体験談からひも解く「ソウルメイト」との出会い方

あなたが「初めて会った気がしない」「気が合う」と感じるその人は、もしかしたら「ソウルメイト」かもしれません。ソウルメイトとは、運命の出会いで結ばれた関係のこと。恋愛に当てはめると、「運命の人」ともいえます。お互いの人生を豊かにし、より良い方向へ導いてくれる重要なパートナーは、どのようにして見つけることができるのでしょうか。

ソウルメイトの概念と種類について学びつつ、出会うための方法を体験談から一緒にひも解いていきましょう。

目次

恋愛におけるソウルメイトは「一生を共に過ごすパートナー」だけではない

直訳すると「魂の伴侶」という意味を持つソウルメイトですが、同じ使命を果たすために、ともに輪廻転生を繰り返しながらお互いに影響を与え合う存在として考えられています。出会った瞬間に懐かしさや愛おしさを感じ、どこかで会った気がするのに、どこで会ったのか思い出せない…そんなスピリチュアルな関係で結ばれているのがソウルメイドです。

恋愛におけるソウルメイトは「一生を過ごすパートナー」であるとは限りません。一時の燃え上がるような恋愛を共にする相手の可能性もあれば、出会いと別れを繰り返す関係を指す場合もあります。

外見、学歴、収入といったような、よくある恋愛や結婚対象の条件には、影響されないというのもソウルメイトのポイント。他人の評価はいまいちでも自分にとっては特別だと感じたり、初対面なのにこの人と出会うために生きてきた、といった感覚が芽生えることもあります。

いずれにしても、一緒にいることでお互いの人生に多大な影響を与える存在であること、運命を良い方向へと導いてくれる存在であることが、ソウルメイトの条件です。

ソウルメイトを見つけるための10のヒント

お互いに良い影響を与えて、人生をより良い方向へと導けるソウルメイトを見定めるための10のヒントをご紹介します。

1.出会った瞬間に過去に会ったことがあるような、懐かしい感覚になる

転生を繰り返し、過去世でも出会いと別れを共に経験してきたソウルメイトであれば、初対面であっても「どこかで会ったことがある」感覚に陥ります。なんとなく話しやすかったり、懐かしい印象を受けるようであれば、その相手はソウルメイトかもしれません。

2.いつも自然体でそばにいると穏やかな気持ちになる

ソウルメイトは心の伴侶であり、一緒にいることで穏やかな気持ちになれます。話題が出てこないといったことも少ないでしょう。見えない縁で結ばれているため、血を分けた家族のような安心感があるはずです。また、お互いに沈黙をしているような場合でも、気まずい想いが生まれることはありません。

3.考えや発言、行動が共通している・手に取るようにわかる

何も言わずとも同じことを考えていたり、相手の考えがわかったり、言おうとしていた言葉を相手が口にしていたり、同じような行動をとったり…。ソウルメイトだからこそ、言動が共通する現象=シンクロニシティ(共時性)が発生することもあります。同じことを同時に考えたり、行動することを「偶然」と言ってしまえばそれまでですが、相手がソウルメイトであると考えれば、「特別」な感じがしますね。

4.偶然が重なる

例えば、街中でばったり会ったり、毎日同じ時間帯に同じ場所にいるなど、偶然が重なる相手はソウルメイトかもしれません。ソウルメイトは行動が共通するため、無意識のうちにお互いを引き寄せいているのです。

5.目を見ただけで直感したり、触れただけで電気が走ったような感覚になる

ソウルメイトであれば、目を見ただけで何かを感じたり、触れただけで電気が走ったような感覚に陥ったりすることもあるようです。よく映画などで、「出会った瞬間に電流が走ったような…」という表現がありますが、ソウルメイトとの出会いを表現しているのかもしれませんね。

6.誕生日や家族構成に共通点が多い

感性や考え方が似ているだけではなく、誕生日や家族構成に共通点が多いのもソウルメイトの特徴です。共通点が多いことで自然と話が盛り上がることでしょう。

7.どんな状況でも愛し続け、一緒にいたいと思える

長い人生、明るい時期もあれば暗い時期もあるでしょう。相手や自分の環境がどんな状況であっても、相手を許し、愛し続けることができる関係が築けるなら、相手はソウルメイトかもしれません。自分を犠牲にしてでも相手を助けようとしたり、相手の幸せを心から願える人に出会えたら、貴重な存在として意識してみましょう。

8.人生の岐路で出会う

ソウルメイトと出会うタイミングとして最も多いのが、自分が人生の岐路に立っているとき。学業や仕事、プライベートなど、あらゆる場面において大きな決断を迫られるときに、ソウルメイトはあなたの前に現れます。もしあなたが大切な恋人と別れたばかりなら、次に出会える人を運命の人だと思ってアクションを起こしてみると良いかもしれません。

9.お互いの足りない部分を補っている

同じ言動をとりやすいソウルメイトですが、お互いの足りない部分を補う存在でもあります。例えば、あなたはおしゃべりが大好きだとして、相手は聞き役が得意とか。相手のことを想える存在であるからこそ、お互いにない部分をもち、バランスを保てるのです。

