マッチングアプリがめんどくさい時の原因と対策

スマホ1つで人と繋がれる時代になり登場した、新しい出会いの場「マッチングアプリ」。20代から40代の半数以上は、なんらかのマッチングアプリを利用したことがあるほど一般的な出会い方。しかし、残念なことに拡大するユーザー数に比例して、マッチングアプリに疲れている人の数も増えています。

この記事では「マッチングアプリ疲れ」の原因や対処法を紹介していきます。

これも原因かも?アプリがめんどうに感じやすい人の特徴

アプリがめんどうに感じる最大の原因は、あなた自身の恋愛傾向にあるのかも? 以下に心当たりのある方はいませんか?

理想がどんどん高くなっている

恋愛対象に誰もが羨む年収・ルックス・性格、すべてが揃っているパーフェクトな人だけを探しているあなた。そんなパーフェクトな人をマッチングアプリで見つけるのは難しいかもしれません。そもそも何もしなくてもモテる人は、すでにパーフェクトかお相手がいることも多く、そもそもアプリに登録する必要がないくらいにモテている可能性が高いです。どうしてもパーフェクトな人を見つけたい場合は、マッチングアプリでは非効率かもしれません。

気を使い過ぎている

マッチングアプリでの経験上、理想の出会いを見つけるには背伸びしないやりとりが秘訣(ひけつ)です。相手にメッセージを送るタイミングや話の展開、返信のスピードなど、相手のことを気にしすぎているとしんどくなります。出会った相手と長く付き合いたいと思うのならば、相手に合わせて無理しても続きません。むしろ自然体の自分でやりとりし、そんな自分を好きになってくれる人を見つけましょう。

やりとりしている人の数が多すぎる

少しでも恋愛がうまくいく可能性を増やすため、欲張って多くの人とやりとりをしはじめると、人によっては途端にめんどくさくなります。ひっきりなしに連絡がくるほど手を広げてしまうと、返しても返しても連絡が終わらない状況に。これでは疲れてしまうのも当然です。まずは連絡を取る相手は2~3人程度、多くても5人ほどがおすすめ。だんだんその中で返すのが楽しい相手と、億劫な相手が出てくるはずです。そこから本命だけに絞っていったり、余裕が出てきたらまた増やしてみたりしていきましょう。

切り替えがうまくできていない

便利だからこそ利用者の幅が広く、さまざまな出来事と遭遇しやすいマッチングアプリ。デートの日にドタキャンされたり、まったくマッチングしないことも少なくありません。そんなときは落ちこみ過ぎず、他の検索条件や別のアプリに乗り換えるのが吉です。縁がなかったと考えましょう。

スタートダッシュが大事

今後の恋愛人生をマッチングアプリに賭けてみようと思うなら、ダウンロードした直後が肝心。自分のモチベーションが一番高い状態ですし、アプリを初めた直後はマッチング率も高めです。はじめの頃は、異性に構ってもらえることが面白くてメッセージのやりとりにもやる気が出ます。ここで勝負をかけるのが理想です。少しでもやりとりの中で気になる点があるなら、どんどん次にいきましょう。自分の気持ちに素直になれば、判断を誤ることはないはずです。だんだんマッチング率が下がってきたら、他のアプリを使って見るのもおすすめですよ。

いろいろなアプリを使ってみよう

アプリによっては、面白い機能があるものも。自分に合ったアプリを選んだり、疲れたら機能を使って遊ぶだけでもその先の出会いにつながるかもしれません。

Pairs(ペアーズ)

会員数No.1の王道アプリ。ペアーズは「コミュニティ機能」があるのが特徴です。自分の好きなものをアイコンのようにプロフィール画面に表示できます。コミュニティを通して、同じ趣味の人と出会える確率がアップ。やりとりがめんどくさくなったら、面白いコミュニティを見つけて追加したり、好きなものを片っ端から追加するだけでも出会いに繋がる可能性があります。

with

メンタリストDaiGo監修の「心理テスト」があるマッチングアプリです。心理テストを受けると、その結果がプロフィール画面に反映され、テストで相性が良い人を表示してくれます。心理テストを楽しむついでに恋人も探す、くらいの感覚で利用すると疲れません。

Dine

『出会いの最短距離をつくる』をコンセプトにつくられたアプリです。最大の特徴は「マッチングと同時に食事の約束をする」こと。即デートできる仕組みになっています。どうにもメッセージのやりとりがめんどくさい方は、会って話すところからはじめられるDineを利用してみてはいかがでしょうか。

マッチングアプリはめんどくさい!?

