男性から「そのネイル可愛いね」って言われたことありますか? 男性は意外に女性の指先をちゃんと見ています。指先にまで気を抜かずにオシャレをしているという女性らしさを見逃してはいません。ネイルをしていない「自然な爪が好き」という男性が多いと聞きますが、それは派手なネイルをイメージしている時の声でしょう。
こちらでは、男ウケのしやすいネイルの判断基準やデザインについてまとめました。自分でもできちゃうセルフジェルネイルの方法についても紹介します。
目次
男ウケしないネイルと男ウケするネイル
女性が好きなネイルデザインと男性が好きなネイルデザインには違いがあります。
恋活中は要注意!男ウケしないネイル
ネイルで気をつけるポイントはとにかく「不自然なネイル」にしないことです。男の人に「なんかすごい爪だね」といわれてしまうような、色味のキツい「原色ネイル」はNG。例えばショッキングピンクやブラック、メタリックカラーなど、不自然さを感じる色味です。男性が女性の爪に気がつくシチュエーションの多くは食事中のため、人工的な色で塗りつぶされた爪を見ると、食欲がなくなってしまったり、衛生的に悪く見えたりしてしまいます。
ネイルストーンやシールの数にも気をつけましょう。男性にとっては爪に石をくっつける行為は、理解の範疇を超えています。1つ2つなら「キレイだね」と気を使って言ってもらえるかもしれませんが、10個20個となると恐怖を押し殺した「すごいね」としか言われないでしょう。また、ネイルチップの大きさ・長さにも注意。指先から2cm以上も飛び出ている爪は、男性にとっては生理的に受け入れにくい代物。「かわいい」ではなく「気持ち悪い」と思われていることは忘れないでくださいね。
女性から見るとネイルはおしゃれの1つですが、男性にとってはメイクの延長線上。ネイルのどぎつい色は、口紅やチークが濃く「ケバい」と一緒の感覚です。恋活・婚活中の女性は「ロングネイル」にも要注意。ネイルサロンで施すような長すぎる爪は「私は料理をしません」と宣言しているのと同じです。清潔感のある、上品なモテネイルを目指しましょう。
清潔感が大切!男ウケするネイル
男性にモテるネイルはとにかく「自然なネイル」です。自然なネイルとは何もしていない爪ではありません。ツヤがあり、ささくれのない清潔感のある健康的な指先です。肌なじみの良いピンクやベージュ、ほんのり女性らしさを感じさせるナチュラルなネイルなら男性にモテます。カラーを楽しみたい時は、パステルカラーがおすすめ。淡い中間色を使ったパステルカラーは柔らかい印象なので、カラフルにしても派手な印象を与えません。
パーティーやイベントなどでどうしても華やかなネイルで「大人の魅力を引き出したい!」という時は、真っ赤な赤色ではなく、大人の女性らしい上品さと色気を感じさせるボルドーカラーがおすすめ。重めのカラーなので野暮ったく見えないように、クリアな質感に仕上げるのがポイントです。カラーの仕上げには、クリアのトップコートで艶やかに仕上げましょう。男性にモテるには、ナチュラルで女性らしいカラーや質感のある爪が求められます。
モテるネイルデザイン
男ウケしやすいネイルは、ナチュラルで可愛らしい印象を与えるカラーやデザインです。透明感のあるデザインやふんわりと柔らかさを演出するカラーなど、モテるネイルデザインを紹介します。
抜け感が可愛い「ヌーディーネイル」
ヌーディーネイルは、人の肌に近いピンクやベージュをベースカラーに選ぶネイルデザインです。抜け感のある落ち着いた指先は女性からも人気があると同時に、男ウケを意識して狙わずともモテます。一色で仕上げるワンカラーもシンプルで素敵ですが、爪の先にかけて淡い同系色でグラデーションを施しても魅力的です。
優しげな指先に「水彩ネイル」
水彩ネイルは、水彩絵の具をにじませて描いたようなデザインネイルです。淡くにじんだカラーが重なり、どこか懐かしさを感じさせる水彩ネイル。全体的にぼんやりと柔らかい雰囲気が優し気な指先を演出します。春先には可愛らしく華やかな、水彩フラワーネイルがおすすめ。水彩画のような透明感のあるピンクやパープルの花びらが、女性らしさを引き立てます。