10.一緒にいることでお互いを高めあえる

ソウルメイトはお互いの幸せや成長を願える存在なので、一緒にいればいるほど高めあうことができます。また、そばにいることで魂の輝きが増すので、ソウルメイトと出会った後にモテはじめる人が多いのだとか。

以上が、「出会った相手がソウルメイトかどうかを見極めるヒント」です。10項目すべてに当てはまる必要はありませんが、初対面の方と接する際に意識して確認してみると良いでしょう。

ソウルメイトと出会うために日ごろから心がけておきたいこと

ここまで、ソウルメイトの見つけ方をご紹介しましたが、ただ相手を探すだけでなく、あなたの生活習慣を見直すことも大切です。なぜなら、数えきれない男女のなかから理想とする一人を見つけることは、決して簡単なことではないから。

それではどのような毎日を過ごすことが重要なのでしょうか。

1.前向きに生きる

出会いが多いということは、それだけ別れも多いということ。どのような状況でも前向きに物事捉え、前進できる人には出会いのチャンスが待っています。また、ポジティブに過ごせる人の周りには、自然と人が集まってくることでしょう。

2.感謝する心を持つ

ソウルメイトは出会えること自体が奇跡なので、焦ってイライラしても仕方ありません。感謝の心をもって出会いを信じましょう。また、収入や外見にこだわって相手を探していたら、いつまでも運命の相手には出会えません。相手がどのような状況であれ、直感を信じ、感謝の心をもって接することが大切です。

3.人付き合いを大切にする

貴重なソウルメイトと出会うためには、出会いの場に赴いたり、人付き合いが何よりも重要です。縁を大切にできる人のもとには、良い巡りあわせが回ってくるはず。先入観を持たずに、心の目でソウルメイトを探すようにしましょう。

心が変われば習慣が変わり、習慣が変われば生活が変わります。運命の出会いや相手に期待しすぎるのではなく、魂のつながりを信じてソウルメイトを探すようにしましょう。

また、運命の伴侶とも称されるソウルメイトの存在に気付くためには、霊的なレベルや魂のレベルをあげることも必要とされているとか。魂の成長というと難しそうですが、内面の成長とも言いかえることができます。まずは日常の中で、他人を思いやる、困っている人を助ける、ネガティブな感情をぶつけない、といったことを意識することから始めると良いでしょう。

忘れられないあの人はどれにあたる?ソウルメイトの種類

実はソウルメイトは7種類に分けることができます。魂のつながりが深く、唯一無二の存在として捉えられている種類から紹介していきましょう。

ツインレイ

ツインレイは、ソウルメイトの中でも最もつながりが深い存在です。前世で一つの魂だった存在が、より深い学びを得るために分かれたものであり、「双子の光」という意味も持ちます。ツインレイにあたる相手は、この世に一人しかいません。異性であることが多く、恋愛においては間違いなく「運命の人」となる存在でしょう。

ツインフレーム

直訳すると、「双子の炎」という意味を持ち、ソウルメイトの中でも同じ目的をもって生まれてきた存在を指します。同じ目的や使命を持っているので、協力して何かを成し遂げることができます。ツインフレームは7人存在しているといわれており、比較的出会いやすい存在とも言えるでしょう。

ツインソウル

ツインソウルは「双子の魂」という意味を持ち、同じ魂をもって生まれてきているため、前世からの深い関係を気付いています。考え方や価値観が同じなので、一緒にいると心地よい存在。必ずしも異性とは限らないようです。

ツインメイト

「双子の仲間」という意味を持つツインメイト。同じ使命をもって生まれ、一緒に努力する仲間です。仲間なので一人とは限らず、職場やグループ、団体など同じ志をもって集まったコミュニティ内に存在しやすいと考えられます。

ライトパーソン

ライトパーソンは恋愛関係というより、「人生の師」を指すため、師弟関係になることが多いようです。偶然の出会いから感銘を与え、人生が良い方向へ動き出すための助言やサポートを行います。

ディバインエクスプレッション

「神聖なる表現者」を意味しており、あなたの才能を開花させてくれる指導者的な存在です。神の代役者という役割を持っており、ディバインエクスプレッションに出会うと人生が飛躍的に変わると考えられています。

ディバインコンプリメント

「神から授けられた相補体」として、あなたをより高い次元へ導く存在。あなたを正確に写す鏡として、良い面も悪い面もお互いに反映しあい、お互いに足りない部分を補い合います。出会ってもずっと一緒にいる存在ではなく、一時を過ごす相手となります。

ソウルメイトと一括りに言っても、種類によっては全く意味が異なります。恋人同士になる存在だけではなく、職場の仲間、人生の師となる存在の定義もあることがわかりました。これまでの人生を振り返って、忘れられないあの人がどのソウルメイトにあたるのか考えてみるのも面白かもしれませんね。

