本来ならば、告白しお互いの意志を確認うえ交際を開始し、お付き合いの中でお互いの愛情を確かめ合ってから、身体の関係をもつのが正しいと言われて久しいですが、付き合う前に身体の関係をもってしまった、付き合う気もないのに身体の関係をもってしまった、などと言うこともあるかもしれません。
自分は酔った勢いでつい、雰囲気に流されてつい、なんて思っていても、相手にしたら軽い気持ちではないかもしれません。
そこで、付き合う前に身体の関係を持ってしまう心理について考えてみましょう。
男性の場合
付き合う前に身体の関係をもつ心理としては、70%遊び、残り20%が本気、10%勢い、なんだとか。
10%の勢いは本当にただの勢いで、女友達とつい雰囲気で関係を持ってしまったり相手に流されてしまったり。
20%の本気は、本当に好きで大切にしたい、付き合いたい、と思っていたが、気持ちを伝えるより先にそういうシュチュエーションになってしまった、という場合。葛藤がありながらも、本能が相手を求めてしまうのですね。
70%の遊びは、そのままの通りただの遊び相手。好きという感情や、付き合いたい大切にしたい、という気持ちはありません。今晩いけるかいけないか、というゲーム感覚です。
一度関係をもったからと言って、相手には依存はしません。男性の本能的に自分のストライクゾーンの女性と関係を持てることはただの「ラッキー」でしかないのです。
また男性は手に入らない女性こそ、追いかけたいという野生本能があります。
なかなか手に入らない女性を追いかけているうちに、恋愛感情が徐々に増していく傾向があるのです。それをいとも簡単に(女性にとったら簡単な気持ちはなくても)女性と身体の関係をもててしまえば、男性の中ではもう満足感が出てきてしまい、目標が達成されたことになってしまいます。
男性は、困難だと思っていた「タイプの女性と関係を持つ」という目標が簡単に達成されてしまうと、相手を「軽い女」と思ってしまいます。
そうと思った瞬間に男性にとって本命にはなりません。
気が向いたときに連絡をしてあわよくばまた関係がもてたらいいな、なんて思うのです。
女性の場合
付き合う前に身体の関係をもってしまう心理としては、50%相手に流されて、30%本気、20%遊び、のようです。
50%が相手に流されてとありますが、女性の場合好きでもない男性には流されません。少なくとも、まあいいかなと思っている男性に迫られてしまうと案外流されてしまう女性が多いのです。
いや!この人絶対なし!!!生理的に無理!!!と思う相手には、女性は体を許しません。なので一度関係を持つと惚れ込んでしまう可能性があります。
もともとアリ!と思っている男性ですからね。もっと一緒に居たいと思い連絡をしたり、次会う予定を積極的にたててきたり。女性にとって身体を許したという事は心も許した証になるのです。
身体の関係を持った途端に甘えてくる女性は自分をさらけ出すことに抵抗感がなくなり、どんな自分でも相手は受け入れてくれると思ってしまうのです。
30%の本気は、男性と同様好き、付き合いたいと思っていたが、気持ちを伝えるより先にそういうシュチュエーションになってしまった、という場合。
残り20%は女性には数少ない、言わば「ヤリマン」ですね。身体の関係をもつことに、特に意味をなさない。
意味があるとしたら経験人数が勲章と考えている程度。男性とそういう雰囲気になったから、軽い気持ちで関係を持つことに抵抗がない女性です。
男性と女性を比べると、身体の関係をもつ意味が全然違うかも知れませんね。
女性は良いと思っている男性、好きな男性としか行いませんが、男性は割と少しでもタイプであればという考え。
また女性は身体の関係をもってしまったら好きになってしまう傾向があるのに対し、男性は意外とシビアに「軽い女」と認識します。女性からしたら、そっちから仕掛けてきたくせに何よ!!と怒りたくなりますよね。
以上の事から、男性は身体の関係を先にとった場合、付き合うに発展する可能性は極めて低く、逆に女性は極めて高い、という結果が見えてきました。
ここからは私の個人的な考えですが、男性も女性も「あわよくば」という考えが大人になるにつれて強くなってくるように思います。
若かった学生時代、まだそんな経験さえもしていなかった純粋なあの頃の方が、もっと自分自身を大切にしていたのではないでしょうか。
大人になるにつれ、余計な知識や感情、打算、しがらみに左右されて、気付かない間に傷つき、誰かを傷つけてしまっているのかもしれません。
身体の関係を許すのも、流されてしまうのも一概に悪いとは言えませんが、その後の事や、相手の気持ちを考えて選択して欲しいと思います。
というか、ワンナイトは男女関係なく勢い100%のように思いますけど…どうですかね。