癒される？でも婚期を逃す？ビリフレとは

キスフレやソフレ（添い寝フレンド）に続く新しいフレンドとしていま話題なのが「ビリフレ」。

ビリフレとはなんなのか、どうやって見つけるのか、そもそも必要なのか…など、ビリフレに関するさまざまなギモンにお答えします。

ビリフレとは

「ビリフレ」はリハビリフレンドの略語。

失恋で傷ついた心を癒してくれる異性の友人を指します。恋人や気になる異性と違い、一緒にいて自然体でいられるのがビリフレの特徴。

ビリフレに恋愛の辛かった話を聞いてもらったりデートしたりすることで、失恋のダメージから早めに立ち直れます。失恋した女性が男友達にビリフレになってもらうケースが多いようです。

リハビリフレンドの発展形？「サンフレ」

癒しを与えてくれるビリフレの発展形として、「サンフレ」という言葉も登場しています。サンフレ とはサンドバッグフレンドのこと。

彼氏候補でもないし、この人には嫌われてもいいや」と思える相手を、精神的なサンドバッグとしていたぶってストレスを解消します。

もはやフレンドとは言えないようにも思えますが、失恋を含むストレスから解放してくれる異性という意味で、サンフレはビリフレの亜種と言えるかもしれません。

リハビリフレンドの作り方

ビリフレが欲しい場合は自分の近くにいる男友達を見渡して、適格者を選ぶことになります。

ソフレやオフレ（お風呂フレンド）などはマッチングサイトで募集投稿が多く見つかりますが、ビリフレの場合はもともとの男友達がビリフレになるケースがほとんど。

ビリフレは一緒にいて自然体でいられる相手でなければならないので、マッチングサイトで出会う初対面の異性では意味がないのでしょう。

リハビリフレンドになるきっかけ

ただの友達からビリフレになるきっかけとして多いのが、恋への不安や愚痴を男友達に相談しているうち、「じゃあ俺で恋愛の練習してみない？」と持ち掛けられるパターンです。

優しく、友達思いの男性が身近にいる女性はビリフレが作りやすいと言えます。ビリフレになってくれそうな男友達がいない女性は、まず気軽に話せる男性との出会いに向けて動いてみてはいかがでしょう。

男性がリハビリフレンドになるモチベーションは？

「俺で恋愛のリハビリしてみない？」と提案する男性側のモチベーションは、基本的に「相手への善意」のみ。

ただし、ビリフレから彼氏やセフレになることを狙う肉食系男子もいるので、ビリフレを作る際には相手の目的も心得ておきましょう。

リハビリフレンドのメリット

失恋から早く立ち直れる

ビリフレに愚痴ったり一緒に遊んだりすると気がまぎれて、早い時期に失恋から立ち直れます。また、異性との交友関係を途切れさせないことで次の恋にも進みやすくなるでしょう。

異性の恋愛観を聞ける

恋愛に関して異性の客観的な意見が聞けるのもビリフレの大きなメリット。

失恋の愚痴を話すだけでなく「何が悪かったのか」「どうすればよかったのか」など、男性目線からの意見をビリフレにもらえば次の恋愛をより充実させられます。

リハビリフレンドが本命彼氏に昇格することがある

自分の本音を聞いてもらっているうちに、「あれ？私が求めていたのはこういう男性だったのかも…」と恋心が芽生える場合があります。

その気持ちに相手が応えてくれれば、2人は晴れてビリフレから恋愛関係に。

次の恋愛に直接つながる可能性があるのはビリフレのメリットだと言えます。

リハビリフレンドのデメリット

「あわよくば」男に騙される

失恋に傷ついたあなたにビリフレを装って近づき、「あわよくば口説き落としてやろう」と考える男性に騙されてしまう可能性があります。

心が弱っているところにつけこまれると、相手が本当に自分にふさわしいかどうか見極めるのは難しいもの。

最悪、ビリフレではなくセフレにされてしまうかもしれません。人の失恋を利用しようとする「あわよくば」な男には気を付けましょう。

相手に依存して次の恋愛が遅れる

優しく話を聞いてくれるビリフレとの気楽な関係に慣れてしまうと、「もうしばらく恋愛はいいや…」と感じて、新しい恋ができなくなってしまうかもしれません。

失恋の辛さが消えるまでは「恋はお休み」でもいいでしょうが、ビリフレに依存して恋愛できない体質になってしまっては本末転倒。

早く結婚相手を見つけたいと考えている場合は、ビリフレと時間を過ごすより新しい出会いを求めて婚活するほうがベターでしょう。

軽い女だと思われる

自分ではビリフレとの付き合いのつもりでも、周囲からは「失恋直後から違う男と親しくしている軽い女」と思われてしまうかも。

「軽い女」のレッテルを貼られ、悪いうわさがたってしまうリスクがあります。

リハビリフレンドを探すよりは出会いを探すのが吉！

失恋は誰にとってもつらいもの。そこから早く立ち直れるのであればビリフレに頼るのは悪くないでしょう。

しかし、ビリフレと気楽な関係を続けているだけでは次の恋愛に進めません。失恋の傷を癒す一番の薬は新しい恋です。

また、そもそも良いビリフレとなってくれる男性を見つけるためにも、新しい出会いを求める姿勢は欠かせません。

「ビリフレ」という言葉の流行に踊らされず、常に「良い出会い」を探し続けるべきと言えそうです。

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