40代の未婚女性と聞くと、皆さんはどんなイメージを思い浮かべますか?寂しい人?性格がキツそう?仕事が恋人のキャリアウーマン?一言で「40代・未婚女性」と言っても、その価値観や考え方、経済事情はさまざまです。40代で独身のままでいる女性の特徴と傾向、周囲の本音を調べてみました。
目次
40代・未婚女性の特徴
実際のところ、独身の40代女性ってどんな人なのでしょうか。独身女性の特徴をまとめました。概ね、以下の項目に複数当てはまる人が多いようです。
仕事が楽しい
仕事が楽しくてやりがいを感じているパターン。現在は女性の社会進出が進んできていて、若い企業やベンチャー企業を中心に女性が責任のあるポストにつくことが珍しくなくなっています。キャリアを積める喜びが第一で、恋愛や結婚は二の次。「一生懸命仕事に生きていたら40代になっていた」というのが実際の感覚のようです。
趣味に打ち込んでいる
安定した収入に加えて、熱中できる趣味に恵まれているパターンです。アウトドア・スポーツ・観劇や映画鑑賞など、最近はおひとり様の女性でも堂々と趣味を楽しめるようになってきました。「お金の不安もないし、趣味も楽しい。結婚する必要性が特に感じられない…」と思うのも仕方がないことです。
理想が捨てられない
男性に対する要求が多く手厳しいタイプ。自分では多くを要求しているつもりがなくても、現実はそうとも限りません。結婚しても問題なさそうなルックスや年収の男性は、そもそも早い段階で結婚しているケースがほとんど。40代の婚活市場では、かなり珍しい人材だと考えていいでしょう。まずは、無意識に高い理想を持ってしまっていないかを振り返ってみましょう。
結婚に夢が持てない
育ってきた家庭環境や周囲の人間関係から、結婚のうんざりする現実を見せつけられてしまったパターンです。「ああはなりたくない」と思っているうちはまだいいのですが、それが「ああなるぐらいなら」に代わったら危険信号!リスク回避だけを優先してしまうと、いざ結婚意欲が湧いてきた時に二の足を踏んでしまう癖がついてしまいます。
収入が安定している
仕事で認められて、安定した収入があるパターン。少し前は女性と男性で出世に格差があったりして、収入の安定している男性の元へ嫁にいくのが安定コースだったりしましたが、今はもう女性一人でも生きていける時代ですよね。経済的に自立していると男性に頼る必要がないため、結婚の必要性が感じられなくなってしまうのも理解はできますね。
世間の本音はどう?40代未婚女性へのイメージ
未婚女性、それも40代ともなれば世間の目はどうしても厳しくなります。本人がとくに結婚願望がない場合でも、何か理由があって”結婚できていない”のだと見られがち。実際、世間の人は40代未婚女性にどのようなイメージを抱いているのでしょうか?
性格がキツそう
「40代で未婚なのって、もしかして性格に難があるのでは…」そんな偏見を持っている方は、残念ながらまだまだいます。確かにそんな未婚女性がいることも事実ですが、では既婚者は全員聖人君子なのか?と聞かれればそうではありませんよね。身も蓋もない言い方ですが、結婚は運と縁にかなり大きく左右されます。たまたま運や縁がなかった人もたくさんいるでしょう。「性格がキツそう」なんて難癖レベルのことを言われてはたまったものではありません。
経済的に自立していそう
これはポジティブなイメージですね。「他人に頼る必要がなくて、1人でも生きていけそう」と男女問わず羨望の眼差しで見られる40代の未婚女性も少なくありません。ただ女性側に結婚願望がある場合、「1人でも生きていけそう」というイメージを持たれるのは複雑ですよね…。男性から結婚対象に見られない可能性があります。
無意識にやってる?イタい40代にありがちなこと
結婚願望がない場合は、経済的な自立や将来安定のための基盤づくりに専念すれば問題ありません。では、「結婚願望がある40代女性」はどうすべきなのでしょうか?ズバリ、「痛い40代」になっていないか、我が身を振り返ることが最優先です!
いつまでも過去の栄光に浸っている
若い頃美人だった人や年を重ねても若々しいルックスを保っている人に見られるタイプです。ルックスの良さはもちろん大きな武器。しかし「私にはいくらでも相手がいる」と思い込んでいる高慢な女性とは、あまりお近づきになりたくないものです。このタイプは結婚相手どころか、同性の友達もできにくいのではないでしょうか。過去の栄光をいつまでも捨てきれない女性は、立派な「痛い40代女性」です!
自然な出会いにこだわりすぎている
「結婚するなら自然恋愛」というこだわりを強く持っているタイプです。少女漫画のように、「職場や通勤路、街のカフェなどで出会って恋愛してそのまま結婚…」というシチュエーションには、確かに憧れます。しかし、自由恋愛にこだわりすぎるあまり他の視点を持たないのは考え物です。視野を狭めると、結局婚期を逃してしまうことになります。時には自分から積極的に出会いの場に足を運ぶ行動力も必要です。
自分のこだわりを譲らない
ファッション、仕事、金銭感覚など、人がこだわりを持つ要素はさまざまです。もちろん、自分なりのこだわりを持つことはとても大切です。しかし、結婚はいわば相手と話し合って価値観を擦り合わせ、時に妥協しながら築き上げるもの。きちんと話し合いもせずに、「このこだわりだけは捨てたくない!」と言い張ってしまうのは立派な痛い女性といえるでしょう。
自信がなく消極的
これは痛い以上に問題アリ。結婚を急かす風潮の中、自信を失ってしまうのはよくわかります。しかし、「結婚したいのにできない自分はダメな人間」と自分を責めるのは良くありません。消極的でネガティブな態度は、意外に周囲へ伝わっているもの。そうなると余計に出会い・結婚が遠ざかる…という悪循環に陥ってしまいます。自信喪失したら、適度に気分転換しつつ地道に婚活を続けることが大切です。
まとめ
未婚女性に対する「なぜ結婚しないの?」「いい人はいないの?」攻撃は、年を重ねるごとに激しさを増します。こと30代~40代ともなるとその攻撃力は計り知れません。しかし、今や結婚に対する価値観は多様化してきています。自分の意思と向き合わずに「結婚すれば幸せ!」と思い込む必要は当然ありませんが、きちんと向き合わないと豊かさを感じる人生からは遠ざかってしまいます。大切なのは、自分の中の結婚願望の有無や、将来のビジョンを明確化することです。もしも40代未婚女性で、結婚願望があるなら、街コンなどの出会いの場を積極的に活用しましょう。とにかく行動してみてください!