蟹座(かに座)は、6月22日~7月22日の期間に生まれた人の星座。かに座の人は献身的で愛情深く、自分よりも他人を優先する性格だといわれています。こちらでは、そんなかに座の恋愛傾向やおすすめのアプローチ方法、恋愛における弱点を男女別にご紹介します。
目次
蟹座(かに座)の性格は?
まずは、かに座の基本的な性格・パーソナリティをまとめてみました。必ずしも全員に当てはまるとは言い切れませんが、共通している点は多くあるはずです。
尽くすことが好き
目立たないものの、人に尽くす奉仕精神にあふれているのがかに座。気配り上手で情に厚い性格なので、愛情深い人だと言われることも多いでしょう。自分よりも他人を優先し、時には自分の身を削ってでも他人に尽くしがちです。男性も女性も、「相手を守ってあげたい」「良くしてあげたい」という気持ちを強く持っています。
争いごとが苦手な平和主義者
喧嘩や口論、対立は苦手。調和のとれた対人関係を理想とするため、その関係を壊しかねない大それた野望を持つことも少ないでしょう。強いて言うならば、大切な家族や恋人、友人といつまでも仲良く安心して過ごすことを目標としている人が多いようです。
初対面で誤解を招きがちなところも
愛情深く、父性本能や母性本能を強く持っているかに座。その一方、内気で人見知りしやすい面も持ち合わせています。その一面が本来の包容力や優しさを隠してしまい、初対面の人からは「無口で取っつきにくい」と思われることも。ただ、一度仲良くなると持ち前の愛情深さやサービス精神を発揮して、着実に信頼を得ていきます。
自己主張やリーダーシップの発揮は他の人にお任せ
包容力に溢れたかに座は、周りから「優しいお兄さん・お姉さん」と取られることが多いようです。とはいっても完全に長男気質・長女気質というわけではありません。とくに、リーダーシップを発揮したり自己主張をしたりすることは大の苦手。普段からあまり目立ちたくないと考えているため、進んで縁の下の力持ち役に回ることが多いようです。
頼まれると断れない
聞き上手で、相談されたり頼みごとをされたりするのに弱いかに座。そこに打算はなく、心から「力になってあげたい」と思って相手の相談に乗っています。頼まれると断れない性格なので、気がつくとパンク状態になってしまうこともあるので注意が必要です。
ストイックで努力家
かに座の人は、自分が思っている以上にストイックな一面を内に秘めています。どんな仕事も抜かりなくやり遂げる一方で、ちゃっかり屋で要領のいい人からは「もっと気楽にやればいいのに」と思われてしまうことも。責任感も強いため、「自分がしっかりしなければ!」と思い詰めて迷走することもあるようです。
【女性編】蟹座(かに座)の恋愛傾向とは
ここからは、性別で分けてかに座の恋愛傾向や恋愛をするうえでの弱点をご紹介します。まずは、かに座の女性の恋愛傾向をまとめてみました。
好きになったらとにかく一途
アットホームで温かい性格のかに座女性。恋愛面では、好きになった相手には、とにかく一途に尽くします。その一途さは、もはや頑固さとも紙一重のレベル。昔ながらの献身的な女性らしさを感じさせるため、男性からのウケも良いでしょう。
受け身な恋愛をしがち
自己主張が不得手なのも相まって、好きな相手になかなかアプローチできない一面も。周りの愛情や信頼を勝ち取りやすい性格なだけに、本命以外の人に押し切られて付き合い始めたり、情に流されてズルズルと関係を持ち続けたりという迷走もしやすいでしょう。
安心感と温かみのある恋愛が理想
かに座の女性は愛情深い反面、堅実で安定主義な顔も持っています。それは恋愛においても同じで、浮ついた関係やキャピキャピした関係を求めることは少ないようです。理想は、温かみがあって安定した恋愛関係です。
相手の誠実さを見極めようとする一面も
何事も慎重に進めるかに座女性。相手へ尽くすことに喜びを覚える反面、恋愛においては相手の誠実さや本気度を冷静に試そうとするところも持っています。
【女性編】蟹座(かに座)の女性が惹かれるアプローチとは
続いて、かに座の女性が惹かれやすいアプローチのコツをご紹介。気になる女性がかに座であれば、以下のポイントを意識してアプローチしてみてください!
派手さよりも優しさと安心感をアピール
かに座の女性は、持ち前の包容力で誰にでも優しく接します。しかし恋愛面では例外で、口が軽すぎる人や派手さ重視の人を恋人に選ぶことはありません。逆に穏やかな性格で聞き上手な異性、家庭的で優しい異性には安心感を覚えて早くに心を開いてくれるでしょう。派手さよりも安定感を重視するため、少しぐらい庶民的すぎるほうがかえって◎です。
浪費・無駄遣いは絶対NG!
