30代で未婚でいる女性の傾向

30代ともなると、周りが結婚を意識しだす時期。しかし、ここ数年は女性の未婚率が上昇しているのも事実です。2015年の調査では、30～34歳の女性の3人に1人は未婚、また35～39歳の女性のおよそ4人に1人が未婚という結果が出ており、決してマイノリティとはいえません。では、30代の未婚女性にはどのような傾向があるのでしょうか？具体的な特徴や、周囲の声をまとめてみました。

30代の未婚女性によくみられる傾向

「30代で未婚の女性」にどのような傾向があるか、特によく見られる特徴を、以下でご紹介します！

収入が安定している

他の先進国と比べればまだまだ課題があるものの、現在は女性の社会進出が一般的になっています。仕事ぶりが認められて、安定した収入をキープしているという女性もみられるようになりました。昔のように稼ぎの良い男性と結婚して養ってもらうのが幸せ、という考えはなくなってきています。

仕事が楽しい

「仕事が楽しくてやりがいがある！」そんな女性も増えてきましたよね。特に30代は、社会人としても脂がのってくる頃。後輩の育成をしたり、周りからの信頼が厚くなってきたりと、どんどんやりがいが大きくなっていく時期です。「会社にもっと貢献したい」「自身のキャリアアップをしたい」という気持ちを持っているので、結婚は後回し、しなくてもいいという思考になったりする人が増えてきました。

趣味に打ち込めるようになった

近年は女性でも安定した収入を得て、趣味や自分磨きに打ち込めるようになりました。男性的なイメージがあった登山やキャンプ、釣りといったアウトドア趣味を積極的に楽しむ女性も増えています。収入の安定と趣味の多様化の合わせ技で、「一人でこれだけ楽しめるのだから、特に結婚する必要はないかも…？」という思考に至ってしまうのかも。

そもそも結婚に夢が持てない

これは年齢や性別に関係なく、一定数の方が持っている価値観。両親が不仲だった、周りの既婚者が全然幸せそうじゃない、自由な時間がなくなりそう…などなど、結婚に対してネガティブなイメージを抱いてしまっているパターンです。

30代未婚女性に対する、世間の本音

統計的にはマイノリティでなくなってきたとはいえ、何かと厳しい目で見られがちな未婚女性。そこに「30代」という属性が加わると、より視線は厳しいものになりますよね。しかし、近頃は厳しい意見や偏見だけではない意見もみられるようになってきました。

適齢期は人によって違う

「結婚はタイミングと縁」だという意見。中には「それまでずっと恋人と3ヶ月以上持たなかったけれど、ある年になって1年近く付き合える理想の相手が出来た。こういうタイミングは人によって違うと思う」という声も。妊娠や出産などの問題もありますが、それを踏まえても結婚適齢期は人それぞれ。焦らなくても、ふとしたタイミングで結婚のチャンスが巡ってくると気楽に構えるのもアリかもしれません。精神的にも余裕ができれば、おのずと周囲の目を引く女性になれますよ。

生き甲斐や夢を持つポイントが違う

経済的にも精神的にも自立している女性が増えてきている昨今。結婚以外の夢や目標を持っている女性もたくさんいます。「仕事に一生懸命打ち込んでいるなら、仕事の縁に恵まれた人なんだなと思う」といった意見も聞かれました。これは、結婚以外の目標を持っている女性にとって心強いエールですね！

イタい「30代未婚女性」になってない？

結婚願望がそもそもない、望んで未婚でいる…そんな生き方も、決して間違いではありません。悩ましいのは、30代未婚・結婚願望ありという状況です。頑張っているつもりなのに、なかなか結婚に繋がらない…そんな方は、知らず知らずのうちに「痛い 30代 未婚女性」になっていないかを振り返ってみてください。

つい散財してしまう

「自分磨きのため！」と意気込んで、習い事や趣味にお金をつぎ込む女性は多いもの。もちろん自分磨きに熱中するのは素敵なことですが、そこにばかりお金を使いこむのは良くありません。また、自分へのご褒美と称して高級ブランド品やコスメ、海外旅行などの高い買い物を頻繁にする方も要注意です。結婚はとにかくお金がかかります。ある程度の貯金がないと結婚資金に充てられず、結果的に結婚が遠のいてしまいます。自分磨きと貯金を上手に両立させてこそ、結婚というひとつのゴールへ近づけるのです！

理想が高すぎる

「顔や身長、体型は普通でいい。高望みしてるつもりなんてないのに…」と嘆いている方。それって本当ですか？自分では普通の男性を希望しているつもりでも、実はその「普通」が高望みに当たってしまっているかもしれません。女性の求める普通は男性側にとって普通ではない、というのはよく聞く話。いたとしても貴重なので女性人気が高く、競争率は想像以上に高めです。需要と供給がなかなか合わないのが現実でしょう。まずは自分の理想を見直してみてはいかがでしょうか？いっそ理想をきれいさっぱり捨てることで、新しい出会いを見つけられるかもしれませんよ。

すぐに体の関係を持つ

これは特に要注意なポイント。「とりあえず体の関係を持てば真剣交際に持ち込みやすい！」という気持ちで、安易に関係を持つのはNGです！その結果、深い恋愛経験は少ないのにやたらと経験人数ばかり増えてしまったり、夜遊びのしすぎで結婚が遠のいたりする女性も。こんなやり方は、周りはもちろん自分も傷つけるだけなので絶対にやめましょう！

既婚者と張り合おうとする

既婚女性に対して妙に当たりが強い女性、周りにいませんか？もしくは、知らず知らずのうちに自分がそんな女性になっていませんか？既婚者は、心強いアドバイザーになってくれるかもしれない存在です。当たりを強くするのではなく、素直にアドバイスを仰いでみるのが正解。既婚者ならではの現実的な指摘やアドバイスが期待できますよ。卑屈になって対抗意識を持つよりも、いっそのこと協力してもらう！ぐらいの気持ちを持ったほうが出会いが増える可能性もありますし、建設的です。

まとめ

結婚に対する価値観や経済事情は、人によってさまざまです。結婚願望があるのであれば、自分を振り返る姿勢と卑屈にならない心が大切。自分を過大評価せず、かといって必要以上に謙虚にならずにいることが、結婚というひとつのゴールへの近道です。出会いがなければ同じ目的をもった街コンを利用してみるのもおすすめですよ。