【恋愛を数学する!】出会いの確率?確率を上げる方法とは??

「運命の人と出会う確率は?」「何人目の彼氏と結婚すれば後悔しない?」など、理想の恋愛に関する疑問は尽きませんよね。ハッキリとした答えがないだけに占いに頼りたくもなります。

でも、恋愛に関する疑問、その中のいくつかには「確率」で答えが出せるのです。

ここでは「出会いの確率」について、数学者たちが考えた結論をわかりやすく解説します。

「運命の人と出会う確率は0.0000034%」本当?

ネットでは「運命の人と出会う確率は0.0000034%」といった記事が多く見られますが、万人に当てはまる数値ではありません。

この0.0000034%という数字はロンドン在住の数学者ピーターバッカスさんが、イギリスの人口や自分のモテ度をもとに、「ドレイクの方程式」を用いて算出したもの。

「日本人が運命の人と出会う確率」ではなかったわけです。

しかし、この方程式をざっくり理解すると、運命の人と出会う確率を上昇させる方法が見えてきます。

そこで、まずはバッカスさんの出会いの方程式を見ていきましょう。

出会いの確率の方程式

イギリス人数学者ピーターバッカスさんが使った「ドレイクの方程式」はもともと「地球人が宇宙人と出会う確率」を計算するために作られた数式でした。

とんでもない数式があったものですね。本家「ドレイクの方程式」の説明は恋愛とは関係ないので省きます。(気になった方は調べてみてくださいね!)

バッカスさんが本家を応用して考え出した「出会いの確率の方程式」は以下の通り。

  • イギリスの人口60,975,000人×女性比0.51×ロンドン在住率0.13×適齢期(24~34歳)率0.20×大卒率0.26×美人率0.05×相手が自分を気に入ってくれる率0.05×相手がフリーの確率0.5×付き合っても別れない確率0.1=26人

イギリス人女性3,109,725人中バッカスさんにとっての「理想の女性」は「26人」。この26人のうちの一人に「ロンドンのどこかで偶然出会う確率」をバッカスさんの日々の行動パターンに照らし合わせた結果「0.0000034%」の確率になった、というわけです。

押さえておきたいポイント

バッカスさんの数式の基本は「自分の理想とする異性」の数を算出し、その人たちと出会う確率を計算するというもの。

この数式を見てみると、「ロンドン在住女性の大卒率=0.26(26%)」「相手が自分を気に入ってくれる率(モテ度)=0.05(5%)」など、バッカスさんが女性に求めることや自分のモテ度が含まれています。

女性に求める基準が少ない(付き合う相手が大卒でなくても構わない)や自分に自信がある(自分はもっとモテる)といった方の場合、「理想の相手」の数は、例で言うなら「26人」より増えますね。

また、「行動パターン」ですが、1日あたりに出会う異性の数を増やすことができれば、当然「理想の相手」に巡り合う確率も0.0000034%より高くなっていきます。

運命の相手と出会う確率の上げ方

バッカスさんの方程式からわかる「運命の相手と出会う確率の上げ方」は大きく分けて3つのポイントがあります。

  • ストライクゾーンを広げて「理想の相手」を増やす
  • 自分の魅力(モテ度)を高める
  • 出会いの機会を増やす

この3つを意識することで確実に「運命の出会い」の確率を底上げできると考えると、日々の自分磨きや恋活・婚活へのモチベーションも高まりませんか!?

付き合って何人目の相手が人生最高の相手?

「秘書問題」と呼ばれる数学問題を応用して考えると、「付き合う異性の37%はスルーしてから結婚すべき」という結論が出ます。

ここで言う「37%をスルー」とは、例えば生涯で10人の男性と付き合う女性を仮定した場合、最初の3人の彼氏は情報収集として結婚はスルーする、という何ともクールでドライな考え方。

4人目以降の彼氏の中に、最初の3人よりも「イイな」と思える人がいたら残りの出会いの可能性を振り切って結婚します。

このやり方が人生全体で出会う異性の中で最も素晴らしい相手と結ばれる方法なのです。

ちなみに、37%以降の男性を選んだ場合、それが「人生で出会う中で最も素晴らしい男性」である確率はどんどん下がっていきます。

37%をスルーする理由

数学の「秘書問題」は、もともと以下のような条件のもとで最も効率的に有能な秘書を雇う方法を考えたものです。

  1. 秘書希望者を1人面接したら、直後に採用・不採用を判断する
  2. 不採用の場合は次の希望者と面接する
  3. 一度面接した相手を再び呼び戻すことはできない
  4. 採用する相手を決定したらその時点で面接は終了となる

この条件のもとで「どうすれば有能な秘書を雇えるのか」計算を繰り返した結果、「最初の37%を情報収集と割り切って採用はしない」という結論に至ったものです。

「付き合って何人目の相手と結婚すべき?」という疑問は「何人目の秘書希望者を雇うべき?」という問題に置き換えでき、運命の相手との出会いの確率に応用できるのです。

結婚の適齢期は26.1歳?

秘書問題を結婚適齢期の算出にも応用できるのではと気付いたのがカーネギーメロン大学のマークトリックさん。

18~80歳まで一定のペースで異性と付き合い続けると考えた場合、スルーすべき37%は「26.1歳までに出会い終える」とトリックさんは算出しました。

つまり、26.1歳になった段階で出会う、これまでで最も素敵な異性にプロポーズすると、人生全体で出会う中で最も素晴らしい異性と結婚できるということ。

トリックさんはこの計算に従って、26歳の時に出会った女性にプロポーズし、そして、、断られました・・・!!

トリックさんの敗因は数学的な計算に集中するあまり、相手に好かれるための自分磨きや努力を怠ったことと言えるかもしれませんね。

秘書問題に学ぶ最高の結婚相手の探し方

出会いの頻度を増やすのが、最高の結婚相手に巡り合うためにできることです。

秘書問題の肝は最初の37%の相手を情報収集と割り切るという点。

人生で出会うことになる異性の正確な人数を知ることはできないので、「全体の37%」という数値を確かめることはできません。

大事なのは「大体自分の人生の4割くらいの出会いは完了したかな」と思えたか否か、思えた時点で、次に出会うこれまでで一番素敵な異性に恐れることなく結婚を申しこむこと。

そうすれば確率的にあなたの人生で最良のパートナーをつかむことができます。

単発の出会いに「運命かどうか」考えるのではなく、「情報収集としての37%の出会い」を経験することが戦略的には◎ということですね。

そんな相手に巡り合ったときに自分を選んでもらえるよう、普段から自分磨きにいそしんでおくのが大切なのは言うまでもありません。

結局理想の相手と出会うには?

ドレイクの方程式と秘書問題をベースに「運命の出会いの確率」について見てきました。

結論として言えるのは「出会いの機会を増やす」のが効率的に運命の相手と出会える戦略だということ。

出会いの機会を増やし、人生において巡り合う異性の絶対数を多くすれば、ドレイクの方程式で言う「理想の相手」と巡り合う確率はぐんと高くなります。

秘書問題の「情報収集としての37%」を確保するにも、ある程度多くの異性と出会う機会を作っておくのはマスト。

婚活イベントや街コンなどで「スルーする37%」を補ってみてはいかがでしょうか。

現在、地球上の人口は75億人を超えています。そんな中から運命の1人に出会うなんて不可能と思えるかもしれません。

けれど数学者たちの方程式をひも解くと、戦略的に出会いを考える、運命をたぐり寄せる方法に、行き着くのではないでしょうか。

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