結婚式のプチギフトは、新郎新婦のセンスが試されるもの。できればセンス良く、かつゲストに喜んでもらえるものを選びたいですよね。そこで今回は、プチギフトの上手な選び方をまとめました。
目次
皆何を贈ってる?人気のプチギフト例
プチギフトを選ぶ機会はそうそうないもの。「そもそも何を贈るのがいいの?」と悩んでしまう方もいるのではないでしょうか?以下では、定番のプチギフト例をピックアップしています。
スイーツ
クッキーやキャンディなどのスイーツは不動の人気。持ち運びやすいうえ、すぐに食べられるのが人気の秘密なのかもしれません。可愛くラッピングしたスイーツを贈れば、ゲストも思わず笑顔になること請け合いです。
タオル・ハンカチ
実用的なプチギフトといえば、タオルやハンカチです。夏場・冬場などのシーズンや、素材にこだわって選ぶと◎。ゲストが少人数であれば、ゲストのイニシャルや好きなモチーフを入れたオリジナルタオルを贈るのも良いでしょう。ただし、相手の好みから大きく外れないよう極力シンプルなデザインにすることも忘れずに。
カトラリーグッズ
ティースプーンやお箸、ちょっとしたカップなどのカトラリーグッズも人気です。コーヒーやお茶などの嗜好品をたしなむゲストには、ティーバッグやドリップパックとセットにして贈るのもオシャレでおすすめ。
お茶・コーヒー
緑茶や紅茶、コーヒーなどの嗜好品もプチギフトにぴったり。ただし、人によって好みが分かれるアイテムでもあるため事前のリサーチは必須です。女性ゲストにはハーブティーやローズヒップティーなど、美容に嬉しいお茶を贈るのもいいですね。
アメニティグッズ
石鹸やアロマ、入浴剤などのアイテムを贈るのも定番です。「日々の疲れを癒してください」「結婚式の疲れを癒してくださいね」というメッセージを込めて贈りましょう。相手の好みや肌質、ライフスタイルをリサーチすることも忘れずに。
プチギフトにかける予算
プチギフトにかける予算は、200円~400円程度を目安にしておきましょう。あまり安価なものだとゲストへ気持ちが伝わらず、高価すぎると逆に委縮されてしまいます。
定番のプチギフトに込められた意味
クッキーやナッツなどの定番プチギフトには、それぞれおめでたい意味が込められています。以下で、その一例をピックアップしました。
クッキー、ナッツ、ジャム
クッキーやナッツ、ジャムは根強く支持されるプチギフトです。値段や持ち運びやすさを考えても、プチギフトにぴったりなアイテムだといえますね。これらのギフトには「繁栄」や「豊潤、潤沢」などのおめでたい意味がこめられています。
ドラジェ
ドラジェとは、ナッツを砂糖でコーティングしたヨーロッパのお菓子です。本場では、結婚や出産などのお祝い事の際に食べられることで知られます。そんなドラジェには、「子孫繁栄」「幸福」「健康」という意味がこめられています。パステルカラーの見た目がキュートなドラジェをプチギフトにすれば、ゲストもほっこりすること間違いなしです!
スプーン・お箸
「幸福をすくい取る」という意味を持つスプーン。ジャムや紅茶などのギフトと一緒に、キュートなデザインのスプーンを贈ると喜んでもらえそうですね。一方のお箸には、「幸せの橋渡し」という意味がこめられています。こちらはお米やお煎餅など、和風のプチギフトと合わせると一層ムードが出ますよ。
紅茶
紅茶は「幸茶」とも読めるおめでたいアイテム。ゲストの好みに応じて、種類別の紅茶を使い分けるのも◎です。
プチギフトを選ぶときのポイント
プチギフトを選ぶ際は、「年代や性別」「シーズン」などのポイントを意識するのがおすすめです。
年代・性別
ゲストの年代や男女比を考えてプチギフトを選びましょう。年代や性別が異なると、どうしてもツボが外れてしまうものです。老若男女問わず喜んでもらえるアイテムを選ぶか、余裕があるならゲストの年代や性別ごとにアイテムを選び分けるなどの工夫をするのがベスト。
シーズンに合った気遣いをするのも
その土地の気候やシーズンに応じてプチギフトを選ぶのもアリです。たとえば暑い夏には扇子やタオルハンカチ、汗拭きシートなどを贈ると◎。冬場はカイロや入浴剤などのアイテムを贈って、「快適に過ごしてください」とさりげない気遣いを見せると良いでしょう。
地元の名産品を贈ってみる
地方出身であれば、地元の名産品をプチギフトにするのもおすすめです。ちょっとしたお土産感覚で贈れるうえ、ゲストの印象に残りやすいでしょう。
プチギフトを贈るタイミングで考える
ゲストのお見送りのときにプチギフトを手渡しする場合は、披露宴に来てくれたお礼と感謝をゲストに伝えるタイミングを作る役割があります。披露宴中にゲスト全員と話せないこともありますので、1人ずつ手渡しすることで必ず言葉を交わすことができます。お見送りのときに渡すプチギフトは、渡しやすく、持ち帰りしやすいアイテムを選びましょう。
実はNGかも?なプチギフトの例
良かれと思って選んだプチギフトが、ゲストを困惑させてしまった…なんてことはよくあるお話です。特によく見る「NG」なプチギフトの例をピックアップしました。
新郎新婦の名前や写真が入ったグッズ
新郎新婦の名前や写真が入ったグッズは、使い道に困って持て余してしまうゲストが多いようです。普段使いしづらいうえ、捨てるのもしのびないという何とも微妙なギフトなので、避けたほうが無難でしょう。
手作りのスイーツ
腕に覚えのある方であれば、手作りのスイーツをプチギフトに贈りたい!考えるのも当然こと。しかし、衛生上の理由から手作りスイーツは持ち込み禁止…という会場もあります。くわえて日持ちしにくいこともあるため、手作りスイーツをプチギフトに選ぶのはなかなかリスキーなのです。
安すぎる・高すぎるアイテム
先述したとおり、あまりにもチープすぎる・または高価すぎるアイテムはNG!悪い印象が残ったり、相手を必要以上に委縮させたりしてはせっかくの結婚式も台無しです。結婚式のプチギフトは、ゲストに感謝の気持ちを伝えるアイテム。ゲストからすれば、「大切な親族や友人、仕事仲間からいただくアイテム」でもあります。きちんと感謝の気持ちを伝えられるよう、相場に合ったアイテムを選ぶことが大切です。
クセが強すぎるアイテム
「もらったけれど、コレどうすればいいの…?」と思われるような、大きすぎたり、重すぎたりと処分に困るようなアイテムはやめておきましょう。「結婚のお祝いをしたい!」と駆けつけたゲストが、気持ち良く持ち帰れるサイズ感のアイテムを選びましょう。
あと、対して面白くないので、ウケ狙いで特定の人物にだけ変なギフトを渡すのもやめてくださいね。
まとめ
結婚式のプチギフトは、新郎新婦とゲストの笑顔に欠かせないアイテム。予算やサイズ、実用性などを意識して、これというアイテムを選んでいきましょう。ゲストの喜ぶ顔を浮かべながらプチギフトを選ぶ時間は、きっといい思い出になりますよ。