実際にソウルメイトと出会えたと感じている人は、どのようなことをきっかけに相手を「唯一無二」だと確信したのでしょうか。

奇跡のような体験談「ソウルメイト」との出会い

ソウルメイトと出会えたと感じている人の体験談を集めました。日々の生活のなかで、どのようなことに意識を向ければソウルメイトと出会えるのか、体験談から参考にしてくださいね。

魂のつながりを感じる、10年以上の不思議な縁

(前略)彼を知ったのは15歳(高1)の春。同じクラスになったことはありませんでしたが、彼が生徒会に居たので一方的に知っていました。

(中略)大学受験に失敗して一浪した後、ある大学へ入学したのが19歳。彼は現役で同じ大学に入学していたようです。ここが不思議なんですが、この大学は地方にあって、同じ高校から進学したのは二人だけだということ。後にも先にも数える程度の生徒しか進学していません。それを知ったのが24歳。私と彼は3年間同じ大学に通っていたのに、一度も遭遇したことがなかったんです。24歳で社会人になった私は、親しくして頂いた高校の先生に挨拶へ。先生は「ある生徒と飲むからお前も来い」と言うのでついていくと、そこに居たのが彼でした。

(中略)とにかくそうして話す機会を得た私たちは、先生を介して遊ぶことが増えました。次第に二人でも遊ぶようになり、ただ居心地が良いとだけ感じていました。一緒にいるだけで楽しい、幸福感があると思っているうちに、私は恋をしたんだと思います。彼の自宅へも遊びに行くようになり、男女の関係にはなりませんでしたが、お互い好意があったのは確かです。今でも振り返って「あのときどっちかが行動に移してたら、今違う人生だったね」と言い合っています。

(中略)彼と私は、未だに連絡を取り合う仲です。奥さんには悪いな、と思いつつも、気持ちが離れていく気配がないんです。でも、体の関係があったわけでも、付き合ったわけでも、不倫しているわけでもありません。ただ、欲しいときに欲しい言葉を彼が言ってくれる。彼に何かあった気がするときに連絡する。それだけの関係です。

(中略)繋がっている魂を無理やり離すことは、誰にもできない気がするんです。お互いが必要でなくなったとき、自然と離れていく気がします。(後略)

※引用元:Verygood(https://www.verygood.la/?p=130383)

1人の時は会わないのに、デートするたびに遭遇するソウルメイト

(前略)誰かとデートをする時に限って街でKさんを目撃する。これもなんとも不思議な現象でした。私は自分の認識ではKさんのことをあくまでも仕事上のお相手として見ていて、恋愛対象としては見てなかったのですが、人間として惹かれる部分があったということは間違いのないことです。私はKさんが気づく前にデート相手と共にサッと隠れるようにして遠ざかっていたので(デート相手からしたら意味不明ですけど、笑)、Kさん自身は私がKさんを目撃していたことは知りません。

本当に不思議なのは、私が男性と街を歩いているときに限って、この現象が起こったことです。普段1人で街を歩いているときに、Kさんに出会ったことは一度もありませんでした。(後略)

※引用元:JOYLE(https://joyledays.com/2018/07/soulmate/#i-2)

出会って10日で結婚を決めた妻を見つけたのは1300キロ離れた場所

(前略)ぼくには運命の人といえる妻がいます。出会って10日で結婚を決めて、しかも当時は東京に住んでいましたが、ぼくのセンサーがビンビンに反応して1300キロは離れた場所でみつけました。なので、絶対います。

(中略)運命の人に、特徴はあるでしょうか。特徴はあるんですけど、人の身体的あるいは外面的な特徴というよりかは、自分が気付く、ピンとくる特徴があります。ずっと昔から知っているような感覚。話したことないけど、相手のことがわかる感覚。言葉や行動でなんとなくわかりあえる気がする。そんな特徴が運命の人にはあります。(後略)

※引用元:ろばのせかい(https://donkey-earth.com/spiritual/love/destiny/)

いかがでしたでしょうか。初対面で直感的に相手を運命の人だと感じ結ばれる人もいれば、二度目の再開で10年以上続くかけがえのない存在になる2人もいます。なぜか行く先に相手がいる…という現象もソウルメイトらしいですね。

ソウルメイトを探すなら出会いの場に赴かないと始まらない

7つも種類があるように、ソウルメイトはたった一人の存在を指しているわけではありません。自ら積極的に出会いを求めることで、ソウルメイトに出会える可能性はぐんと上がります。

ソウルメイトは恋愛関係だけではなく、職場や師弟関係も対象ですが、同じ志や価値観を持った人と過ごせば、いつのまにか恋愛関係に発展する可能性があるかもしれません。大切なのは、ソウルメイトを見つける目を養い、全ての出会いに感謝すること。そして、自ら動きださないと、唯一無二のかけがえのない存在には出会えません。

今は、直接会わずとも、インターネットを介した出会いもあります。出会いがどのような形であっても、ソウルメイトであれば、魂がお互いを強く引き寄せ、二人を出会わせてくれるはず。一緒に高めあい、人生をより良い方向へ導けるソウルメイトを探しに、ぜひいろんな出会いの場に足を運んでみましょう。

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