仲の良かった友達がどんどん結婚していって、毎月のようにお祝儀を包む日々。
あれ？ 私って結婚適齢期過ぎてる？ 幸せそうな新郎新婦を見ながら、なんだか出遅れてしまった気持ちになった経験がある方はいませんか？
最近は晩婚化が進み、女性の社会進出と共に結婚する年齢もさまざまになってきました。みんなが考える結婚適齢期っていつなのでしょう？ 解明していきます。
目次
日本女性の平均結婚年齢は「29.4歳」
厚生労働省が発表しているデータを見ると、平成27年での平均初婚年齢は女性の場合29.4歳。平成5年頃は26.1歳でしたが、そこから徐々に上がっています。
平均で29歳、ということは普通の女性は29歳までに結婚相手と巡り合っています。
「30歳になったら婚活しよう！」と思っているあなたは、すでに手遅れの可能性がある！と言っても言い過ぎではないかも。
また現在は16歳以上になると女性は婚姻関係を結ぶことが認められていますが、実は2022年の4月から結婚年齢が男性と同じ18歳に引き上げられることをご存知ですか？
この影響もあり、女性の結婚年齢はますます上がっていくと予想されます。
しかし、これはあくまで平均年齢のお話。実際にみんなが理想としている結婚年齢はいくつなのでしょうか？
みんなの理想の結婚適齢期は「28歳」
マイナビウーマンが20～30代の未婚女性に行なったアンケートの結果を見ると、結婚適齢期として最も多くの票が入ったのが「28歳」でした。
つぎに27歳、25歳、26歳、30歳、と続き、多くの人が「20歳後半から30歳までの結婚」を理想としていることがわかります。
子どもを産むことも考えると、なるべく30歳までに結婚しておきたいというのは女性なら誰しも思ったことがあるのではないでしょうか。
この時期に結婚ラッシュを迎える人が多いので、幸せそうに結婚していく友達を見て、だんだん焦りはじめるなんてこともありますよね。
結婚年齢が「早すぎた」「遅すぎた」という人の声
「22歳で知り合って26歳で結婚しました。今思えば、早すぎたかもしれません。いろんな恋愛をして、酸いも甘いも知ってからでも良かったかも。もっと遊びたかったというのが正直なところです。30過ぎても独身の方、正直ちょっと羨ましいですね。30過ぎて子ども欲しいと思ってからでも遅くなかったのではないかなと思います」
「22歳で結婚、23歳に一人目を産んで、25歳で2人目を出産しました。体力があったので子育てはしやすかったけど、もっと青春を楽しみたかったかな」
「26歳で結婚しました。そんなに遅いとは思っていないけど、妊娠するまでに数年かかって子どもを産む頃には30代に。できれば20代で産みたかったのが本音です」
「20歳から付き合って27歳で結婚したけど、22歳くらいのときに真剣に考えれば良かったかもしれない。結婚後に不妊で悩む時期があったので…」
「34歳で結婚しましたが、仕事で役職がついてしまい、人手不足で子どもがつくりにくい状況に。平社員のときに結婚・妊娠したかった…」
「24歳で結婚したので早いほうだと思うのですが、子どもを産んだのが27歳で、もっと早く産めば良かったと今では思います。子育てが一段落したときに仕事がかなり限られてしまいます…」
「28歳で結婚したけど、本当は20代前半が理想でした。若いお母さんにずっと憧れていたのと、子どもをたくさん欲しかったので」
やはり20代後半から30代で結婚している人が多いようですね。適齢期での結婚ですが、早かった・遅かったどちらの声も見られました。
早かったと思う人は、20代前半で結婚したため「若いうちにもっと楽しんでおきたかった」「もっと人生経験を積んでからでもよかった」という意見が多いようでした。
一方、遅いと感じている人は結婚というより「出産・育児」が遅くなってしまったので、もっと体力があるうちだったらと感じる部分があったようです。
結婚適齢期は何で考えるべき？
年齢を軸に考えてしまうと「25歳」で早いと感じる人もいれば、遅いと感じる人もいて、いくつで結婚するのが最適かは人による部分が大きいですよね。
自分に合った結婚年齢を知るには「何を優先させるか」で考えてみてはいかがでしょうか。
恋愛結婚なら26歳から27歳、婚活ならば30歳には動きだそう
