ある日、突然元彼から連絡が。
何故? なんで今更? ヨリを戻したいのか、特に深い意図はないのか、それとも暇つぶしなのか、ただの遊びなのか分からない…このような経験、ありませんか? 復縁したい方は嬉しいですか、そうでない方は面倒なだけかもしれません。
ある調査によると、実に6割近くの女性が別れて一年以内に元彼から連絡がきたことがあるそうです。別れても友達と思えるような関係なら問題はありませんが、放置で自然消滅をした場合など、縁が切れているような相手からの連絡だと、どうしても身構えてしまいます。
そこで今回は、元彼が元カノに連絡をする真意と、復縁したいとき/復縁したくないときの返信するべき内容に迫ります。
目次
今更なぜ? 連絡がきた意図とは
単に近況が気になる・何となく
一つ目のパターンは、そもそも特に理由がない、というものです。ふと部屋を整理していて、写真やプレゼントが出てきた、といったキッカケで連絡を取る、あるいは今まで普通に連絡を取っていたので習慣で連絡を…といった場合が考えられます。
どちらにせよ、特に大きな意味がない場合が大きいのですが、もしかするとここから心がもう一度揺れ出すかもしれません。復縁を望む方は、これをチャンスと思って少しアプローチをかけてみても良いかも。
ヨリを戻したい
「彼氏できた?」といった内容のメッセージが来たらおそらくこれでしょう。
喧嘩して、カッとなり衝動的に別れたカップルに多くみられます。
女の恋は上書き保存、男の恋は名前を付けて保存といった言葉があるように、男性は別れた後もなかなか前の女性を忘れられないものです。
このパターンであれば、別れてからすぐの連絡は要注意。今まで恋人がいない状況だったのが一人になり、なんとなく淋しくて連絡を取ってくることも多いからです。別れてからどれくらいで連絡がきたのかをよく注意して、返事するようにしましょう。
辛いことがあり落ち込んでいる
何か落ち込むことがあり、誰かと話したくて相談した、という場合です。
辛いときに励ましあった記憶や、一緒に楽しんだ思い出がふと頭をよぎり、思わず連絡を…という男性も多いそう。単に助言を送ったり、一人の友人として応援したりする分には問題ないでしょう。
しかし、あくまでも「今」落ち込んでいるから連絡をしたということを忘れずに。恋愛感情はないかもしれませんし、気が付けば都合のいい女扱いされるかもしれません。深入りはせず、慎重に接することをオススメします。
友達に戻りたい
円満な別れ方をしたカップルや、友人関係からスタートしたカップルに多いのがこのタイプ。
下心がなく、別れてからも純粋に良い関係を築いていきたい、と思っている男性も多いようです。
別れた理由が性格の不一致などであれば友人を続けるのも難しいかもしれません。しかし一度は好きあった仲ですので、人によっては気持ちが再燃してしまうことも。復縁したくない場合の方は、注意が必要ですし、逆に復縁したい方はもしかしたらチャンスかもしれません。
都合のいい女が欲しい
一番注意しなければならないのがこのパターン。別れてから人肌恋しい、手っ取り早く誰かで埋めたい…と考えている悪い男がしがちな行為です。
「一度関係を持った相手であれば、面倒なステップを踏まずに都合よく付き合えるだろう」「まだ好きでいるだろう」とよこしまな考えを持って接近してくる男は意外に多いもの。
当然男は体目的である素振りは見せませんし、それこそ良い友人として付き合いたいかのように振る舞うでしょう。たとえ復縁を望んでいる方でも、ここで流されてしまっては幸せにはなれません。
流されることなく、きちんと裏の真意を疑って返事をした方が良いでしょう。
単純に相談したいことがある
元彼にあまり女友達がいなかったら、こういうこともあるかもしれません。例えば女性のプレゼントに何をあげたらいいのか?というような女性に関することが分からなくて誰かに相談したいけど、誰に相談したらいいのか分からないという方がこの行動をとったりします。
この時の元彼は特に復縁を考えていなかったり、悪い意図を持っていなかったりするでしょう。しかし復縁したい女性はここもチャンスの一つです。恋愛相談相手と付き合うなんてことはよくあることで、うまいこと相談役のポジションを確立したらもう一度関係を持てるかもしれません。
事務連絡
復縁したい女性にとって悲しいパターンはこちらでしょう。別れて一週間たったころ元カレからの連絡をに、わくわくしながら返事をしてみると「部屋に置いている物、取りに来てほしい」とそっけなく返されるのは悲しいものです。
同棲していたカップルや、普段から互いの家を行き来していたカップルであれば、どうしても事務連絡はしなければなりません。少し気まずいかもしれませんが、必要なことです。ここはきっぱりと割り切って真面目に返事を返しましょう。
向こうも恋愛とは別で連絡をしているので、片付いたら問題はありません。
別れたことを後悔させたい
珍しい場合ですが、かなり拗らせた男性に稀にあるそうです。
やたらと現在の状況を自慢してきたり、マウントをとってきたり、しかしヨリを戻したいわけでもなさそうだし、と思ったらこちらを疑ってもいいかもしれません。
振られたことで傷ついた自尊心を回復させたい、という心理が働いている男性の中にはこのような行動をする人もいるのだとか。
このような連絡が来た場合、「変な男と別れてラッキー」と捉えて、次の出会いを探しに行った方が良いでしょう。
復縁を望むなら?
