婚活パーティーや街コンなどの出会いの場にはそこそこ参加しているのに、高身長のイケメンがいない! それだけではなくて、普通の人やいい感じの人もいないので、恋愛にすら発展しない…。
もしかして、こう考えていませんか?
「高望みはしていない! 普通の人が良い!」と考えている人は要注意。自分でも気が付かないうちに、「普通」を高く設定しているかもしれません。
ここでは「普通の人がいない」「いい人がいない」と嘆いている方にぜひ読んでいただきたいリアルな真実をまとめましたので、参考にしてみてください。
目次
婚活女性が高望みと気付かず勘違いしている条件とは
年収600万以上が普通と思っている
安定した生活や老後の貯蓄を考慮すると、将来の結婚相手に求める年収は自ずと高くなってしまうもの。
年収1000万円以上あれば文句はありませんが、そこまで臨むのはハードルがかなり高くなってしまいます。
そのため、妥協策として「年収600万円は普通だろう」と認識して、男性の年収条件を600万円以上!と設定している傾向があるようです。
ところが、年収600万円稼ぐ男性は、国税庁が発表した給与所得者によると全世代を含めて全体の6%前後しかいません。
ここでのポイントは、全世代を含めて6%だということ。
一般的には、年齢を重ねるほどに高収入になっていくことを考えると、20代や30代で年収500万円代はかなりのレアキャラ。ましてや年収600万円の20代ともなると、スーパーやウルトラがつくほどのレア! 婚活市場では極めて貴重な存在なのです。
そのため、600万円以上が交際する条件で600万以下の男性をシャットアウトしているれば、あなたはほとんど理想の男性に巡り合えない可能性があります。
身長は175cm越えが希望
背丈があるほうがスタイルも良く見えますし、生まれてくる子供も身長が高くなるという可能性がありますよね。
「低身長はイヤ。せめて175cm以上!」と思う女性が多いのかもしれませんが、日本人の身長において、175cm以上というのがいわゆる高身長の部類に入ります。
外国人ならまだしも、日本人男性で身長175cm以上を求めるのは中々難しいのです。
そもそも175cm以上の割合は、日本人男性全体の18%程度と6人に1人くらいの割合なのです。
この時点で過半数以下の男性が対象外になってしまっているため、高身長の男性となかなか出会えないと思っている人が多いのでしょう。
長男以外が良い
昔から長男の嫁は大変だといわれているように、両親との同居や高齢化した両親の面倒をみるのは長男の嫁の務めと見る風潮があります。
最近は薄れてきましたが、婚活中の女性にとって「長男であるか否か」気になるポイント。
ただ、長男という理由だけで男性を敬遠していては、今後結婚できる可能性はほとんどありません。
なぜなら日本人男性の長男の割合は75%以上といわれてます。
1人の女性が一生の間に産む子の数、いわゆる合計特殊出生率が2人を切り始めたのは1975年。
現在、30代の人たちが生まれた2000年代前後は、1.3~1.4人と大半の子供がひとりっ子であるという現実があるのです。
長男ではないという条件は男性の4人に1人。未婚かつ自分好みの条件を満たしている男性を出会うのは容易ではありません。
婚活女性のその他のこだわり条件が出会いを難しくさせる!?
