もうやめようかな…つらい「婚活疲れ」への処方せん

積極的に婚活するも、なかなか上手くいかない…そんな状態が続くと、いわゆる「婚活疲れ」になってしまうことがあります。マイナス思考が止まらなかったり、無気力になったり、自信がなくなったり…。今回はそんな婚活疲れの原因や、そこから脱するためのポイントをご紹介します。

思い当たるものはどれ？婚活疲れの原因

一言で「婚活疲れ」といっても、その原因はさまざま。特によくある原因を、以下に簡単にまとめてみました。

なかなか結果が出ない

これが最もポピュラーな原因ではないでしょうか？一生懸命やっているのになかなか結果が出ず、落ち込む…そんなことの繰り返しで、心身共に疲労してしまうパターンです。そこには「自分は魅力がないんだ」というネガティブ思考、「せっかく会ってくれた人に申し訳ない」という罪悪感も含まれています。

人とやり取りするのがおっくう

婚活では、知らない相手とメールやLINEのやり取りをする必要があります。なかには思うように会話が弾まなかったり、気まずい雰囲気のままやり取りをしたりすることも。加えて、「今日はあの人とメールしなきゃ…」「早く返信しなきゃ…」と何となく自分を追い詰めてしまい、疲弊してしまうケースもあるのです。

婚活に力みすぎている

さまざまな人と出会い、自分との相性を見極め、将来のことも視野に入れて活動する…婚活は華やかそうなイメージとは裏腹に、気合と体力のいる作業です。婚活のために自分磨きをして、お相手とまめに連絡をとっている人は、真面目過ぎるがゆえに頑張りすぎてしまい、急に疲れて無気力になってしまうおそれがあります。

理想が高すぎる

結婚は重大なイベント。理想を高く持つのは、決して悪いことではありません。しかし、理想が高すぎるのも考えものです。せっかくチャンスが巡ってきても、「もっといい人がいるのでは…」「本当にこの人でいいのだろうか…」と躊躇（ちゅうちょ）してしまい、結果的に婚活自体が上手くいかなくなってしまいます。

婚活疲れに利く、お手軽対策

「結婚は重要なイベント＝継続して頑張り続ける！」という図式は、一見もっともらしく思えます。しかし現実的に考えて、継続して頑張れる人はどれぐらいいるのでしょうか？無理に頑張るよりも、気分転換の方法をいくつも知っておくほうが得ですし、疲れませんよ。

思い切って婚活をやめてみる

婚活自体が嫌になりかけているのであれば、少し婚活から離れてみるのも手です。1週間単位でも、1～2ヶ月でも自分を休ませる時間を作ってみましょう。数ヶ月離れたところで自分の魅力が0になるわけではありませんし、状況が悪化するわけでもありません！自分をじっくり見つめなおす時間を作ることで、かえって余裕が持てるようになりかもしれませんよ。

同性の友人と楽しむ

同性の友人と気晴らしをするのもおすすめ。趣味を楽しんだり、食事へ行ったりする時間があれば、肩の力も抜けるのではないしょうか。なんてことない話や愚痴を聞いてもらうだけでも、十分な気晴らしになります。さらに、友達のツテで思いもよらぬ出会いが広がるかもしれません。

自分磨きに精を出す

自分に合うメイクを研究したり、美容院でイメチェンしたり、ネイルサロンへ行ったりと、自分磨きは恰好の気分転換。自分磨きで綺麗になれたら自信も取り戻せますし、婚活に向けての元気も湧いてきます。加えて、ゆっくりネイルサロンへ行ったり美容室へ行ったりするのは、結婚後はなかなかできないことも。「結婚で不自由になった時のために、今だからできる独身の内に、やりたいオシャレを楽しむぞ！」と考えるのもおすすめです。

軽く体を動かす

軽い運動も、気分転換になります。ジムに通うなど、本格的なものではなくてもOK。ストレッチやジョギング、ウォーキングなど自分のペースでできる運動がおすすめです。無心で軽い運動に没頭することで、頭をスッキリさせられますよ。運動のメニューによっては、肩こりや体のむくみなどの改善も狙えます。

自分を追い詰めすぎない

「〇〇歳までには結婚しなきゃ！」「周りの人に何か言われないように結婚しなきゃ！」と自分を追い詰めすぎないことが大切。幸せになるための婚活で自分を追い詰めるのは、本末転倒です。固定観念を捨てることはとても難しいことですが、自分を追い詰めるぐらいなら固定観念から逃げて自由になるぐらいの気持ちのほうが、うまく回るはずです。