「運命の出会いがあるかも」「面白そう」とはじめたマッチングアプリ、使っていくうちにめんどくさくなってしまう原因はどこにあるのでしょうか。自分は他人とのコミュニケーションが下手だから、技術がなくてうまく自分を表現できないタイプだから、そんな風に思っていませんか? 実はめんどくさくなる原因は、あなただけにある訳ではありません。

私自身、マッチングアプリを利用した経験があり、めんどうになったり、またやる気になって連絡を増やしたりしている中で気づいたことがあります。

原因は結局、相性の良い人と出会えていないから

マッチングアプリがめんどうになるのは、異性とのやりとりに気が乗らないことが大多数を占めると思います。しかしそれは、コミュニケーションに問題があるからではありません。あなたが自分と相性の合う人に出会えていないためです。

話が盛り上がらなかったり、スムーズにやりとりが進まなかったり、コミュニケーションをとる中で違和感があれば、そもそも今後のお付き合いもうまくいかない可能性があります。相性が悪いと感じた相手と無理に繋がり続ける必要はなく、思い切ってやりとりを切ってしまうのも得策ですよ。

背伸びをしないやりとりが秘訣(ひけつ)

それを踏まえ、マッチングアプリでやりとりをする際に大切なことは背伸びをしないこと。相手に気に入ってもらおうと思うがあまり、いつもの自分とは違うペースでメッセージのやりとりをしたり、良いことを言いすぎたりすると続けるのが苦しくなっていきます。背伸びしないと続かない関係の相手を見つけても、理想の出会いにはつながりません。自分らしく活用することで、今のあなたのままで居心地が良いと思う相手と出会えるはずです。もし見つからなければ、アプリ内では良い縁がなかったのでしょう。

とはいえ、せっかく出会いのチャンスが豊富なアプリ、できるだけ有効に活用していきたいですよね。では、マッチングアプリがめんどくさくなりやすい瞬間と、対処法を見ていきましょう。

めんどくさい瞬間1 メッセージのやりとり

マッチングアプリをはじめて最初にぶつかるのがメッセージのやりとりの壁。ここを乗り越えないと出会いにつなげていけないのですが、たくさんの人とやりとりするので面倒になりがちです。マッチングしていきなり「会おう」とか「LINE交換しよう」と言うのも言われるのも警戒するので、まずは当たり障りのない趣味などについての会話からはじまるんですよね。でも、これがめんどくささの原因。盛り上がらないのにダラダラとメッセージが続いていくと、将来好意が生まれるのかもわからない人に費やしているこの時間がもったいなく思えてきます(笑)。性格にもよると思いますが、とくに私が利用していて困ったのは以下のような例です。

会うのがめんどくさくなる瞬間

疑問に対する答えだけ端的に返信される

一番苦手で困るのがこのケースです。アニメが好き、と記載があったので「どんなアニメ見ているんですか?」と質問すると、「●●や▲▲を見てますよ」と返ってきて、「見たことないです!面白いですか?」と聞くと「結構面白いですよ」と。その後、どんなストーリーなのか聞いても「戦う話」みたいに端的に返ってきて、いつも返事を考えるのに体力を使います。

こちらが一生懸命話を広げようと質問しても、端的に返され、こちらには質問一切なしだと、単純に興味を持たれていないのではないかと思ってしまいます。同じ趣味の方ならまだしも、違う趣味だと話を広げるのも限界がありますし、だんだん返信が億劫になってしまいます。