元彼の真意がどうであれ、大事なのは「手に入りそうで手に入らない」距離を作ることです。例えば簡単に体を許してしまえば都合のいい女になってしまいますし、無理にそっけなく返事をしても「別れたら態度が急変する女」として悪印象を持たれてしまいます。
例えば素早く返事を返すのではなく、少し時間をおいてから返事をしてみるのもアリです。あえて返事を返さない期間を作ることで、「まだ返事来ないな」と自分に意識を向けさせ、少し緊張させてみましょう。
また、最初の返事は「軽く」「短く」「明るく」が鉄則。あまりにも長い返事が来た場合、好意を悟られるか引かれるかです。「久しぶり!元気?」と聞かれたら、「久しぶり、こっちは元気だよ!」くらいの軽さがちょうどいいでしょう。
そしてすぐに復縁を迫らないこと。そもそも一度別れている、つまりその時は上手くいかなかったということを忘れてはいけません。久しぶりの連絡で気持ちが舞い上がってしまうのはわかりますが、相手とは何故別れたのか?このまま続けてもまた二の舞にはならないか?ということを見つめすべきです。
また、単純にあまりにもアプローチが早いと引かれてしまいます。駆け引き・押し引きという観点から見ても、じっくり焦らずに長期戦を狙った方が良いでしょう。
さらに、元彼の真意は何かを見極めないと、却ってさらに傷ついてしまうことになるかも。向こうが特別な感情を持ち合わせていなくて、ただ何となく連絡した場合や友達に戻りたい場合は、「残念」で済むでしょう。
しかし問題は、元彼があなたの恋心を利用するような悪い男だった場合。好きな男性がそんな人間だったとは信じたくはありませんが、ただ愚直に信じるだけではだめ。相手がどんな男か、どんな性格だったかをしっかりと思い出さなければいけません。相手と連絡を取る中で、突然「今夜空いてる?」と聞かれたら要注意。その男はあなたの体を狙っている可能性が大です。
とにかく、元彼から突然連絡がきたとき、大事なのは冷静さ。復縁を望む方にとっては嬉しいハプニングのように感じますが、だからこそ空回りしたり、利用されたりしないように落ち着く必要性があります。連絡が来たら即返信ではなく、一呼吸おいてこれからのことをゆっくり考えてみてくださいね。
復縁を望まないなら? 返信はNG
返信しない。これが一番です。
下手に返信してしまうと、「まだ自分に気があるんだ」と思わせてしまい、さらに連絡が増えることも。彼への気持ちが残っていないのであれば、無視することで「もう終わった関係なんだな」と気づかせてあげましょう。
返信をすでにしてしまっているのであれば、好きな人ができた。彼氏がいるなど、他の男性の存在をにおわせることも、彼からの連絡を断つのに効果的です。
とにかく「あなたへの興味がなくなった」ということが伝われば、問題ありません。
単純にブロックしてしまうのも、一つの手ですが、注意してほしいのは、ストーカー化してしまう可能性があるということ。
こちらから一方的に関係を断ち切ると、相手の気持ちを逆なでしてしまいます。相手は連絡がつかないとわかったら、今度は直接のコンタクトを取りにやってくる可能性も。
職場や家の場所を知られているなら、2人きりになるタイミングは作ろうと思えばいつでも作れます。付き合っている時からそういったストーカー気質を感じていたら、ブロックはせずにつながっていた方があなたにとって安全です。
つながる窓口があれば、そこからいつでも連絡ができるので、直接行こう!という考えを防げます。
もちろん元彼が危ない人だとは思いませんが、恐ろしい事件は「カッとなってしまった」「そんなつもりじゃなかった」など、思いもよらないところで起こってしまうもの。
女性の力では男性に立ち向かうのは、なかなか難しいので、念には念を入れて、ストーカーにしてしまわないように対処しましょう。
復縁する気がないのであれば、つながりを消さずに放置。
元彼からの連絡が事務連絡であれば、用事さえおわったらブロックしてもよいかもしれません。
まとめ
元彼から返事が来た時、大事なのは相手がどんな気持ちで連絡を取ってきたかを見極めて、冷静に対応するのが鉄則です。まだどんな内容の連絡なのか分からないのに期待しすぎたり、都合のいい女になってしまったりしてはダメ。相手との適切な距離感を見極めて、具体的に行動プランを練った方がお互いのためになります。
元彼とヨリを戻したい方もそうでない方も、まだ迷っている方も、自分の気持ちと相手との今までを冷静に考えて、失敗しないように適切な行動をとれるようにしてくださいね。