片付けが苦手な女性は意外と多いもの。しかし、世の女性はみんなキレイ好き…と思っている男性も少なくありません。だからこそ、彼女の部屋が汚いと引いてしまうのが現状です。大好きな彼氏にガッカリされないためにも、部屋をキレイに保つのはとても重要。このページでは、部屋が汚い彼女に対しての本音や、エピソード・片付け上手になるコツを紹介します。
目次
大好きな彼女の部屋が汚い…彼氏が思う本音は？
彼女の部屋が汚い場合、ポジティブなイメージを抱く男性はほぼ皆無です。優しい彼氏なら、その場では「忙しいから仕方ないよね」とフォローしてくれるかもしれません。ですが、心の中では、彼女に対する不信感や不満でいっぱいなはず。そんな彼氏の本音を紹介します。
彼女への愛情が冷める
優しい彼氏なら、「部屋が汚いけど良い子だし…」と目をつむってくれるかもしれません。しかし、どんなに体裁が良かろうと普段のクセから、彼女がものぐさな部分や雑な部分が行動に表れてしまうもの。一度気づいてしまうと、スルーするのが難しくなります。結果として彼女への愛情が冷めてしまうのです。
自己管理ができない
部屋は自分の心を映し出す鏡です。部屋が汚い＝自己管理ができてないというイメージを持たれてしまいます。例えば、「汚部屋を平気で見せるということは、雑なんだろうな」「部屋の片付けもできないんなら、アイロンがけとかゴミの分別もできないんだろうな」など。どんなに外見が美しかろうと、自分の生活圏を大切にできないだけでイメージダウン！一度ついたイメージはずっとついてまわるため、恋の発展に悪影響を及ぼします。
イライラしてしまう
汚部屋を放置できる彼女・早く片付けてほしい彼氏、衛生面での価値観の違いは、カップルとして致命的。「忙しくて片付けられない」「片付けできるメンタルでない」などの事情があれば、まだ問題は起こらないかもしれません。しかし、ただの面倒くさがりだった場合、すぐに行動に移さない彼女にイライラしてしまうでしょう。汚部屋でも平気な彼女からすれば、急かしてくる彼氏にイラついてしまう可能性があり、関係悪化の原因になります。
友人に彼女を紹介したくなくなる
身の回りも整理できて清潔感ある彼女なら、だれだって周りに自慢したいはず。ですが、汚部屋でも平気な彼女だとその意欲は薄れてしまいます。室内では乱雑でも、外だと気を付ける女性も多いでしょう。しかし、日頃からの雑さは無意識のうちに行動に現れているもの。友人たちに、彼女のだらしない部分がバレてしまえば、彼氏も一緒に恥をかいてしまいます。
彼女の部屋でおうちデートをしたくない
せっかくのお家デートでも不衛生な部屋では落ち着きません。飲みかけのペットボトルやお菓子のゴミ袋が散乱していると、虫がでたりカビで自分も汚れたりする可能性があります。そんな部屋でムードも何もあったものではありません。人目を気にせず彼女とイチャイチャできるのがおうちデートの醍醐味なのに、くつろげない空間では台無しです。
同棲・結婚は遠慮したい
結婚を視野に入れた交際をしているとき、汚い部屋を彼氏に見られるのは非常に悪手です。汚い部屋を見た彼氏は、「もし一緒に住んだら自分もこの環境にいなきゃいけないのか」や「子どもが生まれたとき、しつけも雑になりそう」と、どんどん悪いイメージを働かせてしまいます。彼氏が片付ける方向で結婚できる可能性もありますが、散らかしているのは相手なのにキレイにするのは自分…と言う役割がストレスになるでしょう。結果的に別れる可能性が高まります。
プレゼントをもらうのも躊躇してしまう
誕生日やバレンタインなど、大好きな彼氏のために手作りの料理やお菓子をつくる彼女は多いもの。本来は嬉しい行為なはずですが、汚い部屋を公開したあとでは逆に困らせてしまう場合があります。どんなに可愛くラッピングしたり、美しく盛り付けられたりした料理をみても、「あの環境で作ったのか…」と汚部屋の風景が横切るからです。なにもこんなところまでと思うかもしれませんが、汚部屋はそれだけ悪い影響があるといえるでしょう。