かに座の女性は、堅実で無駄遣いを嫌う性格です。金遣いの派手さや豪遊自慢をする男性を警戒し、心を開きません。かに座の女性には、倹約家であることや堅実な金銭感覚を持っていることをアピールすると◎。
おせっかいなところを受け止めてあげる
かに座女性の献身的な性格は、人によっては「おせっかい」に映ることもあります。そんな彼女の心配性なところやおせっかいなところを、笑って受け止めてあげられることをアピールすると良いでしょう。
家族や友人を大切にすることをアピール
家族や友人など、身近な人への愛情表現を欠かさないかに座女性。そんなかに座女性には、仲間意識の強さをアピールすると良いでしょう。「この人は家族や友達を大切にしているんだな」と思われれば、慎重なかに座女性も心を開いてくれるはずです。
【女性編】蟹座(かに座)の恋愛弱点
次に、かに座女性が持つ恋愛弱点をピックアップしました。
嫉妬深い一面もある
優しく包容力に満ちている一方で、嫉妬深いところもあります。彼氏の予定を根掘り葉掘り聞いたり、気になる男性が自分以外の異性や友人たちと楽しそうにしていると心の奥底で嫉妬心を燃やしていたり…。最悪の場合、「可愛さ余って憎さ100倍」な状況に陥ってしまうこともあります。しかも、その嫉妬深さをなかなか表に出さないのもコワいところです。
おせっかいで過干渉になりがち
面倒見がよすぎて、いらないおせっかいを焼いたり過干渉になったりするのもかに座女性の弱点。彼氏の行動に、「ああしろ」「こうしろ」と口出しする口うるさい一面を持っています。おせっかいが行き過ぎて「息苦しいな…」と思われてしまうこともあるでしょう。
自分たちの輪を乱す相手には攻撃的に!
かに座女性は、恋人と穏やかな関係性を築くことを理想の恋愛と考えています。その安定を脅かす存在、和を乱す相手に対しては、驚くほど攻撃的になることも。普段の穏やかさからは想像もできない苛烈さを見せるため、パートナーはもちろん周囲の人もそのギャップに困惑してしまうでしょう。人によっては「裏表が激しい」と映ってしまうこともありそうです。
【女性編】蟹座(かに座)と恋愛の相性が良い星座は?
献身的で穏やか、ヤキモチ焼きな一面もあるかに座女性。そんなかに座の女性と相性のいい星座を、いくつかピックアップしてみました。
牡牛座(おうし座)
かに座もおうし座も、おっとりとした人当たりのいい性格をしています。さらに、慎重派で奉仕精神にあふれているところもぴったり一致。器の大きなおうし座の男性であれば、ちょっとヤキモチ焼きなかに座の女性のことも優しく包み込んでくれるでしょう。性急な関係ではなく、時間をかけてじっくりと関係を深めていく恋愛模様がぴったりです。
蠍座(さそり座)
かに座とさそり座は、温和な人当たりの裏に大きな愛情や情熱を秘めている星座です。お互いの心配ごとや不安に寄り添えるため、良い恋人かつ良い理解者になれるでしょう。価値観が良い意味で近いため、衝突しても破局に至る前に建設的な話し合いや歩み寄りで解決できます。
魚座(うお座)
ちょっと抜けているうお座の男性と、母性本能に溢れたかに座の女性は相性抜群。どちらも他人への思いやりや愛情を大切にする性格であるため、調和のとれた恋人関係を築けるでしょう。ただし、不満を内側に溜め込みやすいところも共通しています。より良い関係を築きたいのであれば、本音を語り合う勇気を持つことも大切です。
【男性編】蟹座(かに座)男性の恋愛傾向とは
ここからは、かに座の男性にフォーカスして恋愛傾向をご紹介します。
情緒豊かで尽くすことが好き
親しみやすく温厚なかに座の男性は、かに座の女性と同じく好きな相手にはとことん尽くすタイプです。恋愛に対しては奥手ですが、その分好きになったらまっすぐに突き進むタイプでもあります。温かな包容力の持ち主で、年下女性からの支持は抜群です。
恋愛に対しては奥手で慎重
恋愛に対してはガツガツせず、慎重派。奥手なことにくわえて、誰にでも分け隔てなく優しく接する性格であるため、最初のうちは好意が分かりにくいと思われてしまうこともあるようです。
受け身になりがちなのは男女共通
かに座の男性は、優しすぎて押しに弱いところがあります。この点はかに座の女性と共通していますね。そのため相手への優しさと恋愛感情を混同してお付き合いを始めたり、告白を無下に出来ず付き合ったり…という「受け身」な恋愛をしがちです。
【男性編】蟹座(かに座)が惹かれるアプローチとは
