嬉しいはずなのに…結婚が不安になるのはどうして？

縁あって良い人と巡り合い、紆余曲折あってついにめでたくゴールイン…結婚を夢見る人にとっては、誰もが憧れるシーンですよね。しかし、なかには幸せなはずなのに不安にさいなまれ、「本当に結婚していいのだろうか…」とふさぎ込み、それが悪化すると、いわゆる「マリッジブルー」と呼ばれる症状になってしまう方もいます。

幸せな結婚生活をスタートさせるために、結婚前の不安の原因や対処のコツを知っておきましょう！

結婚前に不安になる要素とは

結婚が突然不安になるのは、次の要素が関係しているケースがほとんどです。

金銭面での不安

二人で暮らしていくためのお金の管理ができるか、相手や自分の金銭感覚で今後やっていけるか、悩んだ方は多いはずです。挙式費用や引っ越し費用など、資金面で悩まされているという方も多くみられます。結婚は何かとお金がかかるもの。二人で話し合うことはもちろん、必要があれば身近な既婚者に相談してみたり、専門家の意見を取り入れることも大切です。

共同生活への不安

夫婦といえども、赤の他人同士。価値観や生活スタイルが違うのは当然です。「自分は神経質なので、彼の大雑把なところを毎日見ないといけないと思うと不安」「家事が得意ではないので、結婚してからきちんと家事ができるか心配」といった価値観・生活スタイルの不一致を心配する声が聞かれました。

自由な時間が無くなることへの不安

1人で食事をしたり、遊びに出かけたりする時間は貴重な時間。結婚すると、その自由な時間を取ることがさらに難しくなります。彼やその家族に合わせてやりたいことを我慢したり、自由な独身の友人たちをうらやましく感じたりして、精神的にまいってしまう方もいるようです。

仕事に対する不安

仕事の話題は、結婚するうえで避けては通れない大切な要素。結婚しても同じ仕事を続けるのか、思い切って転職するのか、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。新居に引っ越すとなると通勤時間が変わったり職探しのことを考えたりと、あわただしい時間に追われることになります。

子どもに対する不安

現在は、夫婦の在り方が多様化してきています。「こんな自分にきちんと子育てできるのか」と悩んでしまったり、そもそも子どもをつくるか否かで夫婦同士すれ違いが生じることも考えられます。

↓こちらの記事もおすすめ
恋愛相手と結婚相手は違う？
こんなはずじゃなかった結婚式

こんな症状が出たときは要注意

結婚前の不安が悪化すると、心身に悪影響を及ぼす「マリッジブルー」と呼ばれる症状が現れます。特に、以下のような症状が出た場合は要注意です。

眠れない・または眠りが浅い

マリッジブルーの症状でよくみられるのが睡眠不足です。精神的な不安が大きいと、寝つきが悪くなったり眠りが浅くなったりして、心身に大きなダメージが及びます。就寝前はスマホやパソコンを長時間見ない、枕を変えてみる、サプリを試してみるなどの対策をしてみましょう。この時、「眠らなきゃ」と力んで考えすぎるのはNG。かえって不安を増大させ、睡眠不足が悪化することがあります。

食欲不振・または過食

結婚前は、常にさまざまな不安がつきまとうもの。食事の時間も心配ごとが気になり、食欲がなくなるというケースがあります。または、不安をおさめようと過食の症状が出てしまうという場合も。これらの症状は体重の極端な増減や肌荒れに繋がり、挙式当日にせっかくのドレスやメイクが映えない…なんてことにもなりかねません。

情緒不安定

些細なことでイライラしたり、パニックになったり、果ては結婚意欲が下がったりして、情緒が安定しないという方も多いようです。

他にも、頭痛や腹痛の症状が出たり、持病が悪化したりといった身体的症状が出るケースもよくみられます。こうした症状が長引くのであれば、パートナーや家族、医師へ早めに相談することが大切です。

マリッジブルーを解消する要素3つ

結婚前の不安、マリッジブルーを和らげるポイントをご紹介します。すぐに実践できる方法なので、まずはこの方法から試してみてはいかがでしょうか？

既婚者に話を聞いてもらう

結婚に関する不安は、既婚者に相談するのが一番。不安を感じたときどう乗り切ったか、どんな対処法がおすすめかという点を、具体的にアドバイスしてもらえます。とくに、最近挙式したばかりの新婚さんやプレ花嫁の方であれば、置かれている状況がより近いのでおすすめです。

軽く体を動かしてみる

身体的な症状がつらくないのであれば、軽く体を動かしてみましょう。ハードな運動ではなくても、ウォーキングをしたり、ストレッチをするだけでもおすすめです。近所をのんびりと散歩するのも、気分転換になり、何も考えずに体を動かすことで、不安や考え事でキャパオーバーになっていた脳を休めることができますよ。

パートナーときちんと話し合う

最も大切なのが、パートナーとの話し合いです。自分がどこに不安を覚えているのか、どう考えて不安になっているのかを、つたなくてもいいのできちんと口に出して伝えてみましょう。考え方や価値観を擦り合わせることで、「この人は自分の考えていることを知ってくれている」という確信が持てるので、安心できます。

まとめ

結婚は、大きなライフイベントのひとつ。だからこそ、幸せと同じぐらい不安がつのってしまうものです。そこで芽生えた不安は抑え込まないで、パートナーや友人、家族に相談するのが得策です。「こんなこと相談したら、空気が悪くなるのでは…」と遠慮するよりも、一からきちんと話し合うほうが前向きで建設的、何より幸せな結婚生活のスタートになりますよ！

↓新しい出会いを探しませんか？
街コンを探す