彼女の部屋は汚いかも…と思われてしまう行動
「彼氏が部屋に来たときだけしっかり片付けよう♪」ではいけません。あなたの日ごろの行動から、彼氏が「部屋もだらしないんだろうな」と察してしまうことがあるからです。部屋はもちろん、普段の行動から気を使っていきましょう。
バッグや財布の中身が散らかっている
意図しなくてもバッグの中身や財布の中身は見えてしまう場合があります。よく使うバッグや財布の中身がぐちゃぐちゃだと、「小さな身の回りでも整理できないなら、部屋もキレイにできないだろうな」と推測されかねません。本当にキレイ好きな女性は、見えない部分でも清潔感にこだわるものです。
身につけている服やハンカチのシワを放置している
部屋が汚い状態になれてしまうと、不潔の感覚がマヒしてしまいます。そのため、服やハンカチがシワになるだけでは動じません。「使えるからいいや」という考えになりがち。ですが、整理整頓ができる人からすれば、だらしない印象があります。
ゴミの分別ができていない
ゴミの分別ができないと、どんな風に捨てたらいいのかわからず、片付けを後回しにしてしまいます。次第に不要な物が溜まっていき、やがて汚部屋に。そして、分別に関する知識がないと、外出先で物を捨てるときに非常識とされる行動をとってしまうかもしれません。そこから、「外でもゴミ分別できないなら、きっと家でもできてないんだろうな」と、汚部屋の住民だと気づかれてしまうでしょう。
もったいない精神が強い
もったいない精神は誰しもある感覚でしょうが、部屋が汚い人はその精神が強い傾向にあります。「また使うかも」と、なかなか捨てることができません。「買う」と「捨てる」のバランスが取れなくなると物は増える一方。彼氏と一緒にいる際、「これまだ使えるから！」と捨てない一面ばかりを見せていると、「断捨離が下手なのかも」と部屋の汚さを見抜かれてしまいます。
彼氏が「汚い」と感じる部屋の基準は？
男性にとっての「汚い部屋」の基準とはなんでしょうか？次は、彼氏が思わず顔をしかめてしまう部屋を紹介します。
玄関をはじめ部屋以外の場所に物が多く置かれている
本当に清潔感ある部屋は細部まで整理整頓されているもの。なので、いくら部屋のみをキレイにしたところで本当にキレイな空間とは言えません。玄関やほかの部屋に物がごちゃごちゃ置いてあると、それだけで印象ダウン。特に玄関は人が最初に見る空間なので、片付けを注意したいところです。
10分以内に片付けられなさそうな部屋
人が生活するうえで、どうしてもゴミや汚れは発生するものです。しかし、部屋をこまめに掃除している女性は、10分程度片付ければすぐにキレイな空間に元通りになります。つまり、片付けが10分以上かかる部屋は、常に整理されていないという証明になるのです。自室のキレイさを客観視できない場合、「整理整頓すると何分ほどかかるか」と、具体的な数値で算出するとわかりやすいでしょう。
足の踏み場がない
これは言わずもがなですね。足の踏み場がない＝物が散乱しているということ。オシャレに余念のない女性は、洋服だけでなくバッグ・コスメなど物が増えがち。タンスやクローゼットに入りきれなかった衣類が散らばっていると、かなりの悪印象です。たとえ、洗っていたとしても、あるべき場所に収納されていなければ汚部屋と認定されても無理はありません。
全体的に物が多すぎる
「足の踏み場があったら良い」わけではありません。デスクの上やベッド周辺、カラーボックスの上、スキマなく物が置いてある空間も要注意。全体的に余白のない部屋は、窮屈な印象を与えてしまいます。物が多い⇒収納できない⇒片付けられてないと認識される可能性があるのです。
ゴミの処理ができていない
ゴミの処理が苦手な人、いますよね。
生ゴミが放置されている、ゴミ箱があっても使われていない、ゴミ箱からゴミがあふれている、ゴミが詰まった袋をゴミ収集所に持っていくことができない、とレベルはさまざま。清潔にしている人からしたら「苦手だから」ではすまされないことも…。