かに座の男性は、ズバリ「尽くしてくれる相手」や「安定志向な相手」に惹かれる傾向にあります。以下にて、具体的に解説しましょう。
尽くしてくれる
相手へ尽くすことに喜びを覚えるかに座の男性。その一方で、自分が尽くされることには慣れていません。そこを逆手にとって、献身的な一面や家庭的な一面をアプローチすると◎。「この人といると安心できそう」と心を開いてもらいやすいのです。
安定志向・慎重派な感じでアプローチ
かに座の男性は、極端な変化を好みません。大きなチャレンジや一か八かのギャンブルに挑む女性よりも、堅実で安定志向な女性に惹かれやすいでしょう。かに座の男性へアプローチする際は、その姿勢を意識して接近を試みると◎です。
温かみや庶民派な面を見せる
かに座の男性は、女性の派手さや華やかさをあまり重視しない性格。どれだけ見た目が美人であっても好みであっても、浪費家タイプや派手好きなタイプには心を動かされません。逆に、庶民的で温かみのある女性は好印象を抱かれやすいのが特徴です。
彼の友達とも仲良くする
恋人関係だけでなく、友人関係も大切にするかに座の男性。友人に絶対の信頼を置いているため、彼の友人と仲良くできるか否かも重要です。
【男性編】蟹座(かに座)の恋愛弱点
かに座男性が持っている、恋愛をする上のウィークポイントをまとめました。
卑屈になることもある
周囲に気を配りすぎて疲弊したり、その疲弊がもとで卑屈になったりしやすいのがかに座男性の弱点。卑屈モードが行き過ぎると、相手へ上手くアプローチできないうえに持ち前の優しさが伝わらない…なんてことも十分にあり得ます。
ヤキモチ焼きで束縛しがち
かに座女性と同じく、かに座の男性は嫉妬深く束縛しがちな一面も持っています。彼女を大切に思うあまり、彼女の予定をがっちり把握しようとしたり行動パターンを根掘り葉掘り聞いたりして、相手に「重い」と言われることもあるでしょう。そのため、束縛を嫌う女性とは関係が長続きしないことがほとんどです。
不満を内側に溜め込みがち
恋愛でイヤなことがあっても、「自分が我慢すればいいだけ」と考えてしまいます。その結果、内側に溜め込んだ不満や寂しさに押し潰されてしまい、パートナーや友人が気づいたときにはすでにダウン状態…なんてことも。責任感が強すぎるため、恋人へSOSを出すことも苦手です。恋人との関係を長続きさせたいのであれば、時には腹を割って話し合う姿勢も大切です。
かえって好意がわかりにくい
誰にでも愛情深く優しく接するかに座の男性。その美点が裏目に出てしまい、特別な好意が相手へ伝わりにくいこともあります。疑り深く天邪鬼な相手からは、「他の人にもこうやって優しくしてるんでしょ?」とあらぬ疑いをかけられることもあるでしょう。
【男性編】蟹座(かに座)と恋愛の相性が良い星座は?
かに座の男性と相性のいい星座をピックアップ。とくに理想的な関係を築けるのは、「うお座」「おうし座」「さそり座」の3者です。
魚座(うお座)
ロマンチストで、ナチュラルに甘えることができるうお座女性。優しく温かみのあるお兄さん気質のかに座男性とは相性抜群です。どちらもさりげない気遣いを得意としているため、穏やかで安心感のある関係を築けるでしょう。ただし、どちらもためらいなく自己犠牲をしてしまうことも共通しています。お互いを思いやるあまり、気がついたら二人ともボロボロになってた…なんてことにならないように気をつけましょう。
牡牛座(おうし座)
温厚で高い美意識を持つおうし座の女性も、かに座男性におすすめのお相手。どちらも恋愛には奥手で慎重、相手のペースを尊重できる気質の持ち主なので、焦らずに恋を育んでいけるでしょう。くわえて、安定志向で危なっかしいギャンブルは絶対にしないところも完全に一致。お互い「この人とならずっと一緒にいられる」という安心感を得られるでしょう。
蠍座(さそり座)
冷静さと情の深さを兼ね備えたさそり座の女性は、かに座男性と良好な関係を築けます。どちらも結婚願望が強いうえに、「常に好きな人のそばにいたい」と考えているのが特徴。フィーリングがバッチリ合うため、関係も長続きするでしょう。
まとめ
かに座の基本的な性格や恋愛の傾向、ウィークポイントを解説してきました。自身や気になる異性に、思い当たる部分はありましたでしょうか?ここでご紹介したポイントを参考に、相手へアプローチしたり自分磨きをしたりしてみてくださいね。