世の中では、男性よりも女性は嫉妬心が強いと思われがちですが、中には嫉妬心の強い男性もいますよね。
嫉妬のイメージでよくあるのが「束縛」です。
飲み会に異性がいたらダメ、毎日電話をしないとダメ、連絡が途切れたらダメ、何しているか常に報告しないとダメ、、、ダメダメばかりで、相手は嫌になってしまいます。
しかし、この束縛はすべて、嫉妬という醜い感情や自分のことしか考えていない独占欲からきているのです。
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なぜ女性は嫉妬をしやすいのか
女性脳がゆえに、男性を「束縛」したい心理を強く持ってしまうという説があります。
本来、嫉妬心は、男性でも女性でも同様に抱く感情で、その感情に差はありません。
しかし女性の方が嫉妬しやすいと思われてしまうのは、恋愛の時に嫉妬心から彼を束縛する行為が男性よりも目立つからなのです。男性は嫉妬をしても、プライドを守るため嫉妬を表にだす人は少ないでしょう。しかし女性は彼を好きな気持ちがそうさせる、私はこんなに好きなのに彼は何も気を使ってくれない、他の女性が彼を好きになったらどうするの!など、好きな気持ちが止まらなくなってしまいます。
嫉妬はどんな時に出てくる?
嫉妬というのは、自分よりも他人が優遇されていると感じた際に、不公平と思うことで生じる感情です。それゆえに恋愛の時には女性の方が彼氏の行動に嫉妬しやすくなってしまうのです。
彼氏が他の女性と楽しそうに話しているのを目撃したり、2人で飲みに行ったなどという話を聞けば女性は彼氏が好きで好きで仕方ないほど、気が気でなくなります。
彼氏が自分から離れてしまうのではないかという恐怖を感じてしまうのです。
自分よりも他の女性が彼氏に優遇されていると思うからこそ、比較して激しい嫉妬に襲われてしまいます。つまり、この感情の裏に隠されている真の感情は「自分に自信がない」現れです。
自分の方が、その女性よりも、はるかに優位な存在にあると思えていたら、嫉妬やヤキモチで苦しむことはないでしょう。
男性には、常に多くの女性に自分の子孫を残したいという本能があります。その為、できる限り多くの女性にコンタクトをとりたいのです。
しかし、女性には子孫を残すために、妊娠・出産と10ヶ月もの制約を背負います。
自分がたったひとりのパートナーから見捨てられて、自分も子供も守れなくなることが最大の痛手です。
そのため、女性は束縛や嫉妬をすることで自分と子供を守ろうという思考が先に立ちます。「女性脳」にはこの事がインプットされているため、嫉妬心がわきやすくなってしまうのです。
こんな男性はタチが悪い
男性の中には、わざと付き合っている女性の嫉妬心に火をつけようとする輩もいます。
彼女の女友達を過剰なほど褒めそやしたり、やたらと会いたがったり。
こんなことをされると、女性は嫉妬心から、女友達との人間関係さえもおかしくなってしまいます。
また、男性は女性から嫉妬をされると思うと嬉しくなる、という一面もあります。
自分は必要とされている、モテている、という勘違いが自信に繋がってしまうのです。
さらにタチの悪い男性は、女性の感情を利用して、女性に貢がせる、いわゆるヒモ稼業をする人もいます。
ですので、付き合っている女性は、男性に調子を乗らせないためにも、激しい嫉妬心は男性に覗かれないようにしておいた方がいいかもしれません。
特に、女性に多くありがちな、付き合っている男性に「私のこと好き?」「どれくらい好き?」「今何してたの?」「昨日はどこで何をしてたの?」などと聞いてしまう嫉妬心も大問題。男性にとったら1番面倒で嫌な嫉妬です。
そんな女性はどうすればいいのか
先程、申し上げた通り、嫉妬をする根底にあるのは、自分に自信がない証拠です。なので、嫉妬心を克服するには、自分に自信をつければいいのです。
そんな簡単に自信は付きませんが、他に何か夢中になれるものを見出すのも、自信へとつながる一歩になります。
女性自身が生き生きとして魅力も増し、男性の方が、女性に夢中なってくるのです。そしていつか、男性の方が、女性を離したくないと、嫉妬が始まるのです。
また、嫉妬をするのは彼といない間も彼のことを考えてしまうからです。なので趣味をつくり、スケジュールを密にして忙しくて彼のことを考えるゆとりをなくす、というのもひとつの手段です。
今大好きな彼と少しでも長くいるためには、うまく自分の感情をコントロールして彼を窮屈に感じさせないように付き合っていきましょう。また、自分が彼を追うのではなくできる限り彼に追わせるような努力も行っていきましょう。