「恋愛結婚で出産も希望している」という黄金パターンの場合、結婚適齢期的には25歳ごろには結婚を意識しておかないと厳しい現実が待っている可能性があります。
お付き合いしている男性が結婚願望がない場合、別の相手を探す必要があります。恋愛結婚の場合、1年付き合って結婚というはなかなかのハイペース。2年ほどの交際期間を考えると、25歳を超えたら結婚を意識しはじめて遅くはないでしょう。
婚活で出会う場合は、お付き合い期間を圧縮できる場合があります。30歳でも結婚はできる可能性は残されています。ですが、婚活市場で相手から選ばれることを考えると、20代と30代では扱いが大きく違うことは知っておいてください。
やっぱり理想の人と出会えたとき
結婚に関する声を見ていると、もっと早く結婚したかったと思うけど、そのときは旦那に出会えていなかったという意見も。
結婚には必ず相手が必要です。
そう考えると、2人の考えが合致したときが結婚に最適なタイミング。自分だけの意見を押しつけず、2人で考えたほうが良好な関係を保てます。
いくつであろうと、この人とずっと一緒にいたいと思える人に会えた、それが2人の間のベストな「結婚適齢期」と言えるかもしれません。
子育てを考えるなら20代前半が良いかも
子どものことを考えると20代の早い時期に結婚しておくのが良い、という既婚者の意見が多く見られました。
その理由は「体力のあるうちに子育てしたい」「子どもが自立した後、働きに出たい」「20代のうちから不妊に悩まされて産むのが遅くなった」「実家の両親が動けるうちに子育てを手伝って貰えた」というもの。
出産や子育ては理想や計画通りにいかないことも多いようです。子育てを希望しているのであれば、できるだけ早く動くのがベストです。
遊び足りないならゆっくり考えてOK
結婚後に、もっといろんな人と恋愛したかった、青春っぽいことを経験したかった、という意見もありました。ただ早く結婚すれば良いことばかり、ではないようです。
仕事で挑戦してみたいことがあったり、子育てに追われないうちにいろんなところへ遊びに行きたいという人は、結婚を急がなくても良いのではないでしょうか？
人生をどう生きるかはあなた次第です。結婚年齢に縛られ、世間の目ばかり気にせず、振り返った時に後悔しないため、自分に正直な選択をしましょう。
若くして結婚して「遊べなかった」ことを後悔する人生もあるでしょう。逆に、結婚できなかったことを悔やみながら、残された数十年を孤独に過ごす人生もあるでしょう。
全て自分で選択したこと。どちらが良かったのかは誰にも解らないのですから。
35歳を過ぎると結婚しにくくなるって本当？
本当です。男性も女性といった性別は関係なく、35歳よりも34歳のほうが間違いなく結婚しやすいです。
世間一般の結婚適齢期である28歳を過ぎているということは、普通に結婚願望がある人たちは結婚というイベントをすませています。結婚市場に残されているのは様々な事情があるにせよ、結婚適齢期を過ぎても結婚しないという選択肢をとった人たち。
残された人たちが少しでも良い条件を狙って争うために、競争は必然的に厳しく激しくなります。
年齢を重ねたぶん、人間的にも年収的にも成長できているかも知れません。ですが、結婚や出産に対しての最大の武器である「若さ」を、確実に失っていることは自覚しておいてください。
それでも結婚できないわけではありません。僅かでしょうが結婚できる可能性は残されています。結婚したい！とお考えであれば、1秒でも早く婚活に向けて動き出すことをオススメいたします。
よく聞く結婚適齢期はあくまで目安
20代後半あたりを結婚適齢期だと考える人が多くいましたが、それはあくまで目安です。
女性の活躍の場が多岐にわたるようになり、10代の早い時期に結婚する人もいれば、30代や40代になってから結婚を考える人も増えてきました。
「結婚年齢」にとらわれず、自分に合った理想の結婚時期を考えてみましょう。
もし、今すぐにでも結婚したいという気持ちがあるなら、行動あるのみ。積極的に出会いの場に顔を出し、結婚のきっかけを探してください。街コンには様々な企画があり、自分に合ったイベントを探せますよ。恋活・婚活に役立ててみてはいかがでしょうか。