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可愛いけどNGなの!? 男性が嫌がる意外なメイク
男性に可愛く見られるために、頑張って女性たちが工夫しているメイクですが、女性の思う“可愛いメイク”と男性の思うものは随分違うみたい。女性の間で流行っていても男性が引いてしまうものも結構あるので注意が必要。ではどんなメイクが男性に嫌がられるんでしょうか?
「キャットライン」
アイラインの目尻のところを跳ね上げ、猫のような印象をもたせるもの。女性の間では定番のメイク法ですが、ナチュラル好きの男性の中には「怖い」と思う人が多いようです。
「平行太眉」
細い眉が流行していた頃もありましたが、今は自然な太い眉毛が主流。ただ、濃い顔やハーフ顔には似合う太眉でも、純日本人顔にはちょっと合わないという声も。人を選ぶメイク法なので自分に合うか冷静に考えたほうがよさそうです。
「濃いめのチーク」
頬をほんのり赤く染め、可愛らしく見せるチークですが、男性からは「本当に薄くならいいけど、わかりやすいチークはオカメみたい」と不評です。薄暗いところでメイクをすると濃くなりがちなので、なるべく明るいところでメイクをしましょう。
「作った涙袋」
最近は涙袋もメイクで作れ、目力アップが出来ますが「不自然で可愛くない」「作り物っぽくて不気味」と男性はかなり引き気味。やっぱりナチュラルが一番みたい。男性は目ざとく見ているので気が抜けませんね。
老化に失明!?本当は危ないメイク法
気になる男性を振り向かせるため、いい人に出会うために頑張っているメイク。ただ巷で流行っているメイクの中には、老化を加速させたり、健康を損なうといった危険なメイクも。ではどんなメイクが危険なのか、いくつかご紹介します。
「つけまつ毛」
つけまつ毛を取る時は、皆さん引っ張って取ると思います。ただこの“引っ張り”が、侮れないダメージに。その時はちょっと引っ張るだけですが、毎日引っ張っていたら瞼にかかる負担は相当なもの。将来、瞼がたるみ、老けて見えたり、酷い時には二重が一重になるなんていうことも。まつ毛も一緒に抜けるので、すっぴんが貧相に見えてしまいます。
「インライン」
まつ毛の内側の粘膜にアイラインを引くインラインメイク。目をパッチリ見せるのに効果的なメイクですが、これが意外と危険。まつ毛の生え際には“マイボーム腺”という皮脂腺があり、ここがメイクで塞がれてしまうことでドライアイになったり、できものができたりしてしまうんです。ラインを引くときは粘膜にではなく、まつ毛の隙間を埋める程度にするのがいいかもしれません。
「カラコン」
印象がガラッと変わるカラコンは若い女性の間で人気ですが、目のトラブルが多発しているみたい。コンタクトは通常、眼科で処方箋を受けて買うものですが、色のバリエーションのあるネット通販で買っている人が少なくありません。通販で買えるカラコンは外国性のものが多く、日本の基準と一致しないのだとか。その結果、角膜に傷が付いたり、失明したという例もあるといいます。綺麗になれても、失明してしまったら元も子もありませんよね。
むしろ逆効果!?今すぐやめるべき間違った美容法
お肌のケアは女子のたしなみですよね。でもちょっと待ってください。あなたの美容法は本当に正しい美容法ですか? 世の中には間違った情報が蔓延しています。もし間違った美容法を信じて続けていたら、取り返しのつかないことになってしまうかもしれませんよ!