彼女の部屋の汚さに幻滅してしまった彼氏のエピソード
部屋の汚い彼女と付き合った男性が幻滅した瞬間をまとめました。「人の振り見て我が振り直せ」自分に当てはまる要素があれば、ぜひ改善したいところです。
本当に結婚していいのかわからない
彼女の仕事への姿勢は尊敬しています。しかし、冷蔵庫の中が整理されていない・一週間前に作った料理のゴミが残っている、床には髪の毛が落ちている・財布のなかにはレシートがぎっちり･･･など、私生活のだらしなさが不安です。結婚したときや子どもが生まれたときなど、将来を考えるとこのまま付き合い続けていいものかと考えてしまいます。
食べかけの弁当が放置されていた…
彼女の家に訪問してびっくり。コンビニ弁当のゴミが部屋のあちこちに放置されていました。しかも食べかけだったので、ひどい異臭を放っていました。食べ終わった弁当を捨てないのも酷いですが、その部屋で平気で暮らせるなんて正直ゾッとします。そして、その状態を人に見せても平気そうな神経も理解できません…。
ホコリが溜まりまくり・髪の毛が落ちまくりの部屋だった
交際して4ヶ月ごろ、初めて彼女の部屋に招待されました。結果からいうと散々でした。床は髪の毛が落ちているし、雑誌は積んだまま放置、机にはホコリが溜まっている状態。一人暮らしが初めてで掃除が不慣れなことや、そもそも忙しくて掃除ができないと彼女は言っていました。以前から、彼女の適当さには気づいていまいしたが、ここまでとは…。結婚を意識しての交際ですが、周囲からは「やめておけ」「その女性はずっと片付けられないぞ」と言われています。
将来を思うと一気に気持ちが薄れてしまった
部屋に入ると、ベッド以外の周辺はみんな物が散乱としていました。服は脱ぎ散らかしたままでゴミは散らかり放題。この彼女と結婚したら、自分も子供もずっと汚部屋で生活しなきゃいけないんだと思うと、一気に愛情が冷めました。
部屋を片付けられない原因とは？
部屋が汚い現実に嫌悪しているのは彼氏よりも本人の場合がほとんど。キレイに片付けられないのは心理的な要因や方法がわかっていないからかもしれません。
忙しくて時間的な余裕がない
働きざかりな女性は、日々お仕事に追われており自分の時間を確保できない人も多いでしょう。朝早く出勤して帰宅は深夜…そんな生活をしている人が家事や掃除を後回しにするのは仕方ないといえます。散らかった部屋を見て「次の休日は整理整頓する日にしよう！」と意気込んだものの、いざ休日を迎えると平日の疲れが押し寄せて片付けどころじゃない、と後回しに。一気に全部やろうとすると、かなり耐力を消耗します。日ごろお仕事で疲れているのですから、無理はせず「今日は水回りの部分だけ」など掃除場所を分割するのがおすすめです。
掃除方法がわかっていない
片付けが苦手な女性の心理として「どうやって収納したらいいのかわからない」「どうゴミを分別したらいいのかわからない」などがあります。処理の仕方や効率の良い収納が知らないが故に、物を捨てない・買ったらとにかく重ねていくで対処しがち。結果、ゴミや物が溢れた汚部屋が完成してしまうのです。たとえ、片付ける作業に移れたとしても、掃除方法がわかっていないため、「とにかく収納できるスペースを作って詰める」といった、中途半端な仕上りになることがあります。
精神的な要因がある場合
「部屋が汚いなら掃除すればいい」そう言われても、掃除ができない人、片付けられない人は存在します。頭では「掃除しないと！！」と強く思っているのにどうしても身体が動かなかったり、キレイな部屋を維持することができなかったり。自分でも「わたしは、なぜ片付けられないんだろう…」と苦しんでいることもあります。
もしかすると、精神的な要因があるかもしれません。
ゴミやモノを溜め込んでしまう症状として強迫的ホーディング（ためこみ症）があります。ゴミの処理ができないことを放置していると、居住空間がゴミやモノで埋まりゴミ屋敷化してしまうかも知れませんので、注意が必要です。