質問攻め

端的に返してくる人もいれば、とにかく質問攻めの方もいます。「なんでマッチングアプリはじめたんですか?」「何年恋人いないんですか?」「どんな男性がタイプですか?」など、とにかく質問。こちらが回答と一緒に「○○さんはいかがですか?」と聞いてもあまり詳しい返しはなく、すぐさま次の質問がくるので会話が成り立っている感覚がありませんでした。質問してくれているのですが、自分の答えを聞いての反応がほぼない状態なので、こちらも自分に興味を持ってくれているのかわからなくなって、だんだん返信の手が遠のいていきました。

異様に返信が早い

個人的に返信がスローペースなほうで、だいたい1日に1通程度のペースで複数の方のメッセージに返信していたのですが、返したそばからすぐに返信がくると返事を急かされるように感じることがありました。ただ、逆に返信が遅かったり、スピードよりも文字量でストレスを感じる人もいると思います。返信ペースや文字量こそ、相手との相性を見極めるポイント!ペースが合わないと、恋人関係になってから喧嘩になることも多いです。背伸びしすぎず、ストレスなくやりとりできる相手を探しましょう。

メッセージがめんどくさいときの対処法

やりとりをやめて、次にいく!

極論を言うとめんどくさくなったら、思い切ってやりとりをやめてしまって良いと思います。会う前であれば、フェードアウトすれば察してくれるでしょう。

やり取りをやめると相手の悲しむ顔を想像して心が痛くなってしまう方は、素直に「他に気になる人がいるのでその方とのやりとりを優先したい」「タイプではないのでやりとりをここで終わらせたい」とお伝えすれば良いと思います。

やりとりの流れを決めておく

自分の中でメッセージのやりとりの流れやパターンを決めておくと、対応がしやすいかもしれません。その都度頭を悩ませる時間を減らせるためです。まずは共通の趣味、付き合う上で出てくる好みの違い、について聞くとか。●日会話が続いたら、ご飯に誘ってみる、とか。めんどくさくなる原因の大部分が進展がないことによるため、少しでもやりとりに変化をつけることで改善されるはずです。

文章のやりとりが苦手なら電話する

メッセージでのやりとりだと時間がかかる場合、電話しませんか?と誘ってみるのも手です。ほとんどのアプリが、何度かやりとりするとアプリ内で通話できるようになります。直接声を聞くことで相手の温度感がわかりやすく、やりとりを続けるかどうかのジャッジもしやすいはずです。

めんどくさい瞬間2 会うタイミング

会う約束をいつすべきか、どちらから誘うか、相手は会いたいと思ってくれているのか、その駆け引きでやりとりがめんどうになります。誘うにしても、タイミングやシチュエーション次第でその後の関係性に大きく影響するでしょう。ただ、タイミングを逃すと、関係が進展せずにやりとりのめんどくささが加速します。

会うのがめんどくさくなる瞬間

やりとりゼロで誘われる

マッチング後、いきなり「まずは会いたい」と言われるケース。真意はどうあれ、突然すぎて身体目的かもしれないという警戒心が生まれてしまいます。個人的な意見ですが、メッセージのやりとりが相当苦手なのか、やはり身体目的かの二択でしょう。危ないので、会わずにフェードアウトするのが得策だと思います。

飲みに誘われる

「飲みに行きませんか?」と誘われるケース。これも返答に少し困ります。酔っぱらった状態で仲良くなろうとしている卑怯さを感じてしまうからでしょうか。これから気になる相手を誘おうとしている方は、まず「時間があったら直接お話しませんか?お会いしてみたいです」と誘い、飲むか飲まないか、行き先をどうするかはその後二人で決めることをおすすめします。一度目の食事やお出かけは、人となりがわかりやすいためお昼が最適です。飲みに誘われたら、ランチはいかがですか?と聞いてみましょう。

なかなか会う話題が出ない

それなりにやりとりを続けているのに会う約束が会話に出てこないとき。一番もやもやして、やりとりがめんどうになるタイミングです。複数の異性とやりとりしている中で、自分はキープ的なポジションにいるのかと感じてしまいます。女性はとくに男性側から誘われるのを待つ傾向にありますが、会いたくなったら自分から誘ってしまいましょう。会おうかな、でもなんか会うか迷うな、という気持ちになったら、相手との関係性の発展にあなたはのり気ではないのでは?気がのらないときは、結局進展がないケースがほとんどなので、別の方にアプローチするのも良いと思います。