「長時間の半身浴」
体にいいと話題の半身浴ですが、あまり長時間するのも考え物。長時間の半身浴は体から水分を奪ってしまい、乾燥肌の原因になりますよ。また、上半身が冷えてしまうのもよくないので、肩からタオルをかけるなどの対策をしてくださいね。
「鼻の角栓パック」
角栓パックを使うと、刺激によって皮脂腺が活発化し、新しい角栓ができてしまいます。パックを頻繁に使用するのは、むしろ角栓を増やす原因に! パックの使用は多くても2週間に1回くらいに止めておきましょう。
「あぶらとり紙」
あぶらとり紙が手放せない女性は多いのではないでしょうか。あぶらとり紙は、あぶらと一緒に大切な水分まで奪ってしまいます。その上、皮脂をとりすぎると、それを補うため更に多くの皮脂が分泌されるという悪循環に…。あぶらとり紙の使用は控えて、ハンカチやティッシュで軽くおさえる位がいいようです。
「化粧水を手で叩き込む」
化粧水を手のひらでパンパンと叩き込んでいる人がいますが、そうしても早く浸透することはなく、逆に炎症の原因になったり、表面のコラーゲンを破壊してシワやたるみに繋がるようです。くせになっている人は今すぐやめましょう。
「冷水洗顔」
冷水で洗顔すると、毛穴が閉まってきめの細かい肌になると言われていますが、実は間違い。ぬるま湯を使って、毛穴にたまったメイク汚れや皮脂を残さずに洗い流すことが重要です。冷水を使うと、毛穴が閉じて汚れが詰まったままに…。最悪の場合、汚れが腐敗してニキビなど肌トラブルの原因になってしまいます。
なりたい印象が作れる!人相を変えるメイク術
メイクひとつで女性は「化ける」とよく言われますが、本当に少しの工夫で人相って変わるんです。気になる彼がいる人は、彼の好みのタイプに見えるメイクでアプローチするのもありかも? 「知的」「癒し」「元気」など、印象ごとにいくつかのメイクのポイントをご提案します。
「眉」
顔のパーツが内側に集まる、いわゆる“求心顔”は知的でシャープな印象を与えます。眉を描く時に眉頭にむけて濃くすると求心顔に近づくので“知的”な印象に。逆に眉尻にむけて濃いグラデーションの眉にすれば、対照的に“遠心顔”になります。これは可愛らしさや“癒し”の印象が作れるんですよ。
「額」
額のテカリを気にしてパウダーをこまめにはたく人は多いですが、あえて少しのツヤ感を残すと“明るい”“元気”という印象を与えられます。なりたいイメージに合わせてパウダーは調節して下さいね。
「口角」
口角が上がっているとそれだけで印象が優しくなります。リップライナーで左右の口角に上向きの「くの字」を描き、その上からリップを塗れば自然な口角に。ちょっとした工夫で、彼の好みのタイプに変身しちゃいましょう!
目薬を入れる!?マスカラの便利な裏技
美しくなってモテたい、気になるカレを振り向かせたい! そう思えばおのずと力の入るのが、目ヂカラアップのマスカラメイク。ただマスカラは、ダマになったり、瞼に付いたりと使いづらい面も。そこで皆さんにお教えしたいのがマスカラの便利な裏技。
「ダマを解消」
マスカラは使い続けていると、繊維が固まりダマになりやすいもの。そんな時は歯間ブラシでまつげを梳けばOK。歯間ブラシはマスカラのブラシと形状が同じで、より毛が細かいのでダマを解きやすいというわけです。
「瞼に付いたら」
リップクリームを綿棒につけて、マスカラの付いた部分をくるくると撫でてください。リップクリームの油分がマスカラの油分と混じりあい、綺麗に落としてくれますよ。
「容器の中で固まった」
容器の中で固まってしまった時は、数滴の目薬をイン。マスカラをよく振れば、また元のように使えるようになるという驚きの裏技。
「ウォータープルーフを落としやすく」
落ちにくいウォータープルーフマスカラを塗る時は、まず落ちやすいフィルムタイプを塗り、その上にウォータープルーフを塗りましょう。これだけで普段は落ちにくく、落とすときはスルッと落とせるようになりますよ。
ひとぬりで艶っぽくキュートに!ちょっと変わったチークの使い方
頬をほんのり赤く色づけ、キュートに見せるチーク。魅力的に変身するのに欠かせないアイテムですよね。実はこのチークは万能アイテム、使うのは頬だけなんてもったいないですよ!
