近年はSNSやマッチングアプリなどの普及があり、ネット上で知り合った男女が恋愛関係になることは少なくありませんよね。ネットやオンラインから始まる恋愛、いわゆるネット恋愛(オンライン恋愛)について詳しく説明していきます!
現実に、ネット恋愛をきっかけに結婚するカップルは、まったく珍しくありません。結婚したカップルのうち、なんらかの形でネットで出会って結婚したカップルは4割ほどと言われています。
しかし、画面上の交流だけでリアルに顔を合わせての交流をしないネット恋愛については、なかなか本気になれない方が一定数居るのも事実。かつては「出会い系サイト」と呼ばれていたことで、真剣な恋愛というよりは遊び要素が強いイメージが残っている人もいるでしょう。けれど、オンラインで始まる恋愛を本気の恋愛にアップデートしてしまえば、問題無いとはおもいませんか?
そこで、ネット恋愛を本気にさせる・本気になるための方法と、相手が本気かどうかを見分けるサインをご紹介します。
目次
本気のネット恋愛をするための6つの方法
自分を盛りすぎない・偽らない
異性に少しでも自分を良く思ってもらいたいからと、プロフィールや写真を盛りすぎたり、詐称したりするのはNG。暇つぶしだったり遊びの短い関係をつくりたいなら問題ありませんが、本気の恋愛をするなら、まずは偽りない自分で相手と向き合う必要があります。
年齢、学歴、職業、容姿など嘘や盛りすぎていたことがバレれば、相手に嫌われたり、会った途端に相手が冷めたりする場合も。本気の恋愛なら将来的には結婚の可能性だってあるわけですから、飾りすぎない自分で相手にぶつかりましょう。
ネットで出会ったちょっと大人な彼女と意気投合。付き合い始めて半年後には結婚しようと順調だったのですが、結婚一週間前になって「実はバツイチ」「実は年齢を8歳サバ読んでた」「本気で好きになったから言えなかった」と突然の告白…。他にもどんな嘘があるか解らないのが怖くなって、即サヨナラ、式場キャンセル、両親、親戚、友人には平謝りしました。ネットだろうが現実だろうが嘘はダメ。ゼッタイ。(26歳男性/横浜)
共通の話題を見つけて掘る!
オンライン恋愛の場合は、離れていることをネガティブに感じてしまいがち。しかし、離れていても共通の趣味や興味があれば話題につきることはありません。
メッセージのやり取りを楽しく続けるためにも、共通の趣味や話題を見つけることが大切です。家の近くにあるコンビニの話、今日食べたランチの話、一人で暇な時間になにをやっているのか、どんなことでも話してみて、相手との共通点を探っていきましょう。
もし、共通の話題が見つからないときは、相手の好きなもの・興味があるものを語ってもらいましょう。そして、共通の話題を盛り上げるためにも、あなたもその「好きなもの」を好きになりましょう!
自分の好きなものに興味を示してくれる相手が気にならない人はいませんよ。
軽々しく「好き」と言わない
ネット恋愛は対面でのやり取りでないこともあり、盛り上がってくると簡単に「好き」と口にする方がいます。しかし、相手を本気にさせたいのなら「好き」という言葉は軽はずみに言わないほうが賢明です。
「好き」と言われると相手はあなたを手に入れた達成感を得る一方で、「簡単なものだ」と感じてしまい本気になれなくなってしまうのです。相手とのやり取りが盛り上がってきても、「好き」の言葉はここぞという時のためにとっておきましょう。
古い人間なのかも知れませんがネットで言われる「好き」は「こんにちは」くらいにしか感じれません。私も言いたいけれど我慢してます。会ったときに心から言いたいから…。(31歳女性/仙台)
急接近しない
すぐに「会いたい」と言ってくる人もいますが、知り合って日の浅いうちは、相手に合わせて直接会わないほうがベターです。
本気のネット恋愛で大切なのは、スピードよりも慎重さ。会う以前に相手の人柄や性格をちゃんと確かめておきましょう。手短に会おうとする人や会うことに過剰にこだわる人は、単に体の関係を持つことが目的の可能性が高いので要注意。
また、知り合ってすぐに体を許してしまうと、それで満足してしまう方も多いのです。もしお誘いをOKしたとしても、その日のうちに一夜をともにすることだけは避けたほうがいいでしょう。
連絡の頻度を増やす
オンライン恋愛を盛り上げるためには、お互いの距離感をリアルにより近づけること。アプリでのメッセージやLINE通話のやりとりの回数や密度を、増やすことが大切です。
できるだけ頻繁に連絡を送り合い、「おはよう」から「おやすみ」まで連絡することは当たり前。連絡がこないと心配になるくらいまで習慣づけましょう。
お互いに時間がある時間には、テキストだけではなく通話はビデオ通話でより親密度をあげて、本気モードに持ち込んでいきましょう!