都会的で上品な「グレージュネイル」
可愛すぎず都会的な大人のカラー、グレージュネイル。グレーとベージュをかけ合わせた色で、洗練されたモダンな指先を演出できます。グレーが濃すぎると血色が悪い印象を与えてしまうので、明るめのグレージュがおすすめです。ゴールドとの相性が良いので、ワンカラーに金箔をワンポイントで載せるのも◎。上品でラグジュアリーな雰囲気に仕上がります。
紹介したネイルはビジネスシーンでも問題ない品のあるネイルデザインばかりです。ビジネスエリートな男性たちが好むのは、きれいめコンサバファッション。スマートな男性にモテたい女性は、指先から愛されコンサバネイルにしましょう。
お家で簡単!セルフジェルネイル
艶々で美しく仕上がるジェルネイル。ネイルサロンでは、シンプルなデザインで安いものでも3,000円程度はかかります。男性の中にはおしゃれへのこだわりに理解がなく、ネイルサロンに通うのはお金の無駄遣いだと考えている人も多いです。
指先のおしゃれを維持するには定期的にサロンに通う必要があり、経済的にもお金がかる女性に見えてしまうかもしれません。しかし、自分でジェルネイルのできる女性なら、経済的におしゃれを楽しむ賢さをアピール出来ます。男性から良く見られつつ指先のおしゃれをずーっと続けたいなら、お家でできるセルフジェルネイルに挑戦してみましょう。
ジェルネイルとは
ジェルネイルは爪にゲル状樹脂を塗り、ジェルネイル用のライトに照らして硬化させるネイルです。乾くまで長時間待つ従来のマニキュアと違い、ライトを使い数十秒から数分で固まります。乾くのを待っている間に触れて、崩れたりよれたりする心配がありません。ネイル後にすぐに家事や外出をしても大丈夫です。
準備するもの
ジェルネイル用のライト
ライトの種類は大きく分けて2つ。UVライトとLEDライトがあり、使用するジェルによって使い分けます。ライトを交換する必要がない点や硬化スピードが早い点をふまえると、利便性の良いLEDライトがおすすめです。形状もドーム型やスティックタイプなど、種類があります。LED用のジェルはおおよそ385〜415nmの波長で硬化するため、使いたいジェルとの相性も確認しておきましょう。ライトとジェルのセット商品もあるので、初めての方は同じメーカーでそろえるのもおすすめです。
ベースジェル
ベースジェルは、自爪とカラージェルを密着させるためのジェルです。メイクに例えると化粧崩れを防ぐための化粧下地と一緒で、ネイルの持ちを良くします。カラージェルによる、自爪の色素沈着も防いでくれる大切な工程です。
カラージェル
カラーの入ったジェルです。1度塗っただけでも色がでるマットタイプや透明感のあるシアータイプ、ラメが入ったグリッタータイプなどがあります。粘度もメーカーによって違い、伸びやすいものや固さのあるものなどさまざま。初心者であれば柔らかくジェルが均等に伸びる性質を持つ、セルフレベリングタイプのジェルがおすすめです。
トップジェル
トップジェルはカラージェルを塗った後の仕上げに塗る、クリアタイプのジェル。カラージェルのみだと表面が汚れてしまい、アートを綺麗に保てないのでトップジェルが必要です。ジェルネイルの強度を高めたりパーツの埋め込みに使ったりもします。
ジェルを硬化した後には、水あめのように残る未硬化ジェルの拭き取りが必要です。ジェル用のリムーバーかノンアセトンリムーバーで未硬化ジェルを拭き取りましょう。未硬化ジェルがでない、ノンワイプジェルもあります。
筆
カラージェルを塗るための、ジェル用の筆です。爪の上に描きたいデザインによって筆の種類を変えます。ネイルポリッシュのようにキャップに筆がついているタイプのジェルポリッシュも初心者の方にはおすすめ。
ジェルネイルは基本的に「ベースジェル→カラージェル→トップジェル」の3工程がありますが、すべての工程を1度にまとめた「オールインワン」タイプのジェルもあります。
まとめ
男ウケしやすいモテネイルを自分で出来るようになったら、指先のおしゃれは無敵です。男性にモテるカラーやデザインを意識して、常に指先が綺麗な女性を目指しましょう。