「耳」
耳のふちや耳たぶにほんのりチークを塗ると、それだけでちょっと顔の印象がぐっと艶めいて見えます。赤く色づいた耳は若々しさや恥らいといった印象を与え、男性をドキッとさせることができますよ。髪の毛に付いて取れやすいので、パウダーよりもクリームチークがおすすめです。
「目の下」
実は目の下のクマを隠すのにも一役買ってくれるチーク。コンシーラーだけでは隠し切れない濃いクマは、コンシーラーの後にクリームチークを軽く乗せましょう。そして肌との境目をなじませるようにパウダーチークをひとはけすれば、クマをしっかり隠すことができます。
「鼻の下」
チークを鼻の下にぬるなんて意外ですが、これは鼻の下の人中という部分が長い人に有効なメイクテクニック。パウダーチークを、ほんの少し鼻の下に置きましょう。顔の他の部分より少し濃い色になることで、鼻の下が短く見える効果があるとか。ただパールやラメ入りだと鼻の下が光って不自然なので、光らないタイプをチョイスしましょう。鼻の下が気になる人は是非!
時間が経っても華やかさキープ!口紅を長持ちさせるテクニック
魅力的な女性を演出するために欠かせないメイク。綺麗になって恋人をゲットしようと思えば、おのずと力が入りますよね。中でも口紅は女性の顔をパッと華やかに見せてくれる大きなポイント。ただ、落ちやすくて困っている人もいるのでは? では口紅を長持ちさせるテクニックをご紹介しましょう。
まず何も付けていない状態で、ファンデーションやフェイスパウダーなどを唇にはたきましょう。そうすることで、口紅の色持ちがよくなるんです。そしてお次はリップライナー。普段リップライナーを使わず、口紅を直接塗るだけで済ませている人も多いですが、リップライナーは色落ちを防ぐのに効果的です。唇の輪郭を囲むのは勿論、そのまま唇をライナーで塗りつぶすのもおすすめ。リップライナーの使い方としては、珍しくて驚くかもしれませんが、食事などで口紅が落ちた後もリップライナーはしぶとく残ってくれますよ。
リップライナーの後に、口紅をリップブラシでのせていきます。スティックじゃなくブラシを使うのも長持ちのコツですよ。そしてここでポイント! 塗り終わったら、またファンデーションかフェイスパウダーをはたきます。そして1度ティッシュオフしましょう。「どういう意味があるの?」と思うかもしれませんが、粉が余分な油を吸い取って落ちるため、口紅と唇の馴染みがよくなります。最後にもう一度ブラシで口紅を塗って完成!
少し手間がかかるように思えますが、慣れるととても簡単。これで口紅は勿論、“華やかさ”をキープできますよ。お試しあれ。
保湿だけじゃない!美容に役立つ「ワセリン」の意外な活用法
ステキな恋人を手に入れたい、結婚したいという女性の皆さんは、きっと美容の研究にも余念が無いはず。きっと「ワセリン」もご存知のことと思います。肌の保湿やリップクリーム代わりとしてお馴染みのワセリン。ただ、ワセリンは保湿だけじゃなく、メイクや肌ケアにも活躍するんですよ。
「メイクのハイライトとして」
メイクの仕上げに、鼻筋や頬骨、顎といった高い場所に薄く塗ると、ハイライトの効果で顔が立体的に。ハイライト用のパウダーのように派手にならず、ナチュラルな艶が出るので、普段のシンプルなメイクのときでも違和感なく使えますよ。
「アイメイクのメイク落としに」
頑固なマスカラを市販のメイク落としクレンジングなどで落とそうとすると、目の周りの肌を傷つけてしまいます。そんな時は、歯間ブラシの先にワセリンを付け、まつげに塗りましょう。数分おいてからいつも通りメイク落としで洗うと、こびりついていたマスカラでもすんなり落ちるんですよ。
「スクラブ作りに」
毛穴の汚れや角質を取る時に使うボディースクラブが、ワセリンで手作りできちゃうんです。ワセリンのほどよい固さがスクラブの元としてピッタリ。砂糖を混ぜれば、シュガースクラブ、塩でソルトスクラブ、使った後のコーヒー豆でコーヒースクラブなんていうものも。好みに合わせて手作りしてみましょう。アロマオイルで香り付けしても楽しいかも。お試しあれ。
何もつけないスキンケア!? “肌断食”の方法
魅力的な女性になって気になる男性を振り向かせたい、という女性は美肌を手に入れるためにとスキンケアを頑張っているもの。でも中には「しっかりケアしているのにお肌の調子が悪い」という人も。もしかしたら、肌本来の力が弱まっているのかも。肌本来の力を取り戻す「肌断食」にトライしてみては?
