友達や家族に「恋に恋する女だね」と言われたことはありませんか。
聞いたことのある言葉ではあるものの、「恋に恋している」とはいったいどういう状態でどういう意味なのでしょうか。
「恋に恋する女」の特徴と、恋に恋するのをやめて本気の恋をするためのポイントをまとめました。
目次
恋に恋する女の特徴とは?
恋に恋する女には、さまざまな特徴があります。自分では気づかなくても、周りからすると「あの人って…」と思われているかもしれません。では、どんな女が恋に恋しているといえるのか。4つの特徴を紹介します。
恋をしている自分が大好き
気になっている相手より、恋をしている自分のほうが素敵に思える。だとすれば、あなたは恋に恋する女なのかもしれません。
恋をすることで毎日の生活にハリがでて「恋をして綺麗になった自分」をより好きになっています。極端な話、自分を愛する気持ちが強いだけで、恋している相手はそこまで選んでいないという場合もあるでしょう。
相手に恋をして付き合いたいと考えているなら、自分を良く見せたいと考えるはずです。相手の好む化粧に変えてみたり、髪型や服をいつもより気にしたりなど、やり方は違っても何らかの努力はするでしょう。ただ、恋に恋する女の場合、自分を磨いているのは相手の気を引きたいからではありません。努力している自分が好きだったり、綺麗になる自分が好きだからこそ、より美しくなるための努力を重ねているのです。
付き合い始めると冷める
好きな相手に告白して、OKをもらえるのはとても嬉しいことのはず。
それなのに、付き合い始めてみるとそこまで魅力を感じなくなってしまった。彼が何か悪いことをしたわけでもないのに、なぜか冷めてしまった自分がいる。
それは「魅力的な私が相手を落とすゲーム」を楽しんでいるからです。好きになるターゲットを見つけることをスタートとして、恋が叶うまでがゴールといった過程で自分に価値があることを認識して安心しつつも楽しんでいるのでしょう。誰かに恋をして綺麗になったり、友達に恋愛相談をしていることをイベントのように楽しんでいる傾向があります。
ただ、それは付き合いが始まった時に終わってしまうため、自然と冷めてしまうのです。ただ、冷めているので別れても悲しみはそこまで強くないでしょうし、他の相手が見つかればまた自分だけの恋をすぐに始められるでしょう。
相手の気持ちを汲み取るのが苦手
自分が好きなのだから、優先順位はもちろん自分が上。自分本位で行動してしまい、相手の気持ちを優先させるのに抵抗を感じる人もいるかもしれません。自分を優先するあまり、周りに迷惑をかけてしまうケースも…。
もし付き合うことに成功したとしても、結局自分のことを優先してしまうのなら、長続きはしないでしょう。
恋愛で傷ついたことがない
せっかく好きな人と付き合うのだから、できるだけお互いが傷つかずに過ごしたいものです。しかし、時には意見が食い違ったり、ケンカをして別れたりということが起こるかもしれません。つらいと感じるかもしれませんが、意見を交わすという事はお互いをより思いやるきっかけにもなります。
反面、相手を思いやるきっかけや経験がないと、相手のことを考えずに行動してしまうかもしれません。相手のことを考える機会がないと、相手ではなく恋そのものに気が向くようになってしまうでしょう。
恋に恋するのをやめたい時
自分は恋に恋する女だと思う。これはこれで楽しいけれど、やめたいと思う自分がいる。恋ではなく相手に恋してみたい。そんな時にどうすれば良いのか、最初に何をしてみると良いのかを紹介します。
相手のことを知る
「あの人はきっとこういう人」というイメージを作っている場合、そのイメージをいったん捨てましょう。勝手にイメージを作るのではなく、実際にコミュニケーションをとって相手と直接向き合うことが大切です。本当に好きなものは何か、どんな趣味を持っているかなど、理想の姿ではなく本物の相手を見てみましょう。
理想とは違った一面に驚いたり、がっかりしたりするかもしれません。それでも、相手のことを見て対応することで、お互いを大事にできる素敵な恋愛ができるでしょう。自分に向けていた愛を、一度相手に向けてアプローチしてみましょう。「恋をしている自分が好き」から「あなたに恋をした自分が誇らしい」と思えるようになれば、相手との関係を築くきっかけになるかもしれませんよ。
本音が言える関係を築く
相手と付き合っていく中で大切なのが、本音を言える関係であること。「不満があるけど、それを言ってケンカにはなりたくないから言わない」では、その先ずっとモヤモヤした気分で過ごすことになるでしょう。不満の原因が改善されないうえ、相手に不満があるという雰囲気に気付かれたら、ギクシャクした関係になってしまうかもしれません。
正直に伝えあってお互いが納得できる答えを見つけることが、付き合いを長続きさせるコツです。意見がぶつかってケンカしてしまうかもしれませんが、そこを乗り越えられたら、より良い関係を築いていけるはずです。
まとめ
恋に恋する自分を好きになることは、絶対に悪いということではありません。それだけ自信を持ち、自分を美しくするように努力するのは素晴らしいことです。
ただ、恋愛をするとなれば少し話は変わります。自分に多く向けている「好き」を、相手にも向けるようにしてみましょう。
愛したい、愛してほしいという人が身近にいない場合は、出会いが見つかりそうな場所に足を運んで、相手のことをよく観察してみるところから始めてください。その一つの方法として街コンに参加してみても良いかもしれないですね。
自分の周囲だけでは、出会える人に限りがあります。自分から行動範囲を広げることで、自分の愛を受け取ってほしいと思える相手が見つかりやすくなりますよ。