W不倫を終わらせたいタイミングとリスクを抑えた別れ方

お互いに相手がいるけれど、どうしようもなく惹かれてしまい、W不倫関係になってしまった。そんな相手との関係を終わらせたいと思うタイミングはどんなときでしょうか。

冷静に判断ができるように、W不倫を終わらせるべきタイミングを確認しておきましょう。

W不倫を終わらせたいと思うタイミング

周囲に関係を悟らせるわけにはいかないW不倫。嘘をつき続ける状態に罪悪感と疲れを覚えて、終わらせたいと思うことがあるでしょう。どんなときにW不倫の関係を終わらせたいと思うものなのか、よくあると言われるタイミングをまとめました。

表に出せない関係に嫌気が差したとき

不倫相手と一緒にいるときに知り合いの誰かに見られたら不倫がばれてしまうため、デートは基本的に室内になることがほとんどです。

室内といっても人が多いところへ出向くのはリスクが高いため、ホテルやお互いの家などと、同じ場所で会うことが続くことでしょう。新鮮味が感じられない繰り返しを前にすると、堂々と表に出せない関係に嫌気が差す人は少なくありません。

息苦しさに思考と気持ちが引きずられて、自身のパートナーへの罪悪感を覚えることもあります。不倫は周りに相談できる機会もほとんどないので、塞ぎ込んだ気持ちになりがち。そんな状態にケリをつけるためにも終わらせたいと思う時は、前を向くのにも良いタイミングといえるでしょう。

時間とお金の捻出が難しくなったとき

家庭の用事や仕事などをこなしながら、不倫相手に会う時間をつくるとなると、ほとんど一人の時間が取れなくなります。お子さんがいる場合は、余計に時間の捻出が難しくなるでしょう。

また、会う回数が増えるほどにお金も減っていきます。時間だけでなくお金もないとなると、楽しむ気持ちが薄れて、甘い一時よりも辛い現実に疲れが先行するでしょう。疲れしかないW不倫にメリットはありません。

現実をシビアに見ている状態なので、きっちりと終わらせるには良いときともいえるしょう。先立つものがなければ、不倫は成立しません。

子どもができたタイミング

子どもができたタイミングでの別れ話は、言葉に説得力を持たせることができます。W不倫の当事者である二人の問題だけでは済まないので、タイミングとしてはベストといえるでしょう。

あなたが一人の人間であることに違いはありませんが、子どもにとっての親でもあります。子どもの将来を真剣に考え抜いた上で、不倫関係を終わらせることを決断したのなら、終わらせるための行動を取るべきタイミングです。

自身で下した決断を信じて、あなたのためにも子どものためにも、ここでしっかりと関係を終わらせましょう。

リスクを抑えた上手な終わらせ方

W不倫の場合、相手との別れは慎重に行なう必要があります。別れ方に失敗すると、ずるずると関係を続けてしまったり、家族にバレて不倫を追及されたりするかもしれません。

あなたに本気になり過ぎて、不倫相手がお二人の関係を暴露する可能性もあるため、W不倫を終わらせる場合は慎重に話を進めて行きましょう。

考え方のヒントになるような、リスクを抑えた終わらせ方について紹介します。

きちんと会って別れを告げる

一方的に別れを告げて音信不通になると、納得がいかない相手が無理に連絡を取ろうと大胆な行動を取るかもしれません。

顔を合わせての別れ話だと、相手がどう思っているのか言動や表情を気にかけることができます。
納得がいっている様子なら、未練を残さないためにその場でお互いに連絡先を削除するのが吉。やり取りは証拠にもなるため、きっちり清算しましょう。

納得がいっていない様子なら、話の持って行き方を工夫する必要があります。感情的なタイプなら、ありがとうと感謝を伝えて、気持ちを整理しやすい方向へもって行きます。理性的なタイプなら、不倫のリスクをあえて言葉にすると良いでしょう。

表情や言動を確認できる直接会った上での別れ話の利点を活かして、トラブルが起こらないように臨機応変に対応してください。

バレたときのリスクを冷静に話し合う

W不倫が周囲にバレた場合、お互いの家族に対する慰謝料が発生します。夫婦関係を継続する場合の相場は、数十万円~100万円。離婚となった場合の相場は、100万円~300万円といわれています。

紹介した金額はあくまで一般家庭での相場であり、収入が平均年収よりも高い場合は、より上乗せされた金額を請求されますので注意が必要です。

W不倫の場合は、自身のパートナーと相手のパートナー双方から慰謝料を請求される可能性が高く、その場合は単純計算で2倍の金額になります。またそれだけでなく、慰謝料の上乗せ要因は多く存在します。

例えば仮に相手のパートナーが精神的な苦痛を受けたとして、病気の診断書が提出されたり、過去に相手からもらった高額のプレゼント代の返金を求められたりした場合、請求される慰謝料はさらに膨らむことでしょう。

リアルな金額に落とし込むと、バレたときのリスクをより重く感じやすくなるはずです。夫婦間の話に収まらず、会社や実家の家族を巻き込むことがあると冷静に伝えましょう。

まとめ

お互いに本気だったとしても、癒しや快楽を求めているだけだとしても、不倫関係は残念ながら公にするべき関係ではありません。傷付く相手がいることは、重く受け止めなければいけません。

傷付けてしまう相手がいるからこそ、終わらせたいと思ったときには、きっちり終わらせるべきです。

不倫相手と別れるとなると、パートナーに気付かれることがないように、リスクの低い手段を選ぶ必要があります。不倫相手とパートナーの板挟みになって、苦しく思うこともあるかもしれません。ですが、代償のある関係を受け入れた自身の責任でもあるので、甘んじて受け止めて、良い未来に向けて少しずつ進んでいきましょう。

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