肌断食とは、洗顔料、化粧水や美容液といった基礎化粧品を断ち、肌を甘やかさないというスキンケア。外から与える強力な美容成分に頼らないことで、もともと肌が持っている力を取り戻すことができるんです。あれこれスキンケアをしても乾燥や肌荒れが酷い人は特に、一度全ての基礎化粧品を断ってみるのがいいかもしれません。
肌断食はまず洗顔から。洗浄力の強い洗顔フォームやメイク落としは使いません。ぬるま湯や、自然原料のみの純石鹸などで優しく洗いましょう。「メイクが落ちないじゃん!」と思うかもしれませんが、純石鹸で落ちる軽いファンデーションや、お湯で落ちるマスカラなどもあるので、肌断食のときはメイクもチェンジしてみましょう。
洗顔した後は、化粧水や乳液、美容液などは使いません。多少のつっぱり感はあるかもしれませんが、続けていくうちに皮脂や肌の水分といった“天然の美容液”が程よくでるようになり、つっぱり感もなくなっていきますよ。すごく乾燥が気になる人はワセリンを薄く塗るとおさまります。
肌断食を続けていくと、基礎化粧品を使わなくてもモチモチの肌になっていることに気づくはず。いきなり全部辞めるのは怖いと言う人は、週に一度だけの肌断食から始めるのも手ですよ。お試しあれ!
マスクしていても綺麗でいたい!マスクでファンデが落ちないテクニック
風邪が流行る時期や花粉症の季節など、マスクを付ける機会って頻繁にありますよね。そんな時、女子にとって困るのが、マスクでファンデーションが落ちてしまうこと。ムラのできた顔では恋のチャンスも逃げてしまいます。そこでファンデが落ちるのを防ぐコツをいくつかお教えしましょう。
「ファンデはなるべく薄めに」
マスクをしていると摩擦で落ちてしまうファンデ。落ちた部分と残っている部分の差が大きいほど、いかにも化粧崩れしたという雰囲気になってしまうので、マスクをするときははじめからファンデは薄め、アイメイクなどのポイントメイクに力を入れましょう。
「リキッドタイプを選ぼう」
リキッドタイプは肌への密着度が高いので、パウダーファンデよりも落ちにくい性質があります。そしてリキッドタイプは少量で薄付きにしやすいので、化粧崩れも目立ちにくくできますよ。
「ベビーパウダーを活用」
ファンデを塗った後、ベビーパウダーを軽くはたくことで、肌に当たるマスクとの摩擦を軽減し、クッションの役割を果たしてくれます。ただ、ベビーパウダーは数時間たつと取れてしまうので、マスクを変えるタイミングで同時にベビーパウダーもはたき直すようにすれば、メイク落ちをしっかり防げます。
ちょっとした一工夫で、マスクの日もファンデを綺麗に保つことができます。是非試してみてくださいね。
目が小さいなんて言わせない!コンタクトレンズ・デビューするためのメイク術
メガネっ娘の一大イメージチェンジといえば、やっぱりコンタクトレンズ・デビュー。真面目や地味といったイメージが一新できる一方で、メイクを変えなくてはいけなかったり、目が小さく見えたりと、大変なことも…。
メガネをかけているときは、目を中心に顔の一部が隠れるため、メイクをしない女性も多いようです。しかし、コンタクトレンズに変えるのであれば、ノーメイクというわけにはいきませんよね。また、メガネを外すとどうしても、目が小さく見られてしまいます。1番手っ取り早く目を大きくするなら、度が入ったカラコンを入れることですが、仕事のことなどを考えると、それも難しいですよね。
そこで重要になるのがアイメイク。まぶたの部分に、ベージュ&濃ブラウンの2色を施すことで、横にも縦にも目を大きく見せる効果があります。アイホールにベージュ、目のキワに濃いブラウン。後者を上へとぼかしつつ塗ることでグラデーションができ、立体感が生まれ、彫りが深く見えます。