ルックスは一定以上が目安
「かっこよくなくてもいいから、普通の顔の人が良い」と語る人がいます。
普通の人がいないと嘆く女性の多くは、男性に求める顔に明確な違いがあるのです。
自分でも気づかないうちに普通の顔 = 好きなイケメン俳優や芸能人をイメージしている可能性があります。
芸能人レベルのルックスを一般男性に求めていては、そうそう出会えません。
恋愛に夢を見ている高校生や女子大生ならまだしも、30代の社会人になっても男性に対してルックスを求めていると、相手がイケメンだったとしても「いい年齢なのに外見しか見ないの?」と男性から敬遠されてしまうことに…。
30~34歳ぐらいで未婚の人が理想
晩婚化の増加とともに未婚率も増えてきているため、30~34歳男性の未婚率は47%となっています。この年代にターゲットを絞るのは、適しているといえるでしょう。
ただ、2人に1人が結婚しているこの年齢まで未婚でいる男性は、結婚よりも優先している趣味があったり、結婚しないでいる強いこだわりを持っていたり、結婚できなかった難のある性格や志向があるといった可能性があります。
仮に、アニメやゲームが好きな男性と出逢った時に、アニメやゲーム好きをその人らしさと捉えるか、内向的な趣味を欠点と捉えるかはあなた次第です。
アニメやゲームが好きな男性は別の女性には浮気をしなそう、趣味に使うお金を十分に稼げているのかも、一度ハマると夢中になってくれるなら子育てや家事にハマってくれるかも、などと考えてみてはいかがでしょうか。
髪が薄い人は論外だと思っている
髪が薄い人は生理的に無理という人もいます。結婚して将来子供を産むとなると、子供にまで遺伝が行くのが恐ろしい…と悩む人もいるそうです。
髪が薄いという理由だけで選定基準から外すのは時期尚早といえるでしょう。
髪の薄さは性格や収入とはあまり関係がありません。
ある程度は許容範囲にいれておくようにした方が、より多くの男性と出会う可能性が高くなります。
首都圏在住で自立している人が良い
都心で自立している = 一人暮らしをしている男性を条件にするのは問題ありません。収入もそれなりにあり、家事洗濯などの生活力も備わっていると捉えても良いでしょう。
ただ、このような男性は他の女性も狙っています。ライバルが多く、そのなかで勝ち抜くのは容易ではありません。
一方で、実家暮らしの男性の中にも、経済力や生活力をそれなりに持った男性はいます。一人暮らしにこだわらずに、男性に「普段の食事は?」「休みの日は?」など、生活力をはかる質問をしてみてください。
未婚の30代前半男性のうち、年収600万 × 高身長175cm × イケメン の割合とは?
少し甘めに計算してみましたが……約1000人に1人(0.1%)というかなりのレアとなりました。
計算結果は以下の通り!
日本全国の30~34歳男性はおよそ2,150,000人です。
そのうち47%が未婚とすると、半分の1,010,000人に絞られます。
身長175cm以上の男性が18%ですので、1,010,000人の18%を計算するとおおよそ180,000人。
年収600万円以上が6%なので、ざっくり計算をすると180,000人の6%は11,000人となります。
イケメンを少し甘めに5人に1人くらいのルックスとするならば… 5分の1となる2,200人。
希望の条件を満たすのは日本全国に2,200人しかいないことが分かりました。
2,150,000人中2,200人ということは、1,000人に1人はいるということですね。
1000人に1人の男性に出逢えただけでも、結構な奇跡です。後は、そのような素敵な男性に特定の彼女がいないことを祈るばかりです…。
世間的に婚活をしている「普通」の30代の男性とは
年収は400~500万円が一般的
務める会社にもよりますが、30~34歳の平均年収は350~500万円という調査結果がでています。
大企業であれば500万円以上の方もいますが、通常は400万円代。中小企業となると300万円代前半です。
収入が高い社員は、当然仕事量が増え、求められるパフォーマンスも高くなり、仕事内容もよりハードなのは間違いないでしょう。
これらの背景があるため、軽々しく30代で年収600万円が普通と思っている女性は、常識を知らなさすぎと敬遠されてしまいます。
世間的な平均年収をしっかり認識しておきましょう。