ここで注意点! 相手があまり連絡を取りたくないタイプの場合、お互いの連絡頻度を合わせたほうが良いかもしれません。しかし、オンライン恋愛なのに、連絡を取らないタイプの場合はオンライン恋愛に向いていないタイプの可能性があります。どうしてもその人がいい!というわけでなければ、別の相手を探したほうが精神安定的にも良いかも知れませんよ。
仲が深まってきたら実際に会ってみる
ネット上と現実とでは、誰でも大なり小なりギャップがあるもの。ネット上では丁寧な文章を使う方でも、実際に会ってみると無骨なふるまいをする方だったなんてこともあります。
ネット上のやり取りでも続けていればある程度相手のことがわかってきますが、実際に会ってみないと相手がどのような人かを確かめることはできません。ネット上でどんなに良い雰囲気になっても、いざ会ってみると「なんか違う…」というパターンも珍しくないです。
会う場所は人気の多いカフェやレストラン、ショッピングモールなどを選ぶのがベスト。人目のある場所なら、万が一のことを心配せずに相手との時間を過ごせますよ。
ネットだと饒舌で気遣いもできて楽しかったのですが、初めて会ってみたら言葉も少ないし、ちょっとクールすぎな彼。「あれ、なにか違うかも」と思ってしまい切ろうとしていたのですが、「ネットだと緊張しなかったけれど、会ったら綺麗すぎてうまく話せなかった」と、帰宅後ネットで言われました。直接言ってくれたらもっと嬉しかったんだけどなー。でも会ってよかった!(24歳女性・福岡)
気づいて!ネット恋愛相手からの本気のサイン
ここまでネット恋愛を本気の恋愛にするためのポイントをご紹介しました。続いては、ネット恋愛の相手が本気の時に出すサインを解説します。ぜひチェックしてみてくださいね。
連絡や反応が多い
好意のない相手に、頻繁に連絡などしませんよね? メールや電話、SNSなどで相手がよく連絡や反応してくるなら、本気の可能性が高いです。なかなか会えない関係だから、たくさん連絡したり反応を示したりして関係を築こうとするんですね。
プライベートな話をしてくれる
家族や友達、仕事などプライベートな話をしてくれるのも、本気のサインの一つです。
特に悩みを相談してきてくれたなら、相手はだいぶあなたに心を許しているでしょう。できるだけ丁寧に聞いてあげてください。親身な対応をすれば、好感度はさらにアップするはずです。
体調を心配してくれる
「風邪ひいたー」「最近調子悪いな~」という言葉に、気づかいの声をかけてくれる方には本気の関係を期待してもいいでしょう。
すぐに電話をかけてくる、詳しく様子を聞いてくるなど心配してくれるのは、あなたを想う気持ちがあるからですね。好意のある異性が弱っている時に元気を出してほしいと思うのは、男女共通です。
会う話を出す
本気の恋愛なら、直接会ってちゃんと相手のことを知りたいと思うものです。しかし、知り合って間もないうちから会いたがる方は、遊びのつもりかもしれませんので気を付けてくださいね。
しっかりとやり取りをしてお互いをわかりあってからのタイミングで、会うと話題を出して、「いつ、どこで会おうか」と具体的に話を進めようとする方は、二人の関係を本気で考えてくれている確率大です! 勇気がいると思いますが、あなたも相手に気持ちがあるなら安全な場所で会ってみましょう。
オンラインの出会いを真剣な恋愛にするためのコツ
ネット恋愛で本気になる・本気にさせるためのコツを掴んで、ネットだけで終わらないカップルになりましょう。
チャットやLINEだけではなくビデオ通話を楽しもう
文字よりもお互いをもっと身近に感じるために、ビデオ通話を積極的に使いましょう。声を聞いたり、顔を見ることで2人の心の距離がぐっと縮まります。
とはいえ、いつでもカメラをONにしておく必要はありません。寝る前の「おやすみ」のときだけビデオ通話をすれなどして、メリハリをつけたコミュニケーションをすることでいつでも新鮮な気持ちで恋愛できますよ。
リアルでデートは必須!
2人共が恋愛モードに入った、と確信したらリアルデートには積極的に誘いましょう。実際に会うという話がでるだけで、否が応でも気持ちが高まります。会ったときはネットのノリは一旦置いて、じっくりと相手の良い部分を見つけていきましょう。
実際に会ったときの直感も大切ですが、初めてのリアルの出会いではお互いが緊張していたり、想像だけで相手を美化していることもよくある話です。現実が見えたうえで、改めてネットでのコミュニケーションを築いていくことをおすすめします。
明らかに「生理的に無理…恋愛はないな…」と思わない限りは、もう一度くらいは会っておきましょう。
嘘をついたりごまかしたりしない
マッチングアプリで良くあるのがプロフィールの嘘。どうせバレないだろうと、身長・体重をごまかしたり、年収を盛ったり、自撮り画像を強烈に修正したり…。でも、その嘘やごまかしは真剣な恋愛には不要なものです。ついた嘘をごまかすために、更に嘘をつくことになるのは避けたいですよね。
なによりも、小さな嘘でもバレたら信用を失います。もし、最初に嘘をついてしまっていたら、プロフィール登録時には●●●だったけれど、いまは違う、と正直に自分から言うことをおすすめしておきます。
ありのままの自分を愛してもらうためには、いつだって誠実な態度が一番ですよ。
まとめ
ネット恋愛をする方に軽い気持ちの方がいるのは否定できませんが、ネットで出会って恋人になり、最終的には結婚までたどり着いた二人も少なくないのが事実です。上記で紹介した4つの方法を参考にしながら、ネット恋愛を本気の恋愛に変えていきましょう。
それでもなかなか相手の気持ちがわかりづらく、うまく発展していかない、という場合には出会いの方法を考え直すのも手かもしれません。ネット恋愛は最初はお互いの顔が見えない分、気軽にはじめられる点がある一方、本気になりにくい点もあります。
そろそろ本気で出会いたい!という人は思い切って婚活パーティーや街コンへの参加も考えてみてはいかがでしょうか。