大人の空間「バー」で出会いたい

バーでの出会いに賭ける女性たち

「出会いを求めていろいろな場所に行ったわ。合コンにもお見合いにも、ときには友人同伴で遊園地まで…。それでも出会えないMy Better half。私の理想は一体どこを歩いてるの？！」

「そんなquestionでいっぱいになったとき、先輩と一緒に行ったバーで話を聞いてもらったの。バーテンダーも話に加わって、楽しいひと時だったわ。ふと周囲を見渡すと落ち着いた雰囲気の男性もいて、なんだかカッコ良く感じたの！」

大人の社交場バーでの出会いを選んだあなたは、つまり大人の女性になったのです。ブランド品が持つ人を選ぶように、飲む場所も飲む人を選びます。レベルの高い出会いはレベルの高い場所にあり！

そんなあなたに、ある男性の声をお届けします。

男がバーで出会った大人の女性たち

1人でも行動できる自立した女性

「1人でバーに来た女性客に、出会いを求めているのか？と敬遠したこともありました。でも話してみるとそうでもない。「気分転換にマスターに話を聞いてもらいに来た」「会社の飲み会だったけど、お口直しに美味しいお酒が飲みたい！」など、勘繰った自分が恥ずかしくなるほど、普通な理由で来ているんですよ。」

「中にはダーツを一緒に楽しめる大人の女性も割といますね。矢継ぎ早に「出身はどこですか？好きな食べ物は何ですか？」なんて質問がなく、男を値踏みしている感じがなくてすごくいいと思いますよ。」

行動範囲が重なっている女性

「その店に行くといつも彼女がいて、話したことはないけど顔は知っているぐらいでした。自分も常連なら相手も常連。いつの間にか目が合ったら会釈する感じになっています。最近マスターが「〇〇さん、自宅は近いんだよね」と言った一言で「俺もこの辺！」って嬉しくなって、妙に気になり始めたところです。次はマスターにお願いして、話せる雰囲気を作ってもらうつもりです。」

余興のない店だから、会話を楽しめる女性は高評価！

「どんな会話をすればいいのか悩んで、結局ボッチ飲みになりがちな自分。でも良いバーならバーテンダーがさりげなく話を振ってくれて、常連同士が友人になることも多いです。そんなとき、会話を楽しめる女性って魅力的ですね。カードやゲームなど間をもたすことができるアイテムが少なくても、無理なく会話が続く女性って、とてもクレバーだと思います。」

どうやら、合コンのノリや盛り上げ役で疲れ切った男性たちは、バーに似合う自立した知的な女性に魅力を感じているのです。

大人の男女は店を選び、店に選ばれる

出会いの走り「Hubバー」「相席バー」、楽しいけど騒がしい「Sportsバー」「Switchバー」。それぞれに良いところはたくさんあるけど、あなたが行くべきバーはそこじゃない。

まずは一般的なバーについて知っておきたいことを紹介します。

シングルスバー

欧米発祥のバーで、独身男女が集まって会話を楽しむ場を言います。日本では10年ほど前からシングルスバーと名前のついたバーが出てきました。出会いを意識した場なので、声がかけやすいのが魅力的です。

オーセンティックバー

たとえばホテル内にあるバーのような、格式のあるバーです。椅子やテーブル、ライティングにいたるまで重厚感が感じられる作りの店が多いです。会話を楽しむというよりお酒を楽しむためのバー。マナー違反は厳禁なので、興が乗っても騒いではいけません。

個人経営のバー

マスターのこだわりが感じられる店づくりが魅力のバー。こだわるポイントによって店のカラーががらりと変わります。聞いたことのないお酒や飲んだことのないカクテルを楽しんだり、マスターの趣味の話で盛り上がるなどアットホームなバーと言えるでしょう。いろいろなお店で好みの味を探すのも一興です。

居心地の良い空間で美味しいお酒と会話を楽しむバー。人生経験の浅い人にはまだまだ早い、洗練された大人の社交場なのです。

大人の女性のバースタイル

最初は友人と店選び

いきなり1人で行っても、どう過ごしていいのかわからないでしょう。もう少し雰囲気を味わいたいけど、バーテンダーと会話するのは気を使われているみたいで嫌だし。友人と一緒なら会話しながらお店の雰囲気を味わえて、次も来たくなるようなお店かどうか判断しやすいです。慣れてきたら、次は1人でバーデビューです。

気に入ったら1人で行ってみる

「いつもは御友人と一緒ですよね」なんてバーテンダーの声かけに、「ええ、そうなの」と軽く返すあなた。顔なじみの客はお店にとっても大切な存在です。マスターやバーテンダーはお酒と会話のプロですから、このひと時を彼らに委ねてただ楽しむのが良いでしょう。さりげなく彼氏募集中であることを伝えると、素敵な人と引き合わせてくれる可能性も大です。

美味しくて悪酔いしないお酒をチョイス

酔っ払いすぎると彼を見る目も酔ってしまいます。美味しく飲めて酔いすぎないお酒を知っておくのは必須事項。バーですから、好みの味や体調を伝えるとぴったりのお酒を提供してくれます。居酒屋のような酔っぱらって大声で騒ぎまくるなんて大人がすることじゃありません。あくまでもシックに飲みながら会話ができるレベルをキープしましょう。

男が引かないお酒の選び方

「アイリッシュシングルモルトをロックで」なんて通な飲み方が似合う女性は、芸能人でいうなら桃井かおりさんクラスでしょうか、もはや格好良すぎて手も足も出ない高嶺の花になってしまいます。その通好みのお酒、たとえ美味しいと思っても出会いの場ではしばらく封印しておくのが無難です。

かといって甘いカクテルばかりじゃ飽き飽き。そんな方におすすめの飲み方が「男性が頼んだお酒を薄くしたものを頼む」ことです。男性がウィスキーをロックで頼んだら「同じものを水割りで」と伝えてみましょう。または「そのウィスキーベースで甘くないカクテルを」というのも良いですね。同じものを飲んでみたいけど強すぎるとちょっと…と、少し控えめに飲むのがおすすめです。男性は近づいてくれる感じが居心地よくて、女性は酔い過ぎずに男性を観察できる、素敵な飲み方ですよ。

バーで素敵な彼氏に出会えるのか？

バーで恋人に出会えた確率は約10%

ある説によると、バーで恋人をゲットできた人は約10%だそう。シングルスバーなら可能性はもっと高くなりますね。中にはバーテンダーの方とお付き合いが始まることもあり、それを含めるとさらに高くなるでしょう。

この数字が高いかどうかは受け取り方次第ですが、筆者は思いのほか低いと感じました。気に入った場所が居心地悪くならないように、男女の関係に進むのをためらう人もいるかもしれませんね。

相手の氏素性を知らずに酒の力でコトが進む可能性大

残念ながらどこの世界にもずるい人はいます。あわよくばと女性を品定めしている男性もいないとは限りません。なんせ酒を楽しむ場所ですからその気がなくても思考力が低下し、雰囲気に流されることも。それは通常の居酒屋合コンでも言える話ですが、バーでは店内の雰囲気が相手を格好よく魅せる効果があります。相手をよく知らないままに深い関係にならないよう、十分に気をつけたいところです。