婚活市場にいる「普通」の30代男性の年収は400~450万円だと考えておいてください。
もちろん、年収450万円よりも多い男性もいるのですが、現実的には年収が300万円代の男性のほうが多くいることをくれぐれも忘れないでください。
普通の男性の平均身長は170cm前後
高身長の男性を求める女性が多くいますが、日本人男性の平均身長は170cm前後ということを認識しましょう。
サバを読んで「身長は175cm」と言いたくなるような身長の男性が普通だとお考えください。
175cm以上となると、全体の18%以下と一気に下がってしまうことは前述の通り。
なので、170cm前後の身長を基準にして探したほうが良いでしょう。
ただ、160cm台の女性によっては、ヒールを履いた時に身長が並ぶケースも珍しくありません。
高身長の女性であれば、170cmの男性は物足りなく感じてしまうこともあると思います。ただ、身長だけを求めて視野を狭めていては、男性との出会いもなくなってしまうでしょう。
30代から10人に1人は薄毛に注意している
ハゲ・薄毛の割合は、20代で10~20人に1人の割合です。
ところが、30代になると10人に1人以上が薄毛に関して悩んでいるという調査結果が出ています。
30~34歳をターゲットにしている女性は、この事実もしっかり認識しておきましょう。
40代になると、全体の30~35%が薄毛に悩まされており、3人に1人が薄毛というデータもあります。働き盛りの30~40代においてストレスや生活習慣による薄毛のリスクは潜んでいるのです。
ルックスが整っているのは一握りの男性だけ
顔立ちが整っている基準を考えた場合、以下の3点があげられます。
- 顔が左右非対称
- ぱっちりとした二重
- 鼻筋の通った鼻
芸能人ならまだしも、上記の条件すべてを一般男性に求めるのは酷な話です。
仮に整った顔立ちを望むのであれば上記の中から、1つ程度に抑えておいたほうが無難です。
ルックスの良い男性には、恋のライバルも多く、相手に選んでもらうのは容易ではありません。
あなたが求める「普通の人=理想の人」高望みになっていませんか?
普通の人がいないと嘆いている女性の多くは、普通の基準が誤っているゆえに視野を狭まっている可能性があります。
「高望みはしないが普通の人を望んでいる」といいつつも、実際はかなりの高条件を掲げていたという可能性も少なくないでしょう。
女性が求める「普通」と、世間の男性の「平均」のギャップを理解しない限り、男性との進展を望むのは厳しくなるといえるでしょう。
以下に理想を追い求めすぎた女性の事例を紹介します。
婚活高望み女性が「普通=理想の人」を求め行き着く先は…
婚活パーティーでNG対応をしてしまう
理想を追い求めて、複数回婚活パーティーやお見合いに参加してきた女性は、無意識にNG発言を発している可能性があります。
経験回数が豊富な場合、慣れからくる会話中の相槌に気を付けてください。
「は?」「えっ?」などの相槌は、ニュアンス一つで男性に距離をおかれてしまうのです。
「僕の話が面白くないのかな」と思わせてしまうことになりかねません。
また、自分のことを知って欲しい想いが先行してしまい、とにかく話し続けるのもNG。
これらの行動を無意識にやってしまっている女性は気を付けるようにしてください。
イタい女性のレッテルを貼られてしまうことに
自分磨きに精を出すのは素晴らしいことです。
しかし、婚活パーティやお見合いで男性に「頑張っているアピール」を過剰にやりすぎるのはNG。
必死すぎてイタい女性のレッテルを貼られてしまいかねません。
体型維持のためにジムに通ったり、ヨガに通ったりするのは男性から興味を持たれる対象になります。
ただ、その努力を声を大にして言うと、ひかれてしまうので注意してください。
聞かれたら応える程度に抑えておきましょう。
気がつくと身も心も疲労感でいっぱい
理想の男性を求める女性は、とにかく出会いたくて精力的に活動します。
婚活パーティーやお見合いに参加したのは良いものの、自分の理想にマッチした男性はそうそう現れません。
そんな日々を過ごすうちに、身も心も疲労していくパターンが増えているのが現状です。理想と現実のギャップに戸惑いながら時間を使ってしまう前に、しっかり現実を見ることが大切といえます。
要注意! 理想が高い女性に対する男の本音
あやうく騙されそうになった!