会うタイミング決めがめんどくさいときの対処法

会いたいと思ったらすぐに誘う

いつ会うか迷っている時間がめんどくささの原因。そんなときは思い切って、早めに会う約束をしましょう。アプリによっては、会うまでのやりとりについて「できるだけすぐ会いたい」「交流を深めてから会いたい」など設定できるため、その欄を見てマッチング相手を選ぶのも得策だと思います。誘うベストタイミングは、”いつ”会うか迷ったときです。あなたに相手と会いたい気持ちがある証拠ですから。

誘うタイミングを決めておく

いろいろと考えるのがもうすでにめんどくさい、という人は、先に誘うタイミングを決めておくと良いでしょう。1週間やりとりしたら誘う、20回やりとりしたら誘うなどです。ただし、何のやりとりもない状態でのお誘いだと相手に警戒されるため、最低でも2、3日はやりとりしたいところ。相手からの返信ペースが落ちてきた段階で誘うのも有効です。

自分が会いたいと思ったタイミングで誘って相手に断られた場合、縁がなかったと思い、次にいきましょう。そのままやりとりを続けていても、結局はめんどくさくなって続かない可能性が高いです。

めんどくさい瞬間3 会った後

個人的には、ここが一番悩ましく、めんどくさくなるタイミングです。実際に会う約束まで進んだため、お違い印象が悪い訳ではないはず。ただ、付き合おうという話がない以上、まだ様子を見ている状態です。やりとりをやめてしまうのは勿体ないかもしれない、でもこの先進展があるのかわからない、この間でだんだんめんどくさくなっていきます。

1度会った後でめんどくさくなる瞬間

夜ばかり誘われる

実際に体験があります。休日も夜だけ予定を聞かれるケース。身体目的ではないようだったのですが、あまりにも夜ばかり誘われるので謎は深まるばかりでした。実は家族がいて、不倫相手にしようとしているのではないか、と思ったこともあります。これは考え過ぎですが。途中でやりとりをやめてしまったので真実はわかりませんが、こちらから昼の予定を聞いて誘えば良かったですね。トラブルの予感がしたので、やりとりがめんどうになってしまいました。

予定が空いてるときだけ連絡がくる

会った途端、やりとりの回数が減る方はよくいます。そして、会う予定を聞く時だけ連絡が来て、空いている日を返事すると「また連絡するね」となってしばらく連絡なし。その後、空いてると伝えた当日に「会える?」と連絡がきます。当日の突発的な連絡が続くと、都合よく誘われている気がして良い気がしません。自分に好意を持っているとも思いづらいです。相手の気持ちがわからなくなり、その後のやりとりがめんどうになります。

会った後のやりとりがめんどくさいときの対処法

相手の気になる部分は素直に伝える

スムーズに次も会いたいと思えないのは、相手に気になる部分があるため。我慢して何度も会うより、気になる部分は伝えてみましょう。今気になっていることは、今後付き合う中でも必ず気になることです。我慢しても、良い関係性にはつながりません。

付き合う前のデートは2~3回で抑えるつもりで

2~3回も会って話をすれば、相性が良いかどうかはわかると思います。相手が友達を増やす目的でマッチングアプリを使っているのならともかく、恋愛的な出会いを求めているのであれば2~3回のデートで関係を進めましょう。良いなと思うのであればお付き合いを提案してみる、懸念があるのであればすっぱりやめる。そのほうが効率的です。めんどくさくなるのは、悩むことが多いとき。この人ともっと話したいと思うのであれば素直に関係性を発展させ、相手に少しでも気になる部分があるのであれば、他の方に切り替えましょう。

めんどうなのに使い続ける必要はない

人には得手不得手があるので、根本的にマッチングアプリが合わない人もいると思います。やりとりを進めるうちに、自信がなくなることもありますが、あなたが悪い訳ではありません。出会った相手との相性が良くなかったり、方法が自分に合っていないだけです。そんなときは無理に頑張る必要はありません。もっとストレスのない出会いの方法を探してみましょう。

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