。「奥さんに少し呆れられてるけど、変わらずアニメ好き」という明るい意見も少なからず見つかりました。
なかには「結婚してから旦那をサポーター沼に引きずり込みました。今ではわたしよりもサポーター仲間と楽しくやってる」という羨ましい声も! 結婚をきっかけにして、2人に共通の趣味が生まれると夫婦楽しく趣味を続けられるようですね。
趣味をやめた派
「結婚したら自然と趣味から足が遠のいた」「パートナーに苦言を呈されて趣味をやめた…」という声もチラホラ見かけました。ポジティブな理由から足が遠のいたのならいいのですが、パートナーの理解が得られず趣味をやめたとなると、先行きが少し心配。結婚後も趣味を楽しむためには、やはりパートナーの理解が必須のようです…。
休日はロードバイクでツーリングするのが趣味だったのですが、パーツの値段が妻にバレて大喧嘩になってしまいました。自転車のタイヤ1つ4万円というのは、普通の人にとっては理解できないみたいですね。新しいパーツが買えなくなると、自転車熱が冷めてしまって休日は自宅でゴロゴロしています。(静岡県・30代)
結婚前は日本刀を擬人化したゲーム関係にお金を注ぎ込んでいましたが、結婚後には辞めざるをえなくなってしまったので発想を転換。結婚生活を旦那育成ゲームだと思い込んだら凄く燃えてきました。ファッションに無頓着だった旦那を、美容院に通わせ、服や靴を選んで、運動とダイエットさせて、と全ステータスを上げました! この先何十年も楽しめそうな育成ゲーム、オススメですよ(東京都・20代)
一時休戦している派
「時間があるときは頻繁にライブに行ってたけど、今は子育てで忙しい!落ち着いたらまたライブ参戦したい」「結婚式やハネムーンでかなりお金を使ったので、当面は節約。しばらくしたらまた趣味を楽しみたい」といった声がありました。
何かとお金がかかったり、ハプニングが起こったりするのが結婚生活。一時休戦して、節約や子育てに奮闘しているという人も多いようですね。
要注意!結婚生活と両立しにくいかもしれない趣味
理解が得られたり、一緒に楽しめたりすればいいのですが、そんな趣味ばかりではないのが現実です。
時間やお金がかかりすぎる趣味
家計を圧迫したり、仕事・家事の時間が圧迫されるような趣味は理解を得るのが難しいもの。そんな趣味をどうしても続けたいのであれば、自分のお金と時間を上手くやり繰りしてパートナーの理解を得ることが大切です。
理解されにくい趣味
共通の趣味でない限り、アイドルおっかけや鉄道、サブカルなどの趣味はパートナーに理解されにくいでしょう。こちらも時間とお金のかけ方を考えて、夫婦生活に支障を出さない程度に楽しむことが大切です。
趣味も結婚生活も楽しむためのポイント
趣味は生活を豊かにしてくれるもの。結婚生活と趣味、両方を楽しむためのポイントをまとめてみました。
理解を押し付けない
いくら夫婦とはいえ、もとは他人同士。「僕の趣味を理解してよ!」「私の趣味なんだからわかってよ!」と理解を強要するのはNGです。余計な反発心を生んで、理解がさらに遠のいてしまうことがありえます。「理解してくれなくてもいい、ただ認めて」という割り切りも大切です。
生活スペースを浸食しない
フィギュアやプラモデルなど、収集系の趣味を持っている方は特に意識したいポイント。家の共有スペースに至るまで趣味のもので埋め尽くすのは避けましょう。パートナーが理解してくれているなら別ですが、そうでなければ「邪魔!」と言われても仕方ありません。また、趣味を楽しんだ後の掃除や片付けはしっかりすることも大切です。散らかしっぱなしでは、パートナーからの理解を得られるどころか余計な反感を買ってしまいます。
趣味にかけるお金を明確にしておく
趣味にお金をかけすぎたり、パートナーに黙ってお金をつぎ込みすぎるのは論外。全てをオープンにする必要はありませんが、「どの用事でどれぐらいのお金を使っているのか」という概算はしっかりと共有しておきましょう。もちろん、自分のおこづかいの範囲で楽しむことも忘れずに。
家のことは二人で一緒に
趣味を楽しむだけ楽しんで、家事や雑用はパートナーに任せっぱなしなのはNG。趣味を続けるからには、家のことにもしっかり参加することが大切です。
お互いが自由になれる時間・日にちを決めておく
趣味や勉強などに使えるフリータイムを、2人で話し合ってあらかじめ決めておくのもおすすめ。お互いの予定を見える化することで、「時間が取れない」「不公平」という不満を軽減できます。
メリハリをつける
仕事・家庭・趣味のメリハリをつけるのが理想。「今月は頑張ったから休日は思いきり楽しみたい」「先週末はたくさん楽しんで元気もチャージしたからまた仕事と家事を頑張ろう!」という風に考えられれば、モチベーション維持にも役立ちます。
まとめ
夫婦で楽しんでいる人もいれば、各々で趣味を楽しむ人もいます。パートナーとよく話し合いながら、自分にぴったりな方法で趣味も結婚生活も楽しんでいきましょう。