また、目頭のラインをリキッドアイライナーで少し長め引くことで、さらに目が大きく。おまけにマスカラまでつけたら完璧。
「コンタクトレンズに変えた初日から、恥ずかしくていきなりそこまでできないよ」なんて人もいるかもしれませんが、いきなりだからこそ、胸キュン度が高いはず。あなたのあまりの変わりように、想いを寄せる男性もドキッとしてしまうことでしょう。
唇は玉虫色が美しい!?驚きの江戸ガールの化粧事情
いつの時代も、女性は魅力的でありたい、男性に素敵だと思って欲しいと思い、メイクを頑張っています。江戸時代の女性もその思いは同じでした。ただ、やっぱり美的感覚は現代とは違うみたい。ちょっと面白い江戸娘の化粧事情をご紹介します。
「玉虫色の口紅」
紅は薄く、小さく上品につけるのが基本でしたが、江戸時代の文化文政の頃だけ、下唇にたっぷり紅を塗るという流行が起こりました。この紅は紅花から抽出したものなんですが、重ねて濃く塗り、乾燥すると玉虫色(光の当たり具合で七色に発光するグリーン)になるとか。この紅は「笹色紅」と呼ばれました。口紅がグリーンって、攻めてますよね。
「アイメイク」
浮世絵に描かれている女性の目って小さいですよね。江戸時代は、現代と違い、女性の目は細く小さいほうが美しいとされていたんだとか。逆に大きな目は見苦しいと思われていたため、アイメイクはあまり重要視されませんでした。ただ流行に敏感な女性は役者のようにまつげのふちに紅をつけ、白粉でおさえるというアイメイクをしていたそうですが、男性には不評だったとか。残念!
「肌はとにかく白く」
“肌の白きは七難かくす”という言葉が生まれたのは江戸時代。江戸の女性たちはとにかく白く見せるために白粉を塗りたくりました。白粉は「鉛おしろい」と「水銀おしろい」の二種類。どちらも現代のファンデーションとは違い、肌色ではなく真っ白なのが特徴です。ただ鉛おしろいには有害物質が含まれており、白粉を頻繁に塗る人の中には、手や足を切断することになった人もいたとか。江戸の化粧文化、恐るべしです。
メイクが溶けるから暖房には近づかない!?エリザベス1世の美容法
中世ヨーロッパ時代に、イギリス・アイルランドの女王として即位したエリザベス1世。彼女は生涯独身を貫いたことで知られています。そんなエリザベス1世は、メイクや美容にかなりの労力を注いでいました。中には「やりすぎ!」と思ってしまうメイク法もあるのでちょっと見てみましょう。
「蜂蜜&白粉」
肌の白さが命とも言えた中世ヨーロッパのメイク。肖像画などでよく見るエリザベス1世の顔も真っ白ですよね。エリザベス1世は戴冠式のような正式なイベントの際、顔に蜂蜜をしっかり塗り、その上から白粉をはたいたとか。その白粉の濃さたるやすさまじく、厚みが半インチ(1.2センチ)もあったというから驚き。また、暖かいと蜂蜜が溶けてしまう為、寒くても暖房の近くには絶対に近寄らなかったようです。偉い人も、美しさのために色々と我慢しているんですね。
「静脈を描く」
中世の女性たちは血管が透き通るような肌に憧れを抱いており、エリザベス1世はそんな肌を演出するため、皮膚にわざわざ静脈を描いたそうです。厚く塗った白粉の上に静脈を描くって、不自然にならないんでしょうか?
「入浴にロバのミルク」
美容にこだわるエリザベス1世ですが、実は月に1度しか入浴しなかったとか。でも月に1度の入浴の際も、美容に対するこだわりっぷりを発揮。当時としては安くないはずのロバのミルクで身体を洗ったと言われています。なんて贅沢なんでしょうか。でも、もうちょっとお風呂に入ったほうがよい気もしますが…