婚活イベントに参加しました。何人かの女性と話したのですが、中でも30代半ばの女性と話した時が一番楽しくて印象に残っています。
しっかりした口調でテキパキ話す姿に頼もしさを感じました。イベントが終わった後に連絡先を交換しようと思ったところ、偶然、意中の女性がお店の前で20代のイケメン男性と話しているのを発見。
僕と話していたときとは一変してぶりっ子キャラだったので驚きました。おそらく男によって態度を変えているんだと思います。
(男性/30代)
露骨にイケメンを求めている
最近婚活イベントの一つである立食パーティーに参加しました。
フリータイムになったので30代半ばと思われる女性と話したのですが、正直印象が良くありません。
わたしとの会話中、目をキョロキョロ動かして何かを探している様子。しばらくして彼女の視線が止まり、視線先を確認すると若いイケメン男性がいました。
わたしとの会話よりもイケメン探しに夢中だったのです。イベント時間は限られているため、少しでもイケメン男性とコンタクトをとりたかったのでしょう。切ない気持ちになりました。
(男性/30代)
人を見下していそう
友人に誘われて合コンに行きました。
相手は僕よりも年上の女性です。会話はそれなりに弾みましたが、会話中、「君たちは若いからたくさん遊べていいわよね。わたしたちは時間がないことをわかっている?」と言っていたのが印象に残っています。
その一言だけで居心地が悪くなりました。僕が年下だからといって、すべてを悟ったかのような見下す態度はよくないと思います。この合コンに行くまでは、年上の女性に少し憧れていた部分があったのですが残念です。
(男性/20代)
今からでも遅くない!交際相手の条件を見直そう
直感をあてにしない
出会った瞬間に「この人と結婚するかも!」と感じる人もいるようですが、直感はあてにしないほうが賢明です。
恋は盲目というように、気になったり好きになったりするとすべてが良く見えてしまうもの。
相手の人間性を見誤ってしまう可能性があります。タイプの男性がいたとしても、一気に距離を詰めるのはNGです。まずは冷静になり、相手の性格や雰囲気、一緒にいてどう感じるのかを冷静に考えてください。
条件を絞る
年収や身長、顔の好みなど条件はあると思いますが、「これだけは譲れない」という条件のみに絞ってください。
希望条件を複数並べるよりも、許容範囲を広げることで出会いのチャンスは広がります。
出会いのチャンスが広がるということはそのぶん、交際や結婚の可能性もグンと引き寄せられるでしょう。
近づきやすいオーラ全開にする
婚活パーティーやイベントにおいて、女性よりも男性側のほうが緊張していると言われています。
女性側から「見定められている」と感じている男性も多いそうです。
女性がオープンな態度であれば、男性もリラックスして話しかけやすくなるもの。できるだけフレンドリーなキャラを演出するようにしましょう。
目元や口元が自然に笑っているような表情を心がけると、男性に安心感を与えます。
女性自ら話しかけることも大切ですが、相手が話しかけやすい雰囲気を出すことも重要です。
同じ人に最低でも3回は会う
「会ったり話したりしたけどピンとこなかった…」と思う出会いもありますが、1~2回程度会っただけで判断して次の出会いに切り替えるのは時期尚早といえるでしょう。
相手の良いところは1回会っただけではわかりません。最低でも3回は会うようにしましょう。
焦って決めない
よくある事例ですが、婚活に疲れて「誰でも良い」と極端な思考になってしまう女性もいます。
結婚はゴールではなく、新生活の始まりです。「相手と一生を共に過ごせるか」先を考えることが大切。
相手に対して違和感を感じた場合は、立ち止まって考える時間を設けてみてもいいかもしれません。
出会う人数と機会を増やして実践あるのみ!
普通の人がいないと嘆いている人は、たんに自分の中の視界を曇らせているだけ。
彼氏候補や未来の旦那さんを探すには、現在の条件のみで選ぶと後々悲しい未来を招くことになりかねません。
男性自身の成長や勤務先といった環境など、将来を見据えて考えておくと良いでしょう
上記で紹介した新しい条件をもとに、自らの手で素敵な出会いを引き寄せていくのが大切です。
そのためには、とにかく出会う人数を増やして、実戦経験を積むことが必要!
少人数の合コンよりも街コンや婚活パーティーに参加することで、出会える人数も増えます。
まずは、出会いイベントから参加して男性を見る目を磨いていきましょう!!
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175cm以上の割合は13パーセントと以前データで見ました
180cm以上となると7パーセント
いかにこの2つ以上を求めることが無謀かがわかるでしょう