ためこみ症になってしまうケースには、うつ病、ADHD、セルフネグレクト、自閉スペクトラム症などがあります。ので、気になる方は適切な医療機関に相談すると良いでしょう。
汚い部屋から卒業！片付け上手な彼女になるコツ
片付け上手になるにはその場限りの美しさをだすのではなく、常日頃からキレイに保てるように工夫することです！下記では、そのコツを紹介します。
断捨離をする
部屋が汚い大きな要因は「物の多さ」。物を捨てるという行為を行わずにいると、どんどん物が溜まる一方です。なので、部屋を片付けるときは、断捨離をして「いらない物」は徹底的になくしていきましょう。効率よく断捨離をするコツは、いるか・いらないかの2択のみにすること。「使ってないけど、もしかしたら今後は必要になるかも…」と思う物もあるかもしれません。ですが、その「今後」は来ないものと考えるのがベター。「使ってない」のであれば、今の自分にとっては不要な物、つまり「いらない物」です。断捨離をすると、長い時間「いる・いらない」の判断をすることになります。そのため、定期的に断捨離を行うと、自分にとって必要か不要かの思考力が身に付き、余計な買い物をしなくて済むようにもなるでしょう。
片付け上手な人のマネをする
見た目の良い収納方法や取り出しやすい収納方法がわからないときは、その道の玄人を参考にしてみましょう。SNSやブログ・本でも、収納上手な人のテクニックが多く紹介されています。その中から、自分が憧れる部屋や整理整頓をしている人を探し、真似してみましょう。収納上手な人は、片付けに関する引き出しを多く持っています。身近にあるグッズが片付けに役立ったり、インテリアになったりすることも。「憧れの部屋」というゴール設定があれば片付けも楽しくなるはずです。
置く場所は固定！収納スペースを全部使い切らない
よく使う筆記用具の置き場所はテーブル固定・本はソファで読むから寝室には置かない、など生活スタイルに合わせて物を配置しましょう。行動パターンに合わせると、片付けの労力を最小限に抑えられます。そして、置き場所を固定したら、絶対に動かさないこと。位置を固定することによって、自然に整理整頓できる状態になります。
そして収納スペースには2割ほどの空きをつくるのもポイント。ぎっちり詰まった状態だと、物が増えた際の置き場所に困ってしまいます。結果、散らかるきっかけになることも。空きをつくって片付けやすい環境をキープしましょう。
普段から迷わない癖をつける
片付けが苦手な人は、即決が苦手な傾向にあります。そのため、なかなか物が捨てられない・片付けに踏ん切りがつかず、部屋の清潔さに影響がでてしまうのです。逆に。片付け上手な人は、判断力が高いため部屋をクリーンに保てます。片付け上手になるには、普段から迷わないように、「何分以内に判断する」「今日までに決める」など決断力を高める練習をしてみましょう。
買う・捨てるのバランスを良く保つ
新しい物を購入したら古い物は捨てるといった、物のバランスを考慮するのも清潔な部屋を維持するのに大切です。購入ばかりに偏ってしまうと、部屋の物はどんどん増えていき、片付けが面倒になってしまいます。買い物が趣味・新しい物に目がない、そんな方たちは「本当に欲しい物」の優先順位を書きだしてみましょう。優先順位を見える化すると計画的に動くモチベーションを高められます。
部屋の汚い彼女を卒業しよう！
部屋がキレイな彼女・部屋が汚い彼女、男性が選ぶとしたらほぼ間違いなく前者です。結婚を考えているなら尚のこと、部屋の清潔さはかなりの重要項目と言えるでしょう。部屋の汚さを自覚しているなら、できるだけ早くアクションを起こしていきましょう。ただし、最初から完璧にこなそうとすると疲れてしまい、長続きしません。まずは、自分にできる範囲から掃除を行い、片付けの意欲